今日のトピックス、「排出権取引の矛盾」「農業廃棄物でバイオ」「学校に太陽光発電は?」「ヤンバルのノグチゲラ」「オキナグサ」「トキ抱卵放棄の要因」「ドナウ野鳥危機」「ジンベエザメ、海へ」、ほか。
今日は、分室こと原発さんニュースクリップの時間確保のため、
こちらの記事巡回は早くに〆切りました。
今日夕方までのスクラップから、となります。
◆ ◆みんな大好き、地球温暖化の話題◆ ◆
07月06日 12:17 ニューズウィーク日本版(yahoo! 経由)
「非エコ企業」が儲ける排出取引の矛盾
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20110706-00000301-newsweek-bus_all
数字のからくり。
>今でこそケムプラストはクリーン操業が売りだが、長年にわたって工場排水を川に垂れ流していた。09年9月以降は1滴も排水を出していないと胸を張るが、活動家らの調査によれば、少なくとも04年から放出停止を当局から迫られていた。
>09年には川に流された排水から発癌性の塩化ビニルが検出。04年と07年には塩素ガス漏れもあった。地元では同社のせいで水と大気が汚染され、呼吸器系疾患や発疹、死産を経験した者もいるとの話が広まっている。
>もっとも、こうした問題は炭素クレジット集めに何ら影響しない。ケムプラストは07年以来、冷媒ガスの副産物HFC─23を焼却処理して炭素クレジットを稼いできた。HFC─23の温室効果係数は、CO2の実に1万1700倍。今や炭素クレジットで稼ぐ金額は冷媒ガスの売り上げの倍近くに達する。
>しかし環境に悪影響を及ぼす冷媒ガスの生産活動で儲けることが問題視され、欧州では13年5月以降、HFC─23の処理に炭素クレジットを与えることを認めないことになった。
>とはいえ今後も、エコとは言い難い企業が炭素クレジットで儲ける図式はなくなりそうにない。08年にケムプラストから5年契約で320万単位の炭素クレジットを買い取った大手証券会社系の会社は、それを欧米の化学会社に転売。この化学会社は自社の排出量をより高い値で売り、結局は利益を上げた。
非エコな企業が非エコな本業を行いつつ、マネーゲームで温暖化対策をしている(ことになっている)よ、という構図。
◆ ◆自然エネルギー系◆ ◆
07月06日 12:00 インド新聞(yahoo! 経由)
インド、農業廃棄物バイオ燃料に期待
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110706-00000002-indonews-int
>インドのバイオ燃料市場について、デンマークのノボジメス社は、11年5月に、「20年までには、ガソリン需要の59%を米、小麦、トウモロコシの農業廃棄物からのバイオ燃料で賄うことができる」という調査結果を発表した。
>インドにおけるバイオエタノールは、現在、さとうきびから砂糖を製造する過程の副産物である廃糖蜜から製造している。
>今後、ガソリンの需要は年8.5%の伸びと予想され、17年には300億リットル以上のガソリンが必要となる。廃糖蜜からのエタノールだけでは、「バイオ燃料政策」の目標を達成できないが、インドでは原料となる農業廃棄物が、豊富で「農業廃棄物からのバイオエタノール製造」に期待が高まっている。
廃棄物こそエネルギーに。
07月06日 13:06 毎日新聞(yahoo! 経由)
太陽光発電:学校に設置、知事「大変有望」−−6月県議会 /滋賀
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110706-00000173-mailo-l25
滋賀県、頑張る。
>山田議員は「エネルギーは小規模分散型を基本とすべき。約400校に50キロワットの設備を設置すれば、メガソーラーと同規模の2万キロワットの計算になる」と提唱し、見解を尋ねた。
>嘉田知事は「大変有望」とする一方で、制度上の課題や設置が長期に及ぶ点を挙げ、答弁では「教育委員会や市町とも連携して検討していく」と述べるにとどめた。
メガソーラーよりも地産地消。
◆ ◆石油文明と環境破壊◆ ◆
07月06日 00:18 朝日新聞
中国渤海の海上油田で原油流出 琵琶湖の1.25倍
http://www.asahi.com/international/update/0705/TKY201107050756.html
朝日でもようやく報道。
>中国国家海洋局は5日、山東省沖の渤海にある海上油田「蓬莱19―3」で6月上旬から原油流出事故があったことを公表し、周辺海域約840平方キロに原油による汚染が広がったと明らかにした。
◆ ◆希少種・絶滅危惧種◆ ◆
07月06日 琉球新報(yahoo! 経由)
ヤンバルの森 たくましく ノグチゲラ、台風倒木から巣立ち
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110706-00000014-ryu-oki
写真も素敵ダ。
>台風2号、5号で倒された国頭村西銘岳のイタジイから、ノグチゲラのひな2羽が無事に巣立った。環境省の委託を受け、ノグチゲラの追跡調査をしている渡久地豊さん(48)が確認した。同省やんばる野生生物保護センターは「倒れた木から巣立つのはこれまで例がない」としている。
>一方、屋我地鳥獣保護区では3日、渡久地さんがコチドリのひな2羽と親鳥2羽を確認した。コチドリの繁殖が県内で確認されたのは4カ所目で、北部では初めて。渡久地さんは「30年観察しているが夢のような出来事」と喜んでいる。
>巣を作った木が倒れると、天敵に捕食されたり雨水がたまっておぼれたりする危険性が高まるという。渡久地さんは「無事巣立ったのは奇跡的と言っていい。台風で県内全体が大きな被害を受けたが、ノグチゲラは負けずに頑張っている」と声を弾ませた。
嬉しい結果もだが、調査など地道な活動をされている現地の皆さんのご努力にも胸が熱くなるし、頭が自然と下がる思い。
07月06日 14:39 毎日新聞(yahoo! 経由)
オキナグサ:「今年は盗掘防げそう」 「パトロール効果」−−白山 /石川
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110706-00000236-mailo-l17
つか、採るな! 盗るな!!
>オキナグサはキンポウゲ科の多年草。環境省が「絶滅危惧2類」に指定する希少植物で、県内では白山でのみ自生する。しかし、同センターによると、昨年に約10株、一昨年にも数株が盗掘された。同センターは「このままでは絶滅する」として今年、パトロールを実施していた。環境省によると、オキナグサは、和歌山県内や千葉県内でも自生していたが、姿を消した。同省は「自生地減少の主因は、園芸目的の採取。今回はパトロールの効果があったのだろう」と評価
採取業者も買うアホも、高い高い高い罰金を払わせて二度とそういうことせぇへんようにガツンとお灸を据えないと。
07月06日 18:45 時事通信(yahoo! 経由)
テン襲撃の可能性も=放鳥トキのペア、抱卵放棄で―環境省
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110706-00000097-jij-soci
自然は厳しいねんな……当たり前やが。
>同省によると、このペアの巣付近の木でテンが複数回目撃されたほか、住民がトキの激しい鳴き声を聞いたという。他のペア1組も回収された卵が少なく、テンやカラスに食べられた可能性がある。
トキ……
07月06日 18:56 AFPBB
ドナウ川流域で野鳥が激減、湿地の消失が原因 WWF
http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/environment/2810981/7463902
>世界自然保護基金(World Wildlife Fund、WWF)は5日、水位が過去最低レベルまで下がったドナウ(Danube)川のブルガリアとルーマニア流域で、野鳥の個体数が激減しているとの調査結果を明らかにした。
>WWFの「ドナウ・カルパチア・プログラム(Danube-Carpathian Programme)」のコーディネーター、イバン・フリストフ(Ivan Hristov)氏によると、ドナウ川の水位が下がったため湿地が乾燥し、野鳥が巣を作り子育てする場所を見つけられないためだという。フリストフ氏は「これが偶発的な現象ならば長期的には問題ないが、このまま川の水位が下がり続ければ、重大な問題に直面することになるだろう」と懸念する。
サギ、ウ、ヘラサギ、トキ、などが数を減らしているとのこと。
◆ ◆その他 動物系◆ ◆
07月06日 13:16 朝日新聞
泳げ「大くん」大海を ジンベエザメ、療養終え放流
http://www.asahi.com/national/update/0706/OSK201107060070.html
そもそも飼育に向かない野性動物を飼育しようなどということ自体が、おこがましいことやねんけどな。
>大くんは推定年齢9〜10歳で、昨年11月時点で全長5.22メートル、推定体重1.4トン。2007年9月に同県大月町沖の定置網に入り、海遊館の研究施設「海洋生物研究所以布利センター」で飼育後、08年6月に海遊館に運ばれた。
>もう1頭の「海くん」とともに人気を集めたが、昨年末から食欲不振になり、年明けから同センターで療養。元気な頃と同様に約10キロのオキアミを食べるまで体調が戻ったが、放流するのが最適と判断された。
◇ ◇ ◇
暑さでばてそうなので、今日はこの辺で。
では、原発さんのスクラップの方へと移行します。
それではまた、次回に。
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今回のトピックス、「温暖化対策閣僚会議」「中国海上油田事故続報」「御堂筋に自転車道を!」「チンパンジーの知性」「渡り鳥の越冬地を確認」、など。
暑さで調子が滅茶苦茶です……
◆ ◆みんな大好き、地球温暖化の話題◆ ◆
07月04日 毎日新聞
地球温暖化対策:独で閣僚会合開始 35カ国参加
http://mainichi.jp/life/ecology/news/20110704ddm002030150000c.html
>京都議定書に定めのない2013年以降の地球温暖化対策の国際枠組みづくりに関する閣僚級国際会合が3日、ベルリンで始まった。今年末に南アフリカで開催される気候変動枠組み条約の第17回締約国会議(COP17)に向け、難航する国際交渉を促進させるのが狙い。
集合は35カ国とのこと。
◆ ◆石油文明と環境破壊◆ ◆
07月04日 12:28 サーチナ(yahoo! 経由)
海上油田事故は過去にも頻発、情報公開せず―中国
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110704-00000034-scn-cn
07月04日 14:40 サーチナ(yahoo! 経由)
海上油田事故での原油流出事故、調査レポート5日に公開へ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110704-00000047-scn-cn
続報。
>中国海洋石油が渤海の蓬莱油田で原油漏れの発生を認めたのは7月1日、事故が発生してから半月後だった。同社の関係者は事故処理は終了し、周囲の環境に影響は出ていないとするコメントを出したが、事故現場付近では10日前ごろから原因不明で死ぬ養殖魚が出始めたという。魚が死んだ原因は現在調査中だが、養殖業者は原油流出の影響を疑った。
>中国海洋石油が操業する油田では同様な事故が頻発していることも明らかになった。2007年ごろに同じ地域で大規模な汚染事故が発生したほか、今年5月にも渤海北部での開発作業中に油漏れが起きた。いずれの事故についても企業側からは原因や結果の説明がなかったという。
さらに続報。
07月05日 13:02 サーチナ(yahoo! 経由)
渤海湾の油流出、インターネットから発覚、びっくり隠ぺい体質―中国
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110705-00000034-scn-cn
>今回の事故は、あるウェブサイト上に「中国海洋石油の油田で重大な流出事故が発生した」と書き込まれたのが発覚のきっかけ。しかし、中国海洋石油が事実を認めたのは発生から半月後の7月1日。国家環境保護部、国家海洋局及び山東省の関係部門も、原油流出量、原因、環境への影響について、はっきりとした説明をしていない。
>中国中央人民広播電台は3日、「流出事故の基本処理は完了した。流出範囲が約200平方メートルと比較的狭かったため、事故海域及び環境への影響は比較的小さい」とする中国海洋石油の関係者の談話を伝えたが、「長さ3キロメートル、幅2、30メートルにわたって油が流出している」とする一部メディアの報道内容とは大きな開きがある。
07月05日 16:58 サーチナ(yahoo! 経由)
中国国家海洋局が発表、渤海の海上油田で原油流出840平方キロ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110705-00000060-scn-cn
07月−5日 19:34 時事通信(yahoo! 経由)
油漏れ事故で釈明=流出量明かさず―中国当局
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110705-00000107-jij-int
やっとというか、しぶしぶと。
◆ ◆まちづくりとエコ◆ ◆
07月05日 00:58 朝日新聞
御堂筋の側道廃止し歩道・自転車道に 大阪・検討会提案
http://www.asahi.com/national/update/0705/OSK201107040179.html
懐かしの御堂筋。あの側道か。
>国交省は2008年、御堂筋の管理権を大阪市に移管する方針を示し、国道から市道になる方向が決まっている。車の通行量は40年前より4割減の3万6千台になる一方、自転車は約7倍に増加。歩行者と自転車の接触事故や放置自転車が課題となっており、同省や市、周辺住民らによる検討会が09年から街路の再整備を議論してきた。
◆ ◆希少種・絶滅危惧種◆ ◆
07月05日 06:43 朝日新聞
チンパンジー、他者の行動理解 学習で身につける
http://www.asahi.com/science/update/0704/OSK201107040165.html
>チンパンジーは、相手をまねるだけでなく、相手の行動の意味を理解して振る舞うことができる。
まあ、われわれの兄弟姉妹なわけだからして。
07月05日 ナショナル ジオグラフィック
ブッポウソウとマミジロの越冬地を確認
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=00020110705001&expand
おお! これは貴重な研究結果。
>ブッポウソウやマミジロは夏に日本で繁殖し、国外で越冬する。これら夏鳥には近年、数が減少しているものが多い。ブッポウソウは環境省のレッドブックで絶滅危惧1B類(近い将来絶滅の恐れが高い種)に指定されており、マミジロも減少が指摘されている。
>夏鳥が減少している原因としては越冬地の環境破壊も考えられるため、山階鳥類研究所は、ジオロケータによる追跡を試みた。装着して約1年後に回収した記録装置のデータから、広島県で繁殖したブッポウソウはボルネオ島北部で、また静岡県で繁殖したマミジロはカンボジアで冬を越したことが明らかになった。
>ジオロケータは、明るさを記録する装置で日の出、日没の時刻などから鳥が移動した緯度経度が推定できる。
ジオロケータについては、上記リンクでもうちょっと読むと吉、かもしれへん。
◇ ◇ ◇
メタメタ、困ったもんです……
取りあず、今日はこの辺で。
尚、明日は「原発さん」の方を優先する方向です。
それではまた、次回に。
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今日のトピックス、「LEDで節電・省エネ、原発減らせるよ!」「くいだおれ太郎も節電」「ハッチョウトンボはボランティアを欲す!」、など。
昨日は深夜まで分室(カメのて・原発さん)の件に追われていましたが、
けれどもまだ大量にスクラップが残っているというありさま。
何とかしていくつもりではあるのですが。
こちらは、今日は少なめです。というか、見落としていた積み残し中心です。
◆ ◆やればできる省エネ◆ ◆
06月27日 15:01 毎日新聞
<LED照明>白熱灯・蛍光灯置き換え 節電は原発13基分
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110627-00000037-mai-soci
結構なボリューム。びっくりや。
>日本中の白熱灯や蛍光灯を消費電力の少ないLED(発光ダイオード)照明に換えた場合、国内の年間電力消費量の約9%に相当する922億キロワット時の節電になることが、経済産業省所管の財団法人・日本エネルギー経済研究所の試算で分かった。節電分は原子力発電所13基分の発電量に相当し、同研究所は「導入促進は、即効性が高くて持続性もある省エネ対策となる」と指摘する。
>課題はコストで、価格は電球型で白熱灯の約20倍以上、蛍光灯の2倍以上かかり、初期費用は高い。全てをLED化すると初期費用は15兆7000億円かかる。一方、白熱灯のみを全てLEDに置き換えた場合でも273億キロワット時、原発4基分の節電効果が見込まれ、費用は8500億円に抑えられるという。
原発の事故処理費用を考えれば、はるかにリーズナブルやと思うねんけども。
07月01日 08:02 スポーツ報知(yahoo! 経由)
「くいだおれ太郎」節電協力のため、1日から夏休み…電源プラグ抜くで〜!
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110630-00000316-sph-soci
おや、懐かしい。
>1日から太郎は「暑い時間は太鼓もお休みしますねん わてもセツデンですねん」と吹き出しをつけた状態でストップ。再びコンセントに電源プラグが差され、再稼働する日はまだ決まっていない。
>いったんはその動きを止める太郎だが、水面下では「新生・太郎」へのプロジェクトが着々と進んでいた。「太郎カンパニー」の柿木央久代表取締役(44)は「太陽光と蓄電池を組み合わせた自然エネルギー利用で太郎を稼働させる方向で考えています」と
太陽光もええが、目の前の道頓堀川の水力発電はどないやろか……(←無理!)
◆ ◆希少種・絶滅危惧種◆ ◆
07月03日 15:17 毎日新聞(yahoo! 経由)
ハッチョウトンボ:激減 人手なく管理できず−−海陽・トンボ公園 /徳島
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110703-00000202-mailo-l36
これは難しい……
>トンボとしては世界最小級で、体長は約15〜20ミリ。日当たりの良い湿地でしか生きられず、全国各地で保護活動が行われている。
>長年、トンボ公園で観察してきた中山徹さん(69)=牟岐町=によると、ピークの6月には毎年100匹以上が確認されていた。しかし、今年は6月に入っても最大で10匹程度しか確認できない状態が続いているという。
>町などによると、1970年代後半に、現在は公園がある谷あいの水田でハッチョウトンボを初確認。93年に海部町(現海陽町)が公園として整備した。産卵する湿地を維持するため、町はボランティアの愛好家らと共同で草刈りなどの維持管理を実施してきた。しかし、旧町合併で職員の人手が不足し、ボランティアの高齢化などもあって今年は手入れができず、荒れた状態になっているという。
う〜む……
◇ ◇ ◇
少ないですが、今日はこれにて。
昨日の時間配分が響いているので、今日はそろそろ寝ないと……
それではまた、次回に。
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今日のトピックス、「三峡ダムで環境悪化」「ヤンバルクイナ交通事故多発」「ハゲコウさん無事!」
流石に土曜日は記事が少ないようで、少しホッとしています。
けれども、「原発さんのスクラップ」の溜まり具合は深刻です……
◆ ◆開発と環境破壊(海外編)◆ ◆
07月01日 18:32 AFPBB
三峡ダム周辺で地震頻度が30倍に、政府も弊害認める
http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/environment/2809711/7440416
以前散々否定していた件、中国政府も渋々と。
>三峡ダムの建設は1994年に始まった。建設にあたって、巨大ダムの大量の貯水の重みによって一帯の地質が変化する恐れや、数百万人が移住を余儀なくされる点、ダムの存在が川の流れを遮断し、汚物がせき止められて水質汚染が進む問題などが指摘されたが、批判は受け入れられることなく、複数の反対派が収監されてしまった。
>カナダ・トロント(Toronto)のプルーブ・インターナショナル(Probe International)が公開した2010年の中国政府に調査結果によると、ダム周辺では2003年以降、大半はマグニチュード3以下と小規模ながら、地震の回数が30倍になった。
>カナダ・トロント(Toronto)のプルーブ・インターナショナル(Probe International)が公開した2010年の中国政府に調査結果によると、ダム周辺では2003年以降、大半はマグニチュード3以下と小規模ながら、地震の回数が30倍になった。
◆ ◆希少種・絶滅危惧種◆ ◆
07月02日 12:10 琉球新報(yahoo! 経由)
ヤンバルクイナ 非常事態すぐそこ 事故19件
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110702-00000014-ryu-oki
クイナ……
>環境省那覇自然環境事務所は1日、6月末時点で確認されたヤンバルクイナとケナガネズミの交通事故の発生件数を発表した。ヤンバルクイナは19件で、非常事態を宣言した昨年同時期の20件とほぼ同数となっている。ケナガネズミの事故は14件で、昨年同時期より4件多く、過去最多の年間17件を記録した昨年のペースを上回っている。
>7、8月はヤンバルクイナのヒナの成長期で、注意力がまだない若鳥が道路へ飛び出す可能性が高い。
>ケナガネズミは夜行性で主に木の上で生活しているため、道路上では動きが鈍く交通事故に遭いやすいという。
ヤンバルを運転する際には昼夜問わず速度に気をつけるのが大事とのこと。どうか、ぜひ。
◆ ◆その他、飼育動物系◆ ◆
07月01日 22:01 朝日新聞
山口で不明のアフリカハゲコウ、和歌山で発見 けがなし
http://www.asahi.com/national/update/0701/SEB201107010040.html
ハゲコウさん、無事! いや〜よかったよかった。
>秋吉台サファリランド(山口県美祢市)から姿を消したアフリカハゲコウの「キン」が和歌山県御坊市で見つかり、6月30日に無事保護された。少し痩せたが目立った外傷はないという。
記事には写真も。
◇ ◇ ◇
今日のスクラップはこの3つで。
尚、明日は、原発さん(クリップ分室) の方に集中するため、こちらはお休みします。
それではまた、次回に。
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今回のトピックス、「多企業が物流で協力、CO2を減らす」「セレンゲティ道路計画」「中国油田事故詳細不明」「迷子ペンギン続報」「カメ空港を占拠(おおげさ)」「津波アホウドリヒナも被害」「コアジサシ」「琵琶湖の日」、ほか。
実質は今日07月01日の昼間までのスクラップから放出です。
◆ ◆企業活動とエコ◆ ◆
07月01日 15:30 マイコミジャーナル(goo経由)
アサヒとキリンが物流部門の配送・回収で協業、東京ドーム8個分のCO2削減
http://news.goo.ne.jp/article/mycom/world/ecoscience/20110701-n34-mycom.html
個人的にも大注目。
>アサヒビールとキリンビールは6月30日、物流部門における環境負荷の低減および業務効率化を目指した取り組みを8月29日から開始すると発表した。
>実施エリアは、江東・江戸川・渋谷・新宿・中野・杉並の6区となる。10月末頃からは、東京都内の他エリアと神奈川県内の一部についても拡大する予定。
>また、従来配送ごとに荷量が少なくても実施していた空容器回収も役割分担が行われる。これにより、回収車の積載効率を向上させるとともに、商品配送後の空き車両に一般貨物を計画配車することで、環境負荷の低減を目指す。
>対象空容器は、ビールの空瓶、空樽、飲料の空瓶、炭酸ガスボンベ、パレットで、両社の製造拠点が比較的近くにある茨城県と愛知県の工場出荷エリアである、茨城・埼玉・長野・静岡の4県の一部地域からの空容器の回収を共同で行う。
◆ ◆開発と環境◆ ◆
06月29日 ナショナル ジオグラフィック
セレンゲティを分断? 新道路建設案
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20110629001&expand
29日のロイター、タンザニアのセレンゲティの件について、ナショジオから別の視点が。
>2010年の夏、タンザニア政府が全長53キロの商用高速道路の建設計画を発表すると、国際的な批判が巻き起こった。セレンゲティ国立公園を横断し、100万頭以上のヌーが草や水を求めて毎年行う大移動を混乱させる可能性があったからだ。
>「世界最大の保護された草原とサバンナの生態系」としてユネスコの世界遺産に登録されている同公園では、シマウマの群れ、ライオン、チーター、ハイエナなどの捕食動物、450種以上の鳥類も生息している。
>先週公表され、パリのユネスコ世界遺産センターに送られたタンザニア政府の公式文書によると、「計画中の道路はセレンゲティ国立公園を分断しない」と約束しており、当初の立場を撤回したように見える。
>一部のメディアや自然保護団体はこの文書を、商用道路計画を中止し、提案されている代替案を受け入れる宣言として解釈した。代替案では、公園の南側境界の外側に道路を作り、ヌーの移動を妨げない。
>だが文書には、「セレンゲティ国立公園を横断する53キロの区間は未舗装とし、現在と同様に観光事業と管理を主目的としてタンザニア国立公園(TANAPA)が管理する」とも書かれている。
>保護活動家の多くは、「メッセージがわかりにくい」と話す。「道路は公園を分断しない」と言いながら、「公園を“横断する”道路は未舗装にする」と述べているからだ。
うわー怪しいな、これ。実行されそう……
07月01日 11:00 サーチナ(yahoo! 経由)
中国最大の海底油田で原油流出事故、影響「現在のところ不明」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110701-00000020-scn-cn
07月01日 14:40 Record China(yahoo! 経由)
国内最大の海上油田で漏出事故か、詳細公表されず―中国
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110701-00000014-rcdc-cn
うわ。
>中国・京華時報の同日付の報道によると、渤海湾油田は中国海洋石油にとっての主要産油拠点。2011年第1四半期には生産比率57%と報告されている。その渤海湾の油田の一つで先日、石油の漏出事故が発生したとされているが、その具体的な場所・処理状況・海洋への影響などについて、同社広報や関係各部署はメディアからの取材を拒否している。 (レコチャ)
要注意&要注視。
◆ ◆希少種・絶滅危惧種◆ ◆
06月30日 07:13 AFPBB
迷子のコウテイペンギン、故郷へ泳いで帰ることに NZ
http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/environment/2809253/7441432
なんとか無事持ち返したらしい。ひとまずほっと。
>その後、普段は人間を治療しているトップレベルの外科医も参加した3回の手術を経て、容体が安定してきたという。
>ウェリントン動物園、ニュージーランド自然保護省(DoC)、マッセイ大学(Massey University)、そしてテパパ・トンガレワ(Te Papa Tongarewa)国立博物館の専門家らは29日、ハッピーフィートの今後を話し合うためにウェリントンに集結。そしてコウテイペンギンの生息域の北限に位置する、ニュージーランド南東の南洋に放す方針を固めた。
>しかし、ハッピーフィートが帰国の途につくのはかなり先になりそうだ。動物園の専門家は、ニュージーランドまでの長旅や砂を食べて内臓を傷つけたことでハッピーフィートの体重は激減しており、健康体に戻るまでには数か月かかるとみている。
06月30日 10:53 CNN
滑走路をカメの大群が横断、便の運航に支障 米JFK空港
http://www.cnn.co.jp/usa/30003223.html
カメ、勝利(←なんかちがう)。
>米農務省によると、たまたま同空港の第4滑走路近くに、ダイヤモンドガメの産卵場所となる砂浜があった。滑走路に出没したのは大部分がメスのカメで、受精は水中で行われるという。同空港は湾岸にあり、湿地に囲まれている。
>カメはこの日午前6時45分ごろから次々に姿を現し、港湾局が係員を派遣して別の安全な場所に移す作業を行った。
カメ助けをしてくれた皆さん、ありがとう!
06月30日 14:35 読売新聞(goo経由)
アホウドリも津波被害、ヒナ11万羽犠牲
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/world/ecoscience/20110630-567-OYT1T00629.html
前にも出ていたが、きちんと被害状況が判って来た模様。悲しい。
>当時、サンド島にいた滞在者81人は全員無事だったが、 平坦 ( へいたん ) な島々に生息するコアホウドリやクロアシアホウドリのヒナが流されるなどして大量に死んだ。4月上旬の調査では今年生育中のヒナの約22%に当たる11万羽以上が失われた。イースタン島では昨年11月、伊豆諸島の鳥島を巣立ったアホウドリのつがいが初めて産卵し、ヒナ1羽が成長。ヒナは津波で流されたが、現地関係者に救出され、6月17日までに巣立ったことがFWSによって確認された。
……(涙)……
07月01日 13:10 琉球新報(yahoo! 経由)
大きくなあれ コアジサシ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110701-00000014-ryu-oki
写真もまた愛らしい。どうもこういう親子ものに弱いな、自分。
>環境省の絶滅危惧種に指定されている渡り鳥のコアジサシ(カモメ科)が子育ての季節を迎えている。
>約50羽の群れを確認した那覇市内の埋め立て地では、28日、生まれたばかりのひなに休みなく餌を運ぶ親鳥の姿があった。
>コアジサシは夏鳥として県内各地に飛来。海岸の砂地や埋め立て地などで繁殖する。体長は約30センチで、夏羽は頭部が黒く、くちばしは黄色で先端が黒いのが特徴だ。
大きく、たくましく成長しますように。
◆ ◆新種! ◆ ◆
06月30日 20:19 AFPBB
フィリピンでも新種300種を発見、米機関
http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/science-technology/2809636/7444207
昨日のナショジオにも出ていたが、こちらの写真も素晴らしいので、再掲というかなんというか。
◆ ◆侵入種・移入種・外来種◆ ◆
06月30日 15:25 毎日新聞(yahoo! 経由)
びわ湖の日:あす30周年 暮らし支える生態系回復 暮らし支えた外来魚駆除 /滋賀
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110630-00000214-mailo-l25
07月01日は琵琶湖の日、知らなんだ。
>網にかかる外来魚が急増したのは85年ごろ。沿岸で産卵するニゴロブナやホンモロコなどが食べられて激減し、漁師らの収入は外来魚の駆除を進める県の助成金が中心になった。駆除の効果で収量は減少傾向にあるが、〓飼さんは「県の制度がなければ漁師は続けられなかった。漁師がいなくなれば生態系はもっと崩れていただろう」と話す。
>マザーレイク21計画で「昭和40年代前半レベル」が目標とされた琵琶湖の水質。この30年、赤潮の要因となるリンが減少し、透明度も緩やかに上昇するなど、着実に改善されてきた。ただし、県の調査によると、北湖のリンを除く水質項目の多くは、環境基準が未達成のままだ。
>項目の中で注目されるのは、汚濁の指標の化学的酸素要求量(COD)。79年度の観測開始以降、85年度から上昇に転じ、改善の兆しが見えない。
>滋賀農政事務所の統計によると、30年前に5000トン前後で推移した魚介類の漁獲量は減少の一途で、09年は1560トンにまで減少。外来魚と水鳥のカワウによる食害も深刻で、捕食量は年間で計約4500トンと試算され、漁獲量を大きく上回っている。
外来魚問題以外にも、課題がたくさん。滋賀県の人は環境意識が高い人が多いのになぁ……難しいねん……
◇ ◇ ◇
最後の装飾中にアップしてしまいました。
失礼しました。
直したところで、訂正分に差し替えました。
明日の更新は未定ですが、
なるべくここまで間をあけないようにします。
それではまた、次回に。
.
今回のトピックス、「懐疑論者、エネルギー企業から100万ドル以上受領」「四日市公害、当時の写真を募集」「コウテイペンギン、NZに漂着」「生物多様性保護でマダガスカルに融資」「サンショウウオ」「モリイシガメ」「アユモドキ」「キューバワニ交雑危機」「カモノハシ」「新種関連ざくざく」「斜面樹林化で自然環境再生」「さかなポスト パンク寸前」「カラスの賢さ」「小笠原、世界遺産へ」、ほか。
いろいろ諸事情が重なりました。
まだ本調子ではないのですが、大変溜めこんでしまっているので、
少しでも先に進めたいと思います。
全ての消化は難しそうなので、最悪でも28日分+αくらいを目標に。
◆ ◆みんな大好き、地球温暖化の話題◆ ◆
06月25日 毎日新聞
コメ品質:50年後、高温障害で劇的に劣化
http://mainichi.jp/life/ecology/archive/news/2011/06/20110625ddm041040076000c.html
まあ、前から言われていたことやったような気がすんねんけども。
>地球温暖化で二酸化炭素(CO2)濃度が1・5倍になると想定される50年後には、コメの高温障害が進み、品質が劇的に劣化することが、農業環境技術研究所(茨城県つくば市)の実験で分かった。25日に東京大で開かれる日本作物学会で発表する。50年後のCO2濃度は現在より200ppm(1ppmは100万分の1)高い584ppmになると想定されている。
06月28日 00:10 時事通信(yahoo! 経由)
温室ガス25%減目標見直さず=江田環境相
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110628-00000002-jij-pol
>江田五月環境相(法相)は27日の環境省での就任会見で、温室効果ガス排出量を2020年までに1990年比で25%削減するとした政府の地球温暖化対策の中期目標について「原発がこうなったから、すぐに目標はレベルダウンというのではない。目標達成のために汗をかき、知恵を絞り、国民の議論を起こすことが必要」と述べ、現時点で見直さない考え
06月29日 12:37 ロイター
気候変動懐疑論者のスーン氏、エネルギー企業から100万ドル以上受領
http://jp.reuters.com/article/jpnewEnv/idJPjiji2011062900379
♪よくある〜話ね〜♪
>昨年は、株式非公開のエネルギー企業コーク・インダストリーズの会長兼最高経営責任者(CEO)を務めるチャールズ・コーク氏の基金が、太陽の変化が気候変動に与える影響に関する研究のため、スーン氏に6万5000ドルを提供した。コークの共同オーナーであるデービッド・コーク氏は政治団体「アメリカンズ・フォー・プロスペリティー」の創設者で、保守系のティーパーティー(茶会)運動と連携して新たな大気汚染規制に反対している。
>情報公開法に基づいたグリーンピースの請求で明らかになった文書によると、スーン氏の得る資金は2002年以降、発電大手サザン社などのエネルギー企業や米国石油協会(API)からの拠出金が大半を占めるようになった。サザンは米国で最も石炭を消費している発電企業の1つだ。
◆ ◆それは、公害だった◆ ◆
06月24日 12:02 毎日新聞(yahoo! 経由)
四日市公害:当時の写真、市になし「資料館に欠かせぬ」 市民へ協力求め /三重 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110624-00000119-mailo-l24
>四日市公害の資料館の整備を進めている四日市市は、14年4月の開館へ向け、基本構想をまとめた。「過去を知り、学ぶ」「未来に役立てる」などの主題を掲げ、当時の写真を展示することなどを盛り込んだ。だが、市が保有する当時の写真はほとんど残ってなく、担当者は「写真は展示に欠かせない。保管している市民や環境団体、マスコミなどの協力も得たい。なぜ、写真がないのかは分からない」と話している。
お持ちの方は是非ご協力を。ぜひ。
◆ ◆自然エネルギー系◆ ◆
06月22日 16:38 産経新聞(yahoo! 経由)
北海道と秋田で地熱発電開発
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110622-00000574-san-bus_all
06月22日 19:18 レスポンス(goo経由)
北海道と秋田で地熱発電の共同調査へ…出光興産と国際石油開発
http://autos.goo.ne.jp/news/industry/158395/article.html
>地表調査の結果、試掘などを行い、2013年度末までに事業化するか判断する。ただ、実現したとしても発電までは約10年かかる見通しだ。
うーん、あくまでも調査段階か。
06月23日 07:08 AFPBB
KLM、使用済み調理油から作ったバイオ燃料使用へ
http://www.afpbb.com/article/economy/2808313/7414384
廃油使用のバイオなので、これは少し期待。でも分量足りるんやろか?
>バイオ燃料は主にレストランで出た使用済み植物油を使用する。当初は従来の燃料とバイオ燃料を半分ずつ混ぜたものを使用するが、バイオ燃料の価格が大幅に、かつ恒久的に下がれば、バイオ燃料の割合を100%にすることを検討したいという。
>なお、バイオ燃料の導入にあたりエンジンなどの技術的変更を行う必要はないという。
(関連)
06月25日 12:21 CNN
航空バイオ燃料に対する期待と懸念
http://www.cnn.co.jp/business/30003178.html
まーやっぱり基本は、必要な分だけ飛行機を使う、てなことになるのんとちゃいますかね。
06月24日 11:57 CNN
ソーラー飛行機で世界一周飛行を目指す男たち
http://www.cnn.co.jp/fringe/30003172.html
AFPなどがずっと追ってきているソーラーインパルスだが、CNNのこのアングルからの機体は初めてかも。カッコエエ。
>この飛行機を発案したのは、1999年に史上初の熱気球による無着陸世界一周飛行をなし遂げたベルトラン・ピカールら2人のパイロットだ。翼長は旅客機のA340並みの63.4メートルで、重量はスポーツカー並みの1600キログラム。スクーター程度のパワーしか出ないが、肝心なのは動力源は何かということだ。
>ソーラー・インパルスはその名の通り、大きな翼の上にびっしり並べられた1万1000個を超える太陽電池を動力源としている。燃料は一切使わない。
その趣旨もさることながら、機体のデザインがすばらしいといったら!
06月24日 goo不動産
仮設住宅1518戸に「緑のカーテン」 NPO法人が設置
http://house.goo.ne.jp/useful/news/20110624_06.html
猫ヒゲ ブログ向きのネタだけれども、こちらでフォロー。
>東日本大震災による仮設住宅に「緑のカーテン」を設置しているNPO法人緑のカーテン応援団は、6月19日までに1518戸への設置が完了したと発表した。本年度の活動はひとまず終了するが、今後も継続していく予定で、2012年までに1万5000戸、2013年までに3万戸の設置目標を立てている。
06月27日 01:05 読売新聞(goo経由)
耕作放棄地で太陽光発電、鹿野農相が前向き発言
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/world/ecoscience/20110626-567-OYT1T00493.html
06月27日 毎日新聞
太陽光パネル:耕作放棄地の4分の3に設置可能−−鹿野農相
http://mainichi.jp/life/ecology/archive/news/2011/06/20110627ddm003040122000c.html
>鹿野農相は26日、横浜市内で開かれた太陽光発電に関するシンポジウムに出席し、全国に約40万ヘクタールあるとされる耕作放棄地について、「約30万ヘクタールは(農地として)なかなか活用できない。その地を(太陽光発電の用地として)活用していけばいい」などと述べた。 (読売)
>農林水産省は、22日に開かれた「エネルギー・環境会議」に提出した資料で「耕作放棄地のうち、約17万ヘクタールが太陽光発電や風力発電に利用できる」と指摘。鹿野農相の発言は農水省の見解よりも踏み込んだもの (読売)
耕作放棄地の事情によりけりだから、一概に良い悪いは言えないような気がする。もちろん原発回すよりもずっとええねんけども。
◆ ◆ケミカル・ケミカル・ケミストリー 化学物質と環境汚染◆ ◆
06月28日 14:53 AFPBB
BPAにさらされたオスのネズミ、迷路でメスのように振る舞う 米研究
http://www.afpbb.com/article/life-culture/life/2809095/7436856
ビスフェノールA(BPA)の汚染、それによる影響については、まだまだ不明な部分が多い。
>ネズミたちを迷路に置いてみると、子宮内でBPAに暴露されていないネズミは正しい出口に通じる近道をすぐに学習したのに対し、BPAに暴露されたオスのネズミでは、一見正常に見えるものの、迷路をうまく切り抜ける能力が低いことが分かった。手当たりしだいに突き進んだり同じ間違いを繰り返したりしていたのである。
メスの様に振舞うというのはリードのミス。正確には本来の能力が低くなるとか、そういう感じじゃないかと。振る舞いがメスらしいというのは、誤解かと。メスネズミとの交尾成立率はかなり低いらしいが。
◆ ◆分ければリサイクル(たぶん)◆ ◆
06月22日 21:17 朝日新聞
使用済み紙おむつを建材・燃料に 福岡・大木町が収集へ
http://www.asahi.com/national/update/0622/SEB201106220018.html
燃料なら納得、建材だとちょっと複雑。
>紙おむつの再資源化については、大木町が2009年から、福岡県大牟田市などで紙おむつのリサイクルを手がける「トータルケア・システム」(福岡市)と収集方法などを共同研究してきた。
>町や同社によると、従来は使用済み紙おむつを一般ごみとして収集し、焼却処分していた。10月からは、15リットル入りの専用の袋(1枚15円)に固形物を取り除いたものを入れてもらい、町内50カ所に設ける専用ボックスで週1〜2回収集。同社に委託してパルプ材や廃プラスチックなどに分離・乾燥させ、防火板や燃料、肥料に再資源化する。
◆ ◆希少種・絶滅危惧種◆ ◆
06月22日 12:08 ロイター
海洋生物、6億年で6回目の絶滅の危機も−科学者団体が警告
http://jp.reuters.com/article/jpnewEnv/idJPjiji2011062200347
06月22日 17:30 CNN
海洋生物に迫る大量絶滅の危険性 科学者らが報告書
http://www.cnn.co.jp/world/30003149.html
前に取り上げた記事とネタ元は一緒だけれども、大事なことなのでCNNとロイターの分もクリッピング。
>海洋専門家27人がまとめたIPSO主導の研究報告は、サンゴ礁の死滅や、海に酸素濃度の低い「デッドゾーン」の拡大といった被害に対処するための時間がなくなりつつあると指摘し、「われわれは、海洋生物や海洋の生態系すべてを1世代でなくしてしまう危機に直面している」と述べた。そして「いま行動を起こさなければ、人類の活動が、気候変動、海洋生物の乱獲、汚染、生物の生息地の消滅などを通じて、世界中の海洋で(6億年で6回めの)大規模な生物絶滅という出来事を引き起こすリスクが高くなる」と警告した。 (ロイター)
06月22日 17:01 紀伊民報(yahoo! 経由)
ウミガメ数十年ぶり上陸、産卵 すさみ、江須の川の海岸
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110622-00000003-agara-l30
どうか、少しでもウミガメにとっていいこととなりますように。
06月22日 18:40 AFPBB
南極生息のコウテイペンギン、1羽だけニュージーランドに上陸
http://www.afpbb.com/article/life-culture/life/2808270/7410461
06月24日 13:59 AFPBB
迷子のコウテイペンギン体調急変、暑くて砂食べた?NZ
http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/environment/2808511/7419599
06月26日 14:27 CNN
NZに南極ペンギンが漂着、44年ぶり 生存危うく
http://www.cnn.co.jp/fringe/30003188.html
06月27日 18:02 AFPBB
体調を崩した迷子のコウテイペンギンを救え!一流医師が手術 NZ
http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/environment/2808929/7432399
06月29日 11:57 朝日新聞
迷子コウテイペンギン、NZに漂着 体調崩し治療中
http://www.asahi.com/international/update/0629/TKY201106290114.html
どんどん状況が悪くなってっとる……心配や。
>ニュージーランド南島の海岸に先週、南極に生息するコウテイペンギン1羽が漂着する珍事があった。獣医が地元テレビに明らかにした。同国内で野生のコウテイペンギンが発見されたのは過去44年間で初めて。 (CNN)
>ただ、海岸の砂や棒きれなどをエサにしていることもあり、病気で重体状態に陥って生き残れる確率は50%だという。首都ウェリントンの動物園に運ばれたが、2度の手術を受けている。 (CNN)
>ニュージーランド通信によると、クライストチャーチにある国際南極センターのペンギン飼育者は、体が弱っていることから南極から約3200キロの距離を泳いできたとみている。生存の可能性については楽観的になれないとも述べた。 (CNN)
06月23日 10:05 ロイター
生物多様性保護でマダガスカルに融資=世界銀行
http://jp.reuters.com/article/jpnewEnv/idJPjiji2011062300216
まだ政情が不安定なだけに、心配要素は多数あれども。
>世界銀行は22日、マダガスカルでの長期間にわたる政治的混乱で危機的状況にある多様な生物を保護する目的で、同国に5200万ドルを融資することを決めたことを明らかにした。
>そびえ立つ熱帯雨林とぴょんぴょん飛び跳ねるキツネザルが観光の目玉となっているインド洋に浮かぶ島国マダガスカルでは、2009年のクーデター以降、違法な森林伐採と木材密輸が急増している。
06月23日 ナショナル ジオグラフィック
火山島のメガネザル、絶滅危惧種
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=2011062304&expand
06月23日 ナショナル ジオグラフィック
中米のサンショウウオ、絶滅危惧種
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=2011062305&expand
06月23日 ナショナルジオグラフィック
アメリカのモリイシガメ、絶滅危惧種
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=2011062306&expand
06月23日 ナショナル ジオグラフィック
ペルーのヒキガエル、絶滅危惧種
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=2011062307&expand
サンショウウオの可愛らしさに身悶え。可愛いよ、サンショウウオ!
>グアテマラに生息する小型のキノボリサンショウウオの1種(英名:Chuj climbing salamander、学名:Dendrotriton chujorum)も、2011年版のレッドリストで新たに絶滅危惧IA類(Critically Endangered)に加わった。
>広葉樹の森林内のごく限られた地域にのみ生息するが、その森林が農耕や薪を得るため広範に伐採されてしまった。しかし地元当局も、このサンショウウオが繁殖していけるよう残った森を保護しようと懸命に努力している。
哀しいよ、サンショウウオ!
06月24日 14:16 毎日新聞(yahoo! 経由)
アユモドキ:絶滅危惧種、児童が人工繁殖 高島・千種小で成功 /岡山
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110624-00000202-mailo-l33
>アユモドキはドジョウ科の淡水魚で体形はアユに似ているが、6本の口ひげがあり、体にしま模様がある。環境省のレッドリストではごく近い将来絶滅の可能性が極めて高い種(絶滅危惧1A類)と判定されている。生息地の旭川水系は高島小、吉井川水系は千種小に近く、両校は国の許可を得て、昨年から人工繁殖に取り組んだ。
注意深く殖やして、将来的にはぜひ、自然へ。
06月27日 ナショナル ジオグラフィック
キューバワニ、野生交雑で絶滅の危機
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20110627001&expand
ワニ!
>この結果は、アメリカワニとキューバワニの交配が、これまで考えられていたよりもはるかに進んでいたことを示唆している。異なる種同士が交配して雑種が生まれると、遺伝子が混合し、その結果、一方の種が他方の種を絶滅させるおそれがある。
>すぐに考えられる解決策は、沼への淡水の流入を復活させ、アメリカワニが棲みやすい環境でなくすることだとロビンソン氏は述べている。
06月28日 07:56 産経新聞(yahoo! 経由)
県鳥コマドリ、大峰山系でも激減 奈良
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110628-00000053-san-l29
>県鳥「コマドリ」が営巣地(えいそうち)の台高(だいこう)山系で減少している問題で、県は27日、県内のもう1つの営巣地、大峰山系でも、34年前から約1割に生息数が激減したとする調査結果を発表した。コマドリが巣をつくる「スズタケ」が野生のシカの食害で激減したことが原因だが、愛鳥家は「山の生態系が変化している」と警鐘を鳴らしている。
>コマドリは標高1200メートル以上の山に生息し冬は中国大陸に渡る。県内では台高山系、大峰山系で生息しており、昭和41年に県民の投票で県鳥として指定されたが県のレッドデータブックで希少種となっている。
06月28日 16:02 AFPBB
カモノハシ生息地、温暖化で3分の1減少の危機 豪研究
http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/environment/2809122/7437048
>オーストラリアのカモノハシの生息地が、地球温暖化の影響で現在から3分の1程度、減少する危険性があるとの研究結果が、24日の専門誌「グローバル・チェンジ・バイオロジー(Global Change Biology)」に掲載された。
>「最悪のシナリオでは、生息に適する場所が3分の1程度、減少する」と研究者のジェニー・デービス(Jenny Davis)氏はAFPに語った。最悪の場合、カモノハシはオーストラリア大陸からは消え、タスマニア(Tasmania)島や南部のキング(King)島、カンガルー(Kangaroo)島にしか生息しなくなる恐れもある。
>また、整地やダム建設などの人間の活動によっても、カモノハシの生息地は減少する危険性があるとデービス氏は語った。
06月29日 11:19 ロイター
「ヌーの大移動を救え」=タンザニア、幹線道路計画を見直しへ
http://jp.reuters.com/article/jpnewEnv/idJPjiji2011062900315
おお、例の件はどうやら良い方に向かうということか。と、よく読むと、まだ綱引きは続いている様子。
>ユネスコはウェブサイト上で「タンザニアは道路建設計画を再検討すると通知した。道路が建設されれば、セレンゲティの手つかずの自然の北部が分断され、生息する動物たちの移動パターンが大きく混乱するはずだった」と掲載した。その上で「代替案は、主に観光と管理用の53キロメートルにわたる未舗装道路を維持することだ」と述べた。
>ただマイゲ自然資源・観光相はロイター通信に対し、タンザニア建設省は道路についてまだ最終的な判断を下していないと述べた。タンザニアのキクウェテ大統領は道路建設が地域の野生動物に与える影響はないと主張している。
◆ ◆新種! ◆ ◆
06月28日 11:06 AFPBB
手付かずの自然に新種が1060種、ニューギニア島
http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/environment/2809071/7432415
06月28日 14:11 AFPBB
【図解】ニューギニア島で新種を発見
http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/environment/2809123/7437069
06月28日 ナショナル ジオグラフィック
青いスズメダイ、ニューギニア島の新種
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=2011062801&expand
06月28日 ナショナル ジオグラフィック
ホソユビヤモリ、ニューギニア島の新種
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=2011062802&expand
06月28日 ナショナル ジオグラフィック
青いオオトカゲ、ニューギニア島の新種
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=2011062803&expand
06月28日 ナショナル ジオグラフィック
ブチクスクス、ニューギニア島の新種
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=2011062804&expand
06月28日 ナショナル ジオグラフィック
キホオミツスイ、ニューギニア島の新種
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=2011062805&expand
ホソユビヤモリは愛くるしくかわいい。オオトカゲはちょいグロでかわいい。
>ニューギニア島は「原初の自然が残る最後の熱帯地方」ともいわれる。WWFによると、地球の陸地面積の0.5%に満たないが、全生物種の6〜8%が生息しているという。
06月29日 ナショナル ジオグラフィック
ナヌカザメ、フィリピンの新種
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=2011062901&expand
06月29日 ナショナル ジオグラフィック
進む海の汚染、フィリピンの新種
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=2011062902&expand
06月29日 ナショナル ジオグラフィック
タテジマウミウシ、フィリピンの新種
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=2011062903&expand
06月29日 ナショナル ジオグラフィック
イボウミウシ、フィリピンの新種
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=2011062904&expand
>深海調査では、フィリピン漁業水産資源局が管理する船で海を巡り、トロール網などの仕掛けを用いて海底生物を捕獲した。
>ウニやサンゴ、サメなどと同時に引き揚げられたのは、大量のゴミだった。
◆ ◆ニッポンの森林◆ ◆
06月23日 16:59 紀伊民報(yahoo! 経由)
斜面樹林化で自然環境再生 龍神村の建設会社
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110623-00000005-agara-l30
個人的にだが、大注目。
>和歌山県田辺市龍神村甲斐ノ川の建設会社「伊藤組」(伊藤研治社長)は、樹木の種子を吹き付けてのり面を緑化する「斜面樹林化工法」に取り組んでいる。従来の緑化工法とは異なり、現場周辺に自生する樹木の種子を使うことで、その地域に適した自然環境の再生を目指す。
>同社によると、従来ののり面保護工事では、コンクリートを吹き付けて斜面を固める工法が主流だった。景観向上や環境保全の観点から、植物によってのり面を覆う緑化工法も導入されてきたが、中心は芝草など外来の草本植物による緑化だったという。
06月23日 19:10 朝日新聞
縄文杉の保護条例案、9月に再提案へ 屋久島町
http://www.asahi.com/national/update/0623/SEB201106230021.html
否決された条例をまたがんばるとのこと。
◆ ◆食と環境◆ ◆
06月25日 19:40 読売新聞(goo経由)
メス甲羅に「とるな」…豊前本ガニ、海へ戻す
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/world/ecoscience/20110625-567-OYT1T00505.html
確かに。資源を守りながらでないと、もはや漁業は成立せぇへんのやし。
>福岡県東部の京築地区沿岸でとれる「豊前本ガニ」(ワタリガニ)の漁獲量の回復に向け、地元の漁協が、網にかかったカニのうち抱卵したメスの甲羅に油性ペンで「とるな」と手書きし、海に戻している。
>豊前本ガニは甘みがあり、1キロ3000〜4000円の高値で取引される。年間400トン近くあった漁獲量は2003年に約130トンに減少。春から秋にかけて抱卵するメスをとったのが一因とみられ、翌年から地元の6漁協がメスの甲羅に書き込みを始めた。漁獲量はここ2、3年、約260トンに回復してきたという。
写真も結構インパクト。
◆ ◆その他 動物系◆ ◆
06月23日08:39 ロイター
おさかなポスト飼い主募集
http://jp.reuters.com/article/jp_quake/idJP2011062301000032
震災で「捨て魚」が増えている……
>東京都と神奈川県の境を流れる多摩川に外来種の魚を捨てないようにと、無償で引き取っている川崎市多摩区の「おさかなポスト」に東日本大震災後、避難生活や停電で飼えなくなったグッピーなどの熱帯魚やカメが次々と届き、1万匹を超えた。ポストはパンク寸前で、管理する川崎河川漁協総代山崎充哲さん(52)は「大切にされていた被災魚を引き取るのも支援の一つ」と新たな飼い主を募集している。
06月25日 13:03 読売新聞
警察犬、双子もかぎ分け…細菌・寄生虫で区別?
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20110625-OYT1T00424.htm
犬、すげぇ!
>優れた警察犬は、一卵性双生児でもにおいの違いをかぎ分けられるとする実験結果を、チェコの動物行動学者らが科学誌プロスワンに発表した。
>同じ環境で暮らす一卵性双生児の兄弟でも、細菌や寄生虫感染などの要因でにおいにわずかな違いが生じ、犬はそれを区別できると考えられる。
ウチの猫は自分以外の人間にもビシバシ懐く。飼い主のニオイやとかそういうのん関心なさげ。悲しい。
06月27日 12:53 朝日新聞
鳥の歌にも文法あるかも 親に学んでる?京大助教ら実験
http://www.asahi.com/science/update/0627/OSK201106270037.html
>鳥の歌にも「文法」がある――。京都大の安部健太郎助教(神経科学)らの実験で、こんな結果が出た。鳥は歌の文法を成長期に親から学んでいるらしいこともわかった。米科学誌ネイチャー・ニューロサイエンス電子版で27日発表した。
鳥にはそれほど明るくないのだが、以前モーツァルトとハミングしていたスズメを見たことがあるだけに、これはなるほどと思ってしまったり。
06月28日 17:35 読売新聞(goo経由)
飛べない白鳥、津波を生き延びた…復興の励みに
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/nation/20110628-567-OYT1T00019.html
写真つき。泣ける。
>このハクチョウがいるのは市内の久慈川と長内川の河口付近。川の清掃活動などを行う「長内川 川の会」のメンバーらが2005年暮れ、毎年飛来する数十羽のハクチョウの中に、左羽が欠けた1羽を見つけた。越冬した群れが飛び立った後も取り残されていたため「ソロ」と名付け、餌を与えるなどして見守ってきた。
>同市では、6人が死亡または行方不明となり、約800棟が全半壊。ソロが住んでいた辺りも津波に襲われた。同会メンバーの類瀬洋子さん(48)は、浸水した実家の片づけをしながらソロの安否が頭を離れず、3月下旬から双眼鏡で川べりを捜した。十数回歩き回ったが見つからず、あきらめかけた4月17日の夕方、がれきが残る中州で白い鳥が目に入った。「もしかしたらソロかも」。そっと近寄ると、半分欠けた左羽が見えた。やせ細ったソロを見て涙があふれたという。
野生種への餌やりには基本的には反対の立場なんだが、それでもこれはやはり嬉しいと思ってしまう。元気貰った。
06月29日 15:00 AFPBB
カラスの賢さ想像以上、覚えた顔を仲間にも伝える力 米研究
http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/science-technology/2809233/7440559
これは凄くすごくスゴク興味深い!
>怒りの反応を見せたカラスたちの一部は、実際に捕まえられたカラスの子どもたちだった。彼らはひなだった時に、危機に対応する親の姿を見ていた。
>しかし中にはカラスたちを捕らえた場所から1.2キロも離れたところに住み、自分たちが直接捕らえられたわけではないカラスたちもいた。この場合は、群れの反応を通して警戒が伝わり、脅威を学んだと考えられる。
◆ ◆世界遺産と環境◆ ◆
06月24日 22:53 朝日新聞
小笠原諸島、世界自然遺産に決定
http://www.asahi.com/national/update/0624/TKY201106240632.html
06月24日 22:55 読売新聞(goo経由)
小笠原諸島、世界自然遺産に決定…国内4件目
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/world/ecoscience/20110624-567-OYT1T01057.html
06月25日 00:42 時事通信(yahoo! 経由)
小笠原諸島、自然遺産に=国内4カ所目―ユネスコ委―「平泉」は25日決定
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110625-00000006-jij-int
06月25日 毎日新聞
世界遺産:東京・小笠原を登録
http://mainichi.jp/life/ecology/archive/news/2011/06/20110625ddm001040065000c.html
>小笠原の固有種は、カタツムリ類106種のうち100種(94%)、樹木やシダ植物など441種のうち161種(36%)、昆虫類1380種のうち379種(27%)に上る。生息数が300頭ほどのオガサワラオオコウモリ、数十羽のアカガシラカラスバトなど絶滅が危ぶまれる希少種も多い。 (朝日)
◇ ◇ ◇
何とか追いつきつつあります。
パンクしそうなので、今日はこれにて。ではまた、次回。
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今日のトピックス、「震災のごみ、太平洋巡回の旅へ」「屋久島条例案否決」「西湖のクニマス」、など。
夏至の今日は、巡回が夕方でストップしているため、
記事が少ないです。
(分室の「原発さん」は相変わらずですが)
今日の積み残しは、明日以降にフォローします。
◆ ◆ごみとリサイクル◆ ◆
06月22日 14:31 AFPBB
東日本大震災のごみ、北太平洋を10年かけて一周 仏環境団体
http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/environment/2808115/7410890
思った以上に大量に……
>ごみの中には、航空機、船舶、自動車、化学物質の入ったタンクなど、巨大で重たい物体も含まれる。報告書によると、これらの物体が沈んでガソリンや燃料、工業用化学物質などが漏れ出すと、沿岸の環境や漁業にとって大きな脅威となる。
>なお、木くずやプラスチックが集積した分厚い層は、太平洋を1、2年かけて横断したあとは、アラスカ海流に乗って北米西岸を北上するものと、カリフォルニア海流に乗って南下するものの2つに分かれる。報告書は、これらのプラスチックが分解して「プラスチック・プランクトン」と呼ばれる微細な粒子になり、これが食物連鎖に蓄積されていく危険も指摘している。
コースもだが、環境を汚すことを考えると、胸が痛い。
◆ ◆観光と環境◆ ◆
06月21日 22:19 朝日新聞
屋久島の縄文杉立ち入り制限案、否決 町議会特別委
http://www.asahi.com/eco/SEB201106210036.html
06月22日 毎日新聞
鹿児島・屋久島町議会:縄文杉立ち入り制限条例案否決
http://mainichi.jp/life/ecology/news/20110622ddm041010162000c.html
否決となったか。これは意外。
>鹿児島県屋久島町が提案した縄文杉周辺など指定地域への観光客の立ち入りを制限する条例案は21日、町議会特別委員会で否決された。23日の最終本会議でも否決になる見通しだ。世界自然遺産にも登録されている島の自然を守る趣旨に異論は出なかったが、観光業への影響を考慮すべきだとの意見が多かった。 (朝日)
>議員からは「登山者のピークを平準化させる具体的な取り組みはあるのか」「枠を大手業者に牛耳られ、中小の宿泊業者やガイドに仕事が回ってこないのでは」という懸念や、「縄文杉へのルートをすべてチェックできず実効性がない」といった指摘が出た。 (朝日)
◆ ◆希少種・絶滅危惧種◆ ◆
06月22日 07:56 産経新聞(yahoo! 経由)
クニマス、個体数調査へ 山梨・西湖
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110622-00000061-san-l19
>県水産技術センターが富士河口湖町の西湖で生息が確認された「クニマス」の予備調査を1〜3月に行い、浮遊していたマス11匹を採取し、このうち9匹がクニマスとみられることが分かり、同センターは湖に生息するクニマスの個体数調査に地元漁協の協力を得て本格的に乗り出すことにした。
メモ。
◇ ◇ ◇
明日もいい日でありますように。
今日は、この辺で。
それではまた、次回に。
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