今日のトピックス、「渤海油田事故はまだ続いていた」「光化学スモッグ原因物質増加の謎」「サイの角盗難相次ぐ」「コウノトリ」「イネ科外来種スパルティナ・アルテルニフロラが繁殖」、など。

明日から更新が飛びます、というか、1週間から10日程更新がかなり不安定になります。
考えること、やることがいっぱいです。


スクラップを。


◆ ◆石油文明と環境破壊◆ ◆ 

08月14日 19:33 Record China(yahoo! 経由)
海底油田流出事故は収束していなかった=新たな流出ポイントを確認―中国 
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110814-00000008-rcdc-cn

やっぱり、と呟いてしまう。力なく。

>今年6月、渤海海底油田・蓬莱19-3で原油流出事故が発生した。事故発生から1か月近くがたった7月になって当局と運営企業の中国海洋石油、米コノコフィリップスは流出の事実を認めたが、同時にすでに流出はストップしているとも説明されていた。 

>ところが8月に入り、海底油泥の総量が従来見積もりの1500バレルから2500バレルに増加していることが発覚。新たな流出ポイントも発見された。 


◆ ◆化学物質と環境汚染◆ ◆ 

08月14日 15:19 朝日新聞
光化学スモッグ原因物質、増え続けるナゾ 環境省が調査 
 http://www.asahi.com/eco/TKY201108110001.html

確かに、今年はこの南関東でも光化学スモッグ注意報がよく出ている(ような気がする)。

光化学スモッグの原因となる光化学オキシダントが、全国でじわりと増えている。オキシダントを生み出す原因の揮発性有機化合物(VOC)は国の規制で大幅に減ったのに、オキシダントは各地で環境基準を超えたままだ。環境省は10日に検討会を立ち上げ、ナゾの解明に乗り出した。 

>全国に1千カ所以上ある測定局(一般局)で測った光化学オキシダント濃度(1日の最高値の年平均値)は、1980年代から微増を続け、ほぼすべての測定局で国の環境基準を超えている。このままでは、光化学スモッグが社会問題になった70年代の水準に逆戻りしかねない状況だ。 



◆ ◆希少種・絶滅危惧種◆ ◆ 

08月14日 11:25 AFPBB
サイの角が盗まれる事件が相次ぐ、ベルギー 
 http://www.afpbb.com/article/disaster-accidents-crime/crime/2819879/7634488

この件、ちょっと前にも似たような例があったような。

>当局によると、欧州連合EU)域内の税関でサイの角が押収される件数は、以前は年間1〜2件だったが、2010年は7件に急増した。サイの角を砕いて粉にして飲むとがん治療に効果があるという噂がアジア全域で広まり、サイの角の価格が大幅に上がったことが一因だという。 

>ベルギーでは7月上旬に首都ブリュッセル(Brussels)の自然史博物館で、窃盗グループが剥製のサイの頭を盗んだ。6月にはリエージュ(Liege)の自然史博物館でもサイの剥製の頭が盗まれたが、こちらの容疑者は逮捕され、剥製は無事に博物館へ戻った。 

>サイの角はケラチンというタンパク質でできている。装飾品や薬用として特にアジアで、数万ユーロの高値で闇取引されているという。 

しかしどうしてこういうバカどもが後を絶たんのか。


08月14日 14:28 毎日新聞yahoo! 経由)
コウノトリ:放鳥見送りか 今年誕生ヒナ、ともに雌 /福井 
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110814-00000166-mailo-l18

仕方がないこととはいえ、残念。やはり。



◆ ◆侵入種・移入種・外来種◆ ◆ 

08月14日 読売新聞
「侵略」イネ科、国内初確認…生態系乱す恐れ 
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110814-00000076-yom-soci
または
 http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/world/ecoscience/20110814-567-OYT1T00076.html

メモ。

>米国やニュージーランドなどで深刻な外来生物問題を引き起こしているイネ科スパルティナ属の植物の一種「スパルティナ・アルテルニフロラ」が、愛知県豊橋市で繁殖していることが分かった。 

環境省の委託で外来生物の情報収集をしている財団法人・自然環境研究センター(東京都台東区)によると、見つかったのは豊橋市南部の梅田川河口付近で、約1キロにわたり、高いところで約2メートルに成長し、群落を作っていた。 

>原産地は北米東部。アルテルニフロラを含むスパルティナ属が侵入した米国西部ワシントン州では、干潟が草地に変わり、魚や鳥の餌場や生息地が失われたという。 


◇ ◇ ◇

そんなこんなで、間が飛び飛びになりますが、ご了承ください。
それではまた、次回に。

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