今回のトピックス、「懐疑論者、エネルギー企業から100万ドル以上受領」「四日市公害、当時の写真を募集」「コウテイペンギン、NZに漂着」「生物多様性保護でマダガスカルに融資」「サンショウウオ」「モリイシガメ」「アユモドキ」「キューバワニ交雑危機」「カモノハシ」「新種関連ざくざく」「斜面樹林化で自然環境再生」「さかなポスト パンク寸前」「カラスの賢さ」「小笠原、世界遺産へ」、ほか。

いろいろ諸事情が重なりました。
まだ本調子ではないのですが、大変溜めこんでしまっているので、
少しでも先に進めたいと思います。
全ての消化は難しそうなので、最悪でも28日分+αくらいを目標に。


◆ ◆みんな大好き、地球温暖化の話題◆ ◆ 

06月25日 毎日新聞
コメ品質:50年後、高温障害で劇的に劣化 
 http://mainichi.jp/life/ecology/archive/news/2011/06/20110625ddm041040076000c.html

まあ、前から言われていたことやったような気がすんねんけども。

地球温暖化二酸化炭素(CO2)濃度が1・5倍になると想定される50年後には、コメの高温障害が進み、品質が劇的に劣化することが、農業環境技術研究所茨城県つくば市)の実験で分かった。25日に東京大で開かれる日本作物学会で発表する。50年後のCO2濃度は現在より200ppm(1ppmは100万分の1)高い584ppmになると想定されている。 


06月28日 00:10 時事通信yahoo! 経由)
温室ガス25%減目標見直さず=江田環境相 
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110628-00000002-jij-pol

江田五月環境相(法相)は27日の環境省での就任会見で、温室効果ガス排出量を2020年までに1990年比で25%削減するとした政府の地球温暖化対策の中期目標について「原発がこうなったから、すぐに目標はレベルダウンというのではない。目標達成のために汗をかき、知恵を絞り、国民の議論を起こすことが必要」と述べ、現時点で見直さない考え 


06月29日 12:37 ロイター
気候変動懐疑論者のスーン氏、エネルギー企業から100万ドル以上受領 
 http://jp.reuters.com/article/jpnewEnv/idJPjiji2011062900379

♪よくある〜話ね〜♪

>昨年は、株式非公開のエネルギー企業コーク・インダストリーズの会長兼最高経営責任者(CEO)を務めるチャールズ・コーク氏の基金が、太陽の変化が気候変動に与える影響に関する研究のため、スーン氏に6万5000ドルを提供した。コークの共同オーナーであるデービッド・コーク氏は政治団体アメリカンズ・フォー・プロスペリティー」の創設者で、保守系ティーパーティー(茶会)運動と連携して新たな大気汚染規制に反対している。  

>情報公開法に基づいたグリーンピースの請求で明らかになった文書によると、スーン氏の得る資金は2002年以降、発電大手サザン社などのエネルギー企業や米国石油協会(API)からの拠出金が大半を占めるようになった。サザンは米国で最も石炭を消費している発電企業の1つだ。 



◆ ◆それは、公害だった◆ ◆ 

06月24日 12:02 毎日新聞yahoo! 経由)
四日市公害:当時の写真、市になし「資料館に欠かせぬ」 市民へ協力求め /三重 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110624-00000119-mailo-l24

四日市公害の資料館の整備を進めている四日市市は、14年4月の開館へ向け、基本構想をまとめた。「過去を知り、学ぶ」「未来に役立てる」などの主題を掲げ、当時の写真を展示することなどを盛り込んだ。だが、市が保有する当時の写真はほとんど残ってなく、担当者は「写真は展示に欠かせない。保管している市民や環境団体、マスコミなどの協力も得たい。なぜ、写真がないのかは分からない」と話している。 

お持ちの方は是非ご協力を。ぜひ。



◆ ◆自然エネルギー系◆ ◆ 

06月22日 16:38 産経新聞yahoo! 経由)
北海道と秋田で地熱発電開発 
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110622-00000574-san-bus_all

06月22日 19:18 レスポンス(goo経由)
北海道と秋田で地熱発電の共同調査へ…出光興産と国際石油開発 
 http://autos.goo.ne.jp/news/industry/158395/article.html

>地表調査の結果、試掘などを行い、2013年度末までに事業化するか判断する。ただ、実現したとしても発電までは約10年かかる見通しだ。 

うーん、あくまでも調査段階か。


06月23日 07:08 AFPBB
KLM、使用済み調理油から作ったバイオ燃料使用へ 
 http://www.afpbb.com/article/economy/2808313/7414384

廃油使用のバイオなので、これは少し期待。でも分量足りるんやろか?

バイオ燃料は主にレストランで出た使用済み植物油を使用する。当初は従来の燃料とバイオ燃料を半分ずつ混ぜたものを使用するが、バイオ燃料の価格が大幅に、かつ恒久的に下がれば、バイオ燃料の割合を100%にすることを検討したいという。 

>なお、バイオ燃料の導入にあたりエンジンなどの技術的変更を行う必要はないという。 

(関連)
06月25日 12:21 CNN
航空バイオ燃料に対する期待と懸念  
 http://www.cnn.co.jp/business/30003178.html

まーやっぱり基本は、必要な分だけ飛行機を使う、てなことになるのんとちゃいますかね。


06月24日 11:57 CNN
ソーラー飛行機で世界一周飛行を目指す男たち 
 http://www.cnn.co.jp/fringe/30003172.html

AFPなどがずっと追ってきているソーラーインパルスだが、CNNのこのアングルからの機体は初めてかも。カッコエエ。

>この飛行機を発案したのは、1999年に史上初の熱気球による無着陸世界一周飛行をなし遂げたベルトラン・ピカールら2人のパイロットだ。翼長は旅客機のA340並みの63.4メートルで、重量はスポーツカー並みの1600キログラム。スクーター程度のパワーしか出ないが、肝心なのは動力源は何かということだ。 

>ソーラー・インパルスはその名の通り、大きな翼の上にびっしり並べられた1万1000個を超える太陽電池を動力源としている。燃料は一切使わない。 

その趣旨もさることながら、機体のデザインがすばらしいといったら!


06月24日 goo不動産
仮設住宅1518戸に「緑のカーテン」 NPO法人が設置 
 http://house.goo.ne.jp/useful/news/20110624_06.html

猫ヒゲ ブログ向きのネタだけれども、こちらでフォロー。

東日本大震災による仮設住宅に「緑のカーテン」を設置しているNPO法人緑のカーテン応援団は、6月19日までに1518戸への設置が完了したと発表した。本年度の活動はひとまず終了するが、今後も継続していく予定で、2012年までに1万5000戸、2013年までに3万戸の設置目標を立てている。 


06月27日 01:05 読売新聞(goo経由)
耕作放棄地で太陽光発電、鹿野農相が前向き発言 
 http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/world/ecoscience/20110626-567-OYT1T00493.html

06月27日 毎日新聞
太陽光パネル耕作放棄地の4分の3に設置可能−−鹿野農相 
 http://mainichi.jp/life/ecology/archive/news/2011/06/20110627ddm003040122000c.html

>鹿野農相は26日、横浜市内で開かれた太陽光発電に関するシンポジウムに出席し、全国に約40万ヘクタールあるとされる耕作放棄地について、「約30万ヘクタールは(農地として)なかなか活用できない。その地を(太陽光発電の用地として)活用していけばいい」などと述べた。 (読売)

農林水産省は、22日に開かれた「エネルギー・環境会議」に提出した資料で「耕作放棄地のうち、約17万ヘクタールが太陽光発電風力発電に利用できる」と指摘。鹿野農相の発言は農水省の見解よりも踏み込んだもの (読売)

耕作放棄地の事情によりけりだから、一概に良い悪いは言えないような気がする。もちろん原発回すよりもずっとええねんけども。



◆ ◆ケミカル・ケミカル・ケミストリー 化学物質と環境汚染◆ ◆ 

06月28日 14:53 AFPBB
BPAにさらされたオスのネズミ、迷路でメスのように振る舞う 米研究 
 http://www.afpbb.com/article/life-culture/life/2809095/7436856

ビスフェノールABPA)の汚染、それによる影響については、まだまだ不明な部分が多い。

>ネズミたちを迷路に置いてみると、子宮内でBPAに暴露されていないネズミは正しい出口に通じる近道をすぐに学習したのに対し、BPAに暴露されたオスのネズミでは、一見正常に見えるものの、迷路をうまく切り抜ける能力が低いことが分かった。手当たりしだいに突き進んだり同じ間違いを繰り返したりしていたのである。 

メスの様に振舞うというのはリードのミス。正確には本来の能力が低くなるとか、そういう感じじゃないかと。振る舞いがメスらしいというのは、誤解かと。メスネズミとの交尾成立率はかなり低いらしいが。



◆ ◆分ければリサイクル(たぶん)◆ ◆ 

06月22日 21:17 朝日新聞
使用済み紙おむつを建材・燃料に 福岡・大木町が収集へ 
 http://www.asahi.com/national/update/0622/SEB201106220018.html

燃料なら納得、建材だとちょっと複雑。

>紙おむつの再資源化については、大木町が2009年から、福岡県大牟田市などで紙おむつのリサイクルを手がける「トータルケア・システム」(福岡市)と収集方法などを共同研究してきた。 

>町や同社によると、従来は使用済み紙おむつを一般ごみとして収集し、焼却処分していた。10月からは、15リットル入りの専用の袋(1枚15円)に固形物を取り除いたものを入れてもらい、町内50カ所に設ける専用ボックスで週1〜2回収集。同社に委託してパルプ材や廃プラスチックなどに分離・乾燥させ、防火板や燃料、肥料に再資源化する。 



◆ ◆希少種・絶滅危惧種◆ ◆ 

06月22日 12:08 ロイター
海洋生物、6億年で6回目の絶滅の危機も−科学者団体が警告 
 http://jp.reuters.com/article/jpnewEnv/idJPjiji2011062200347

06月22日 17:30 CNN
海洋生物に迫る大量絶滅の危険性 科学者らが報告書  
 http://www.cnn.co.jp/world/30003149.html

前に取り上げた記事とネタ元は一緒だけれども、大事なことなのでCNNとロイターの分もクリッピング

>海洋専門家27人がまとめたIPSO主導の研究報告は、サンゴ礁の死滅や、海に酸素濃度の低い「デッドゾーン」の拡大といった被害に対処するための時間がなくなりつつあると指摘し、「われわれは、海洋生物や海洋の生態系すべてを1世代でなくしてしまう危機に直面している」と述べた。そして「いま行動を起こさなければ、人類の活動が、気候変動、海洋生物の乱獲、汚染、生物の生息地の消滅などを通じて、世界中の海洋で(6億年で6回めの)大規模な生物絶滅という出来事を引き起こすリスクが高くなる」と警告した。  (ロイター)


06月22日 17:01 紀伊民報yahoo! 経由)
ウミガメ数十年ぶり上陸、産卵 すさみ、江須の川の海岸 
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110622-00000003-agara-l30

どうか、少しでもウミガメにとっていいこととなりますように。


06月22日 18:40 AFPBB
南極生息のコウテイペンギン、1羽だけニュージーランドに上陸 
 http://www.afpbb.com/article/life-culture/life/2808270/7410461

06月24日 13:59 AFPBB
迷子のコウテイペンギン体調急変、暑くて砂食べた?NZ 
 http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/environment/2808511/7419599

06月26日 14:27 CNN
NZに南極ペンギンが漂着、44年ぶり 生存危うく 
 http://www.cnn.co.jp/fringe/30003188.html

06月27日 18:02 AFPBB
体調を崩した迷子のコウテイペンギンを救え!一流医師が手術 NZ 
 http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/environment/2808929/7432399

06月29日 11:57 朝日新聞
迷子コウテイペンギン、NZに漂着 体調崩し治療中 
 http://www.asahi.com/international/update/0629/TKY201106290114.html

どんどん状況が悪くなってっとる……心配や。

ニュージーランド南島の海岸に先週、南極に生息するコウテイペンギン1羽が漂着する珍事があった。獣医が地元テレビに明らかにした。同国内で野生のコウテイペンギンが発見されたのは過去44年間で初めて。 (CNN) 

>ただ、海岸の砂や棒きれなどをエサにしていることもあり、病気で重体状態に陥って生き残れる確率は50%だという。首都ウェリントンの動物園に運ばれたが、2度の手術を受けている。  (CNN) 

ニュージーランド通信によると、クライストチャーチにある国際南極センターのペンギン飼育者は、体が弱っていることから南極から約3200キロの距離を泳いできたとみている。生存の可能性については楽観的になれないとも述べた。 (CNN)


06月23日 10:05 ロイター
生物多様性保護でマダガスカルに融資=世界銀行 
 http://jp.reuters.com/article/jpnewEnv/idJPjiji2011062300216

まだ政情が不安定なだけに、心配要素は多数あれども。

世界銀行は22日、マダガスカルでの長期間にわたる政治的混乱で危機的状況にある多様な生物を保護する目的で、同国に5200万ドルを融資することを決めたことを明らかにした。  

>そびえ立つ熱帯雨林とぴょんぴょん飛び跳ねるキツネザルが観光の目玉となっているインド洋に浮かぶ島国マダガスカルでは、2009年のクーデター以降、違法な森林伐採と木材密輸が急増している。 


06月23日 ナショナル ジオグラフィック
火山島のメガネザル、絶滅危惧種 
 http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=2011062304&expand

06月23日 ナショナル ジオグラフィック
中米のサンショウウオ絶滅危惧種 
 http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=2011062305&expand

06月23日 ナショナルジオグラフィック
アメリカのモリイシガメ、絶滅危惧種 
 http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=2011062306&expand

06月23日 ナショナル ジオグラフィック
ペルーのヒキガエル絶滅危惧種 
 http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=2011062307&expand

サンショウウオの可愛らしさに身悶え。可愛いよ、サンショウウオ

グアテマラに生息する小型のキノボリサンショウウオの1種(英名:Chuj climbing salamander、学名:Dendrotriton chujorum)も、2011年版のレッドリストで新たに絶滅危惧IA類(Critically Endangered)に加わった。 

>広葉樹の森林内のごく限られた地域にのみ生息するが、その森林が農耕や薪を得るため広範に伐採されてしまった。しかし地元当局も、このサンショウウオが繁殖していけるよう残った森を保護しようと懸命に努力している。 

哀しいよ、サンショウウオ


06月24日 14:16 毎日新聞yahoo! 経由)
アユモドキ:絶滅危惧種、児童が人工繁殖 高島・千種小で成功 /岡山 
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110624-00000202-mailo-l33

>アユモドキはドジョウ科の淡水魚で体形はアユに似ているが、6本の口ひげがあり、体にしま模様がある。環境省レッドリストではごく近い将来絶滅の可能性が極めて高い種(絶滅危惧1A類)と判定されている。生息地の旭川水系は高島小、吉井川水系は千種小に近く、両校は国の許可を得て、昨年から人工繁殖に取り組んだ。 

注意深く殖やして、将来的にはぜひ、自然へ。


06月27日 ナショナル ジオグラフィック
キューバワニ、野生交雑で絶滅の危機 
 http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20110627001&expand

ワニ!

>この結果は、アメリカワニとキューバワニの交配が、これまで考えられていたよりもはるかに進んでいたことを示唆している。異なる種同士が交配して雑種が生まれると、遺伝子が混合し、その結果、一方の種が他方の種を絶滅させるおそれがある。 

>すぐに考えられる解決策は、沼への淡水の流入を復活させ、アメリカワニが棲みやすい環境でなくすることだとロビンソン氏は述べている。 


06月28日 07:56 産経新聞yahoo! 経由)
県鳥コマドリ大峰山系でも激減 奈良 
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110628-00000053-san-l29

>県鳥「コマドリ」が営巣地(えいそうち)の台高(だいこう)山系で減少している問題で、県は27日、県内のもう1つの営巣地、大峰山系でも、34年前から約1割に生息数が激減したとする調査結果を発表した。コマドリが巣をつくる「スズタケ」が野生のシカの食害で激減したことが原因だが、愛鳥家は「山の生態系が変化している」と警鐘を鳴らしている。 

コマドリは標高1200メートル以上の山に生息し冬は中国大陸に渡る。県内では台高山系、大峰山系で生息しており、昭和41年に県民の投票で県鳥として指定されたが県のレッドデータブックで希少種となっている。 


06月28日 16:02 AFPBB
カモノハシ生息地、温暖化で3分の1減少の危機 豪研究 
 http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/environment/2809122/7437048

>オーストラリアのカモノハシの生息地が、地球温暖化の影響で現在から3分の1程度、減少する危険性があるとの研究結果が、24日の専門誌「グローバル・チェンジ・バイオロジー(Global Change Biology)」に掲載された。 

>「最悪のシナリオでは、生息に適する場所が3分の1程度、減少する」と研究者のジェニー・デービス(Jenny Davis)氏はAFPに語った。最悪の場合、カモノハシはオーストラリア大陸からは消え、タスマニア(Tasmania)島や南部のキング(King)島、カンガルー(Kangaroo)島にしか生息しなくなる恐れもある。 

>また、整地やダム建設などの人間の活動によっても、カモノハシの生息地は減少する危険性があるとデービス氏は語った。 


06月29日 11:19 ロイター
「ヌーの大移動を救え」=タンザニア、幹線道路計画を見直しへ 
 http://jp.reuters.com/article/jpnewEnv/idJPjiji2011062900315

おお、例の件はどうやら良い方に向かうということか。と、よく読むと、まだ綱引きは続いている様子。

ユネスコはウェブサイト上で「タンザニア道路建設計画を再検討すると通知した。道路が建設されれば、セレンゲティの手つかずの自然の北部が分断され、生息する動物たちの移動パターンが大きく混乱するはずだった」と掲載した。その上で「代替案は、主に観光と管理用の53キロメートルにわたる未舗装道路を維持することだ」と述べた。 

>ただマイゲ自然資源・観光相はロイター通信に対し、タンザニア建設省は道路についてまだ最終的な判断を下していないと述べた。タンザニアのキクウェテ大統領は道路建設が地域の野生動物に与える影響はないと主張している。 



◆ ◆新種! ◆ ◆ 

06月28日 11:06 AFPBB
手付かずの自然に新種が1060種、ニューギニア島 
 http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/environment/2809071/7432415

06月28日 14:11 AFPBB
【図解】ニューギニア島で新種を発見 
 http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/environment/2809123/7437069

06月28日 ナショナル ジオグラフィック
青いスズメダイニューギニア島の新種 
 http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=2011062801&expand

06月28日 ナショナル ジオグラフィック
ホソユビヤモリ、ニューギニア島の新種 
 http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=2011062802&expand

06月28日 ナショナル ジオグラフィック
青いオオトカゲ、ニューギニア島の新種 
 http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=2011062803&expand

06月28日 ナショナル ジオグラフィック
ブチクスクス、ニューギニア島の新種 
 http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=2011062804&expand

06月28日 ナショナル ジオグラフィック
キホオミツスイ、ニューギニア島の新種 
 http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=2011062805&expand

ホソユビヤモリは愛くるしくかわいい。オオトカゲはちょいグロでかわいい。

ニューギニア島は「原初の自然が残る最後の熱帯地方」ともいわれる。WWFによると、地球の陸地面積の0.5%に満たないが、全生物種の6〜8%が生息しているという。 


06月29日 ナショナル ジオグラフィック
ナヌカザメ、フィリピンの新種 
 http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=2011062901&expand

06月29日 ナショナル ジオグラフィック
進む海の汚染、フィリピンの新種 
 http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=2011062902&expand

06月29日 ナショナル ジオグラフィック
タテジマウミウシ、フィリピンの新種 
 http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=2011062903&expand

06月29日 ナショナル ジオグラフィック
イボウミウシ、フィリピンの新種 
 http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=2011062904&expand

>深海調査では、フィリピン漁業水産資源局が管理する船で海を巡り、トロール網などの仕掛けを用いて海底生物を捕獲した。 

>ウニやサンゴ、サメなどと同時に引き揚げられたのは、大量のゴミだった。 



◆ ◆ニッポンの森林◆ ◆ 

06月23日 16:59 紀伊民報yahoo! 経由)
斜面樹林化で自然環境再生 龍神村の建設会社 
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110623-00000005-agara-l30

個人的にだが、大注目。

和歌山県田辺市龍神村甲斐ノ川の建設会社「伊藤組」(伊藤研治社長)は、樹木の種子を吹き付けてのり面を緑化する「斜面樹林化工法」に取り組んでいる。従来の緑化工法とは異なり、現場周辺に自生する樹木の種子を使うことで、その地域に適した自然環境の再生を目指す。 

>同社によると、従来ののり面保護工事では、コンクリートを吹き付けて斜面を固める工法が主流だった。景観向上や環境保全の観点から、植物によってのり面を覆う緑化工法も導入されてきたが、中心は芝草など外来の草本植物による緑化だったという。 



06月23日 19:10 朝日新聞
縄文杉の保護条例案、9月に再提案へ 屋久島町 
 http://www.asahi.com/national/update/0623/SEB201106230021.html

否決された条例をまたがんばるとのこと。



◆ ◆食と環境◆ ◆ 

06月25日 19:40 読売新聞(goo経由)
メス甲羅に「とるな」…豊前本ガニ、海へ戻す 
 http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/world/ecoscience/20110625-567-OYT1T00505.html

確かに。資源を守りながらでないと、もはや漁業は成立せぇへんのやし。

>福岡県東部の京築地区沿岸でとれる「豊前本ガニ」(ワタリガニ)の漁獲量の回復に向け、地元の漁協が、網にかかったカニのうち抱卵したメスの甲羅に油性ペンで「とるな」と手書きし、海に戻している。 

豊前本ガニは甘みがあり、1キロ3000〜4000円の高値で取引される。年間400トン近くあった漁獲量は2003年に約130トンに減少。春から秋にかけて抱卵するメスをとったのが一因とみられ、翌年から地元の6漁協がメスの甲羅に書き込みを始めた。漁獲量はここ2、3年、約260トンに回復してきたという。 

写真も結構インパクト。



◆ ◆その他 動物系◆ ◆ 

06月23日08:39 ロイター
おさかなポスト飼い主募集 
 http://jp.reuters.com/article/jp_quake/idJP2011062301000032

震災で「捨て魚」が増えている……

>東京都と神奈川県の境を流れる多摩川外来種の魚を捨てないようにと、無償で引き取っている川崎市多摩区の「おさかなポスト」に東日本大震災後、避難生活や停電で飼えなくなったグッピーなどの熱帯魚やカメが次々と届き、1万匹を超えた。ポストはパンク寸前で、管理する川崎河川漁協総代山崎充哲さん(52)は「大切にされていた被災魚を引き取るのも支援の一つ」と新たな飼い主を募集している。 


06月25日 13:03 読売新聞
警察犬、双子もかぎ分け…細菌・寄生虫で区別? 
 http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20110625-OYT1T00424.htm

犬、すげぇ!

>優れた警察犬は、一卵性双生児でもにおいの違いをかぎ分けられるとする実験結果を、チェコの動物行動学者らが科学誌プロスワンに発表した。 

>同じ環境で暮らす一卵性双生児の兄弟でも、細菌や寄生虫感染などの要因でにおいにわずかな違いが生じ、犬はそれを区別できると考えられる。 

ウチの猫は自分以外の人間にもビシバシ懐く。飼い主のニオイやとかそういうのん関心なさげ。悲しい。


06月27日 12:53 朝日新聞
鳥の歌にも文法あるかも 親に学んでる?京大助教ら実験 
 http://www.asahi.com/science/update/0627/OSK201106270037.html

>鳥の歌にも「文法」がある――。京都大の安部健太郎助教神経科学)らの実験で、こんな結果が出た。鳥は歌の文法を成長期に親から学んでいるらしいこともわかった。米科学誌ネイチャー・ニューロサイエンス電子版で27日発表した。 

鳥にはそれほど明るくないのだが、以前モーツァルトとハミングしていたスズメを見たことがあるだけに、これはなるほどと思ってしまったり。


06月28日 17:35 読売新聞(goo経由)
飛べない白鳥、津波を生き延びた…復興の励みに 
 http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/nation/20110628-567-OYT1T00019.html

写真つき。泣ける。

>このハクチョウがいるのは市内の久慈川長内川の河口付近。川の清掃活動などを行う「長内川 川の会」のメンバーらが2005年暮れ、毎年飛来する数十羽のハクチョウの中に、左羽が欠けた1羽を見つけた。越冬した群れが飛び立った後も取り残されていたため「ソロ」と名付け、餌を与えるなどして見守ってきた。 

>同市では、6人が死亡または行方不明となり、約800棟が全半壊。ソロが住んでいた辺りも津波に襲われた。同会メンバーの類瀬洋子さん(48)は、浸水した実家の片づけをしながらソロの安否が頭を離れず、3月下旬から双眼鏡で川べりを捜した。十数回歩き回ったが見つからず、あきらめかけた4月17日の夕方、がれきが残る中州で白い鳥が目に入った。「もしかしたらソロかも」。そっと近寄ると、半分欠けた左羽が見えた。やせ細ったソロを見て涙があふれたという。 

野生種への餌やりには基本的には反対の立場なんだが、それでもこれはやはり嬉しいと思ってしまう。元気貰った。


06月29日 15:00 AFPBB
カラスの賢さ想像以上、覚えた顔を仲間にも伝える力 米研究 
 http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/science-technology/2809233/7440559

これは凄くすごくスゴク興味深い!

>怒りの反応を見せたカラスたちの一部は、実際に捕まえられたカラスの子どもたちだった。彼らはひなだった時に、危機に対応する親の姿を見ていた。 

>しかし中にはカラスたちを捕らえた場所から1.2キロも離れたところに住み、自分たちが直接捕らえられたわけではないカラスたちもいた。この場合は、群れの反応を通して警戒が伝わり、脅威を学んだと考えられる。 



◆ ◆世界遺産と環境◆ ◆ 

06月24日 22:53 朝日新聞
小笠原諸島世界自然遺産に決定 
 http://www.asahi.com/national/update/0624/TKY201106240632.html

06月24日 22:55 読売新聞(goo経由)
小笠原諸島世界自然遺産に決定…国内4件目 
 http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/world/ecoscience/20110624-567-OYT1T01057.html

06月25日 00:42 時事通信yahoo! 経由)
小笠原諸島、自然遺産に=国内4カ所目―ユネスコ委―「平泉」は25日決定 
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110625-00000006-jij-int

06月25日 毎日新聞
世界遺産:東京・小笠原を登録 
 http://mainichi.jp/life/ecology/archive/news/2011/06/20110625ddm001040065000c.html

>小笠原の固有種は、カタツムリ類106種のうち100種(94%)、樹木やシダ植物など441種のうち161種(36%)、昆虫類1380種のうち379種(27%)に上る。生息数が300頭ほどのオガサワラオオコウモリ、数十羽のアカガシラカラスバトなど絶滅が危ぶまれる希少種も多い。 (朝日)


◇ ◇ ◇

何とか追いつきつつあります。
パンクしそうなので、今日はこれにて。ではまた、次回。

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