今日のトピックス、「廃食器もリサイクル?」「漁業禁止で魚が増える、魚が増えると鳥も増える」「海洋プラスチックごみがクジラを殺す」、など。

月曜日ということで、少ないです。


◆ ◆回せリサイクル◆ ◆ 

07月11日 02:07 朝日新聞
陶磁器食器、使用済みを半分配合してリサイクル 岐阜 
 http://www.asahi.com/national/update/0709/NGY201107090010.html

>リサイクルされるのは、多治見市のほか、北海道や東京都、奈良県などから運ばれる廃食器。土岐市の業者に運び込んで粉砕している。その後、陶磁器用の粘土に混ぜる。 

>配合率を最大90%まで上げて実験したところ、原料の粘り気が足りず、成形のときに生地が切れてしまった。試行錯誤の末、粘り気が強い粘土を見つけ、配合率は50%までなら大丈夫とわかった。 

>さらに、焼いたときの強度を保つために、廃食器や原料の一つの石英などを通常よりも細かく砕いて混ぜた。 

でもまあ、ひとつの食器を長く使う方がもちろんええねんけども。
むしろ、割れてしまった思い出の食器、捨てるに捨てられないものをリサイクル品として再加工するみたいなサービス、てな感じのものだとオーダーしたくなるかも。



◆ ◆海洋環境と生態系◆ ◆ 

07月11日 12:27 ロイター
アラバマ州沖の島で鳥が大繁殖=漁業禁止で魚が増加 
 http://jp.reuters.com/article/jpnewEnv/idJPjiji2011071100299

>科学者らは鳥のいわば「ベビーブーム」について、米政府が昨夏、商業用の漁獲や娯楽向けの釣りを禁じたために多くの魚が手つかずで残り、鳥の餌になった結果だろうと指摘している。島から近いドーフィン島海洋研究所の責任者は今春、メキシコ湾のこうした海域では魚の生息数がこれまでに見たことがないほど増えた、と述べていた。  

アラバマ野生生物・淡水漁業局の野生生物学者ロジャー・クレイ氏は「ゲイリャード島のペリカン、アジサシ、それにワライカモメなどの鳥の生息数は食料供給量によって決まる」と語った。 

石油流出事故があったにもかかわらず、その影響を感じさせないとは。自然の強さの一端なのか。



◆ ◆海洋汚染と生物環境◆ ◆ 

07月11日 15:30 AFPBB
海洋のプラスチック廃棄物、クジラに致命的な影響か IWC研究 
 http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/environment/2812019/7485664

まだ分かっていないことも多いとのこと。

>論文を執筆したのは、IWC科学委員会メンバーのマーク・シモンズ(Mark Simmonds)氏。同氏が過去20年の調査論文を分析したところ、クジラやイルカなど80種が含まれるクジラ目が、海洋投棄物により健康を害したり死んだ例が数百例あった。 

>これまでも、ビニール袋や漁具が鳥やカメ、小型のクジラなどにからまることの危険性は知られていたが、さらに専門家らは、大型の水生哺乳類がプラスチック廃棄物を飲み込むと、障害を負ったり死亡する危険があると指摘している。 

>2008年、米カリフォルニア(California)州沿岸に漂着したマッコウクジラ2頭の内臓から、大量の漁網や合成繊維などが見つかった。1頭あたり250キロも投棄物を飲み込んでおり、1頭の胃は破裂していた。また、もう一頭のクジラも、消化管にプラスチック廃棄物が詰まって、食料を十分にとれない状態だった。 

悲しい。


◇ ◇ ◇

少ないですが、今日はこれにて。
尚、明日は用事で(たぶん)更新はスキップします。
それではまた、次回に。


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