今回のトピックス、「温暖化関連」「17都府県が太陽光発電普及拡大」「ガス開発と公害inカナダ」「ニホンジカ食害」「世界遺産伐採復元へ」「オオサンショウウオ」「トキ」「外来種駆除」、など。

巡回が昼くらいまでなので、実質は約1.5日分です。
今日の夕刻以降の分は、明日以降に持ち越します。
何かとすみません。


◆ ◆みんな大好き、地球温暖化の話題◆ ◆ 

06月17日 15:24 時事通信yahoo! 経由)
ポスト京都、依然平行線=「空白期間」突入濃厚に―国連作業部会 
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110617-00000071-jij-int

うわ。積み残し。

>作業部会では、途上国が議定書の延長受け入れを明確にするよう先進国に求めたのに対し、先進国は排出削減目標設定のための技術的問題の解決が先だと主張。技術的問題で一部進展があったものの、2週間の会期のうち最初の4日間を議題設定に費やすなど、交渉ペースは遅かった。 

>年末に南アフリカ共和国で開かれる国連気候変動枠組み条約第17回締約国会議(COP17)で交渉がまとまったとしても、発効には全締約国の4分の3の批准が必要で、12年末までには困難な状況だ。 


06月20日 毎日新聞
地球温暖化の目撃者:/2 土手流れ住めず 
 http://mainichi.jp/select/world/asia/archive/news/2011/06/20/20110620ddm016040033000c.html

(1)のリンクが見当たらないのだが、とりあず2だけでも。WWFの寄稿記事。

>浸食は、地盤沈下などが原因の可能性もありますが、温暖化に伴う海面上昇で海水の流入を招いている面もあります。国連「気候変動に関する政府間パネルIPCC)」は、予測された海面上昇の結果、洪水の被害を受ける人々は毎年数百万人も増加しうると報告しました。 

>国別の人口1人当たりの温室効果ガス排出量は、サハさんらインドの人は二酸化炭素換算で約1トンです。日本人は約10トンと10倍です。日本は省エネ大国かもしれませんが、地球市民の立場で見れば、不公平に多くの温室効果ガスを排出しています。 



◆ ◆自然エネルギー系◆ ◆
06月19日 17:19 ロイター
17都府県が太陽光発電普及拡充  
 http://jp.reuters.com/article/jp_quake/idJP2011061901000347

共同のアンケートをロイターが報道。そら、そやな〜といった内容。17は少ないというか、回答率が低かったのか。

>住宅や企業への太陽光発電の普及を進める独自の補助制度を拡充、新設したり、検討したりしているのは17都府県に上ることが19日、共同通信のアンケートで分かった。原発事故を契機に、自治体レベルでもエネルギー政策の転換が急速に進んでいることが浮き彫りに 



◆ ◆開発と環境破壊◆ ◆ 

06月19日 19:07 AFPBB
シェールガス採掘反対デモに3000人、カナダ 
 http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/environment/2807329/7385727

カナダでも。

>しかし、ガス井から地下深くに化学物質を含んだ水を送り込んで、シェール(頁岩)から天然ガスを分離するフラッキング(水圧破砕)という採掘方法によって地下水が汚染される恐れがあると懸念する声もある。 

>デモに参加した大学教授は、シェールガス採掘の検討会議のメンバー11人のうち8人はシェールガス開発推進派や政府と関係があると話している。 

>自転車でデモに参加し、再生可能エネルギーへの転換を求めるスローガンを叫んでいた州議会のアミール・ハディル(Amir Khadir)議員は、シェールガス開発に反対する署名活動を始めたところこれまでに10万人以上が署名したと語った。 



◆ ◆ニッポンの森林◆ ◆ 

06月19日 12:34 毎日新聞yahoo! 経由)
ニホンジカ食害:八島ケ原湿原に防護柵設置再開−−霧ケ峰環境保全協 /長野 
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110619-00000121-mailo-l20

森林というか、湿原の保全の話。

諏訪市下諏訪町にまたがる八島ケ原湿原をニホンジカの食害などから守ろうと、霧ケ峰自然環境保全協議会(座長・土田勝義信州大名誉教授)は17日、シカの侵入を防ぐ防護柵の設置を再開した。 

>貴重な高層湿原として国指定天然記念物の八島ケ原湿原では近年、シカによる踏み荒らしや、希少植物への食害があり、植生への影響が心配されていた。 

43ヘクタールの湿原を4キロの柵で完全に覆うとのこと。規模はかなりでかい。


06月19日 20:12 朝日新聞
世界遺産伐採、復元へ植林 元には20〜30年 和歌山 
 http://www.asahi.com/national/update/0619/OSK201106190037.html

20〜30年で全く完全に元通りというわけやないけどな。

和歌山県新宮市の熊野速玉(はやたま)大社が所有する世界遺産の山林が無断伐採された問題で、跡地に植林して山林を復元する作業が19日から始まった。伐採した市森林組合が作業を担い、梅雨明けまでにアラカシ、ヤマザクラなど計約340本を植える。



◆ ◆希少種・絶滅危惧種◆ ◆ 

06月19日 13:15 毎日新聞yahoo! 経由)
オオサンショウウオ:守れ 流域住民ら、保護団体発足−−岩国・錦川 /山口 
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110619-00000147-mailo-l35

地方版ならではの、地域の保全団体発足の話題。

>07年8月に宇佐川流域で初めてまとまった個体群を発見し、調査・研究を続けている高川学園高校・中学校(防府市)科学部の生徒たちが調査結果を発表。これまでに体長60〜80センチの成体63匹を確認し、マイクロチップをつけて生態観察を続けていることなどを報告した。 

調査研究を続けているというのは、頭の下がること。 


06月20日 毎日新聞
レンジャー最前線:/2 佐渡のトキ 
 http://mainichi.jp/life/ecology/news/20110620ddm016040036000c.html

またも(1)がないので、2だけ貼っとく。毎日のリンクの悪さは仕様やな、これ。

新潟県佐渡島では08年からトキの野生復帰に向けた放鳥が始まりました。飼育下で繁殖し、訓練を経て放されたトキは既に60羽。10年、11年と多くのつがいができ、産卵に成功しましたが、残念ながらふ化はまだ1羽も確認されていません。

今年も野性下での孵化はなかった……(涙)。

>これまでの観察で、夏はミミズのいるあぜが重要な餌場となること、稲刈り後には部分的に浅く水がたまった田んぼを利用することなどが分かってきました。トキが好む環境の特徴が分かれば、餌場や水田づくりに生かすことができます。

田園自然の再生も同時に求められている。



◆ ◆侵入種・移入種・外来種◆ ◆ 

06月19日 07:55 産経新聞
外来植物駆除“切り札” 大学生ら「エイリアン・バスター」 滋賀 
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110619-00000021-san-l25

外来種駆除は大変。やはり駆除以前に、入れないことが重要や、としみじみ。

>駆除の対象となったナガエツルノゲイトウは、ツル状の茎を持ち、夏から秋にかけて小さな白い花を咲かせる。湿地や河川敷に生育するが、繁殖力が極めて強いため、茎の断片のみでも増殖できる。 

>県内では平成16年に彦根市で初めて確認されて以降、大津市草津市などの琵琶湖岸にも生息域を広げている。近年は川面を覆い尽くすほど繁殖し、水質汚濁の原因や生態系への影響が懸念されている。 


◇ ◇ ◇

大阪駅(JR)がだいぶ変わってしまったと、
あちこちの報道を見て驚いています。
環状線桜ノ宮元住人としては、ぐゎんぐゎんに関心があります。
見てみたいような、見たくないというか、悲しいというか……心境は複雑なのですが。
大阪の夢を見ながら。
それではまた、次回に。

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