今日のトピックス、「フィリピンで新種のネズミが7種」「海洋生物大量死の危機」「外来水草を土に」、ほか。
ウチの居残りんニャンの茶トラは、
3匹時代にはあまり鳴かない猫でした。
2匹の同居猫に先立たれた今、他の猫との会話がないせいか、
よく鳴くようになりました。
猫同士の会話だと、音声が無くても通用する場合もあったので、
きっと彼のこと、声を出さずにいろいろと会話していたのでしょう。
人間相手だと、音声が必要になるようです……
よく鳴く猫と一緒に。スクラップを。
◆ ◆みんな大好き、地球温暖化の話題◆ ◆
06月20日 11:09 ロイター
気候変動条約締結への期待しぼむ−ドイツ・ボンで会合
http://jp.reuters.com/article/jpnewEnv/idJPjiji2011062000257
>気候変動の抑制を図るための国連の交渉が6月6〜17日にドイツ・ボンで行われ、180カ国が参加した。交渉は目標を高く定めているが、実際はそれよりもずっと低いところで決着するとみられ、ソマリアのことわざに言う「ラクダを求めてヤギを得る」ようなもの
いつも端的な訳文をアップするロイターにしては珍しく乱れたニホン語、と別のところに目が行った記事。
06月20日 13:10 AFPBB
植林は温暖化防止にほとんど貢献しない、カナダ研究
http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/environment/2807509/7395426
と、いう一説。英国『ネイチャージオサイエンス』誌の論文
>植林が温暖化防止に貢献しない理由としては、森林の成熟には数十年程度かかること、二酸化炭素(CO2)が大気中に数世紀にわたり残存できる分子であることなどが挙げられる。
>また、森が温室効果ガスを吸収する一方で、耕作地よりも色が濃い分、耕作地より余計に太陽熱を吸収していることも理由として考えられる。
>以上の結果から、植林計画においては熱帯地方の植林を重点的に行う一方で、世界の温室効果ガス排出の10〜20%を占める森林伐採を食い止める努力がなされるべきだと論文は述べている。
◆ ◆エネルギー系◆ ◆
06月17日 16:06 ロイター
環境省、再生エネ導入に半額補助
http://jp.reuters.com/article/jp_quake/idJP2011061701000296
ちょっと古い積み残しが。
>環境省は17日、風力や太陽光など再生可能エネルギーの普及加速に向けた政策提言をまとめた。地域で大規模導入を図る民間事業者に経費の半額を補助する事業の12年度からの実施などが柱。全国数カ所のモデル地域を公募する方針で、12年度予算の概算要求に数十億円を盛り込む。東北地方での普及拡大に向け、大震災の被災自治体が指定避難所などに太陽光パネルなどを導入する際、全額を国が負担する制度の新設も検討。
06月20日 20:54 毎日新聞
自然エネルギー:孫正義氏、韓国大統領にプロジェクト提案
http://mainichi.jp/select/world/asia/news/20110621k0000m020070000c.html
韓国は手ごわいと見た。
>韓国は原子力発電の割合が総発電量の35%を占め、福島第1原発事故後も、安全対策を講じたうえで原発を推進するとの立場を変えていない。孫社長は会見で「韓国政府のポリシーに口を挟むつもりはない」としながらも、「原発に依存しすぎるのは非常に危険だ」と強調。一方、石油など化石燃料も今後のコスト増加や地球温暖化阻止の観点から「依存度を下げねばならない」と主張し、自然エネルギー開発に向けて日韓の技術協力を進めるよう訴えた。
06月20日 21:12 レスポンス(goo経由)
パナソニック、熱発電チューブの開発に成功…CO2ゼロ
http://autos.goo.ne.jp/news/industry/158259/article.html
おおー、この技術は凄い。
>熱エネルギーを電力に直接変換できる熱電変換は、二酸化炭素排出ゼロの発電技術のひとつとして注目されている。同社は今回、熱の流れにくい熱電変換材料と熱の流れやすい金属を傾斜して交互に積層して管状にした単純な構造を考案、お湯を流す配管そのものを熱発電チューブにすることが可能となった。
>開発品は、従来構造の熱電変換素子を使った場合に比べて4倍の発電量を実現する。製造方法が簡単なため、お湯を流す配管などにそのまま使えるチューブ形状を実現した。
◆ ◆環境負荷の根源へ・地球の人口◆ ◆
06月21日 10:13 AFPBB
アジア都市部で急増する人口、注目の「世界人口70億人目」
http://www.afpbb.com/article/life-culture/life/2807609/7398509
記事は都市化と人口増の話だが、そろそろこんな話が出るようになったか。
>世界のどこかで、人口70億人目の赤ちゃんを身ごもった女性が暮らしている。その女性が暮らす場所は、おそらくアジアだろう。
>国連人口部(United Nations Population Division)によれば、人口70億人目の赤ちゃんは、ことしの10月31日に誕生する予定だ。
>だが都市部で成長した人口70億人目の子は、教育機会や職を大勢の人びとと競い合うことになるだろう。2025年6月15日には、世界人口80億人目の赤ちゃんが誕生するとみられている。
◆ ◆新種! ◆ ◆
06月20日 18:34 AFPBB
「すてきな小さなネズミ」 フィリピンで新たに7種を確認
http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/environment/2807575/7397814
おおー、一挙に7種! これは素晴らしい。
>「すてきな小さなネズミたちで人を避け、虫や植物の種子を食べ、ほとんど害を及ぼさない」と語った。
>新たに見つかったネズミたちの多くは、その生息地域が自然保護区域に指定されていないため、伐採や違法採掘による影響が危ぶまれる。
◆ ◆希少種・絶滅危惧種◆ ◆
06月20日 ナショナル ジオグラフィック
アラビアの“一角獣”、絶滅危機を脱す
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20110620001&expand
前日も取り上げたが、ナショジオのリンク先も貼っておく。
>。「1972年に野生の個体数が6頭ほどだったことを考えると、6頭から1000頭にまで回復するのは驚異的なことだ」と、イギリスにあるIUCNレッドリスト部門の責任者、クレイグ・ヒルトン・テイラー氏は話す。
>アラビアオリックスの個体数が回復したのは、保護団体や各国政府、動物園が広く連携し、種の保存に取り組んだおかげだ。1970年代に最後の野生個体群の中から保護目的で捕獲された個体のほか、アラブ首長国連邦(UAE)、カタール、サウジアラビアの王家や統治者が飼育していた個体が集められ、「世界の群れ」(World Herd)と呼んで人工繁殖が試みられた。
>1982年には、この保護下で繁殖した群れの中から少数の個体を、禁猟地に指定された保護区へ再導入する試みが始まった。再導入プロセスは、もっぱら試行錯誤の連続だった。ヨルダンでは、再導入した群れ全体が死滅したこともあった。
06月20日 毎日新聞
世界遺産:登録間近の小笠原・母島 戻れ、カツオドリ ネコ引っ越し、模型で誘導
http://mainichi.jp/life/ecology/archive/news/2011/06/20110620dde041040041000c.html
>南崎で90年代半ばに生息していた10〜20組のつがいは05年に姿を消した。翼を広げると1・5メートルと大型の野鳥だが、野生化したネコに捕食された。
>同年からネコの侵入を防ぐ柵を作り、捕獲したネコを本土に「引っ越し」させる作戦が始まった。地元のNPO「小笠原自然文化研究所」の鈴木創さん(46)は「歌の情景を戻したいという思いが原点だった」と話す。
>約6年が経過し、別の海鳥オナガミズナギドリの繁殖が復活した。カツオドリでつがいはできず、今年からデコイ(模型)を置き誘導を始めた。
何と頭の下がる……ありがたや。
06月21日 10:21 朝日新聞
海洋生物の絶滅、危険性「前例なく高い」 研究者ら警告
http://www.asahi.com/international/update/0621/TKY201106210119.html
06月21日 15:31 AFPBB
海洋生物大量死の危機、5500万年ぶり 専門家集団
>海の環境を悪化させる要因は主に3つある。温暖化、酸性化、低酸素化で、いずれも人間活動が直接的にもたらしたものだ。 (AFP)
>これまでは、これらの要因は個別に研究されることが多かった。これらの要因がどのように相互作用するかが理解されるようになったのは近年になってのことだ。 (AFP)
>今の海洋環境の状況は、深海生物の50%以上が死滅した5500万年の「暁新世/始新世境界温暖化極大イベント(PETM)」の前の状況と多くが同じだという。 (AFP)
◆ ◆侵入種・移入種・外来種◆ ◆
06月19日 00:42 朝日新聞
厄介者の外来水草、土になあれ 滋賀県が実験
http://www.asahi.com/eco/OSK201106180138.html
>刈り取られたオオカナダモなどの水草はこれまで、仮置き場に陸揚げされ、水分を減らし、ペットボトルや釣り糸などのゴミを取り除いた後、田の土を柔らかくするために入れる土壌改良材や家畜の飼料として使われていた。
>そこで県は利用拡大を図るため、やせた休耕地に入れる土にして、琵琶湖から畑への循環を促そうと計画。水草に手を加えず、休耕地に寝かして土に変える実験を2005年に始めた。南津田町の休耕地約3万平方メートルを利用し、これまで約1万平方メートルに約1万2千トンの水草を運び込んだ。
>今後、畑には、ジャガイモなどを植え、土がどの作物の成長に適しているかを確かめ、県ともデータを共有する。
06月21日 14:59 毎日新聞(yahoo! 経由)
オオキンケイギク:注意 在来種に悪影響 /徳島
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110621-00000224-mailo-l36
記事は徳島版だが、他の地域でも問題のある外来種であることには違いないのんで、そこんとこヨロシク。
>オオキンケイギクは、北米原産のキク科の多年草。高さ30〜70センチに成長し、5〜7月に大きさ5センチほどの黄色い花をつける。1880年代に主に観賞用として日本に輸入され、道路沿いの緑化にも使われてきた。今では全国で生息地が拡大し、長野県では天竜川上流域で同県の固有種、ツツザキヤマジノキクが駆逐されるなど、被害も出ているという。
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今日はこれにて。
原発さんブログの方が……大変なことになっているので。
それではまた、次回に。
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