今日のトピックス、「大手企業が排出削減支援」「自転車発電体験レポ」「震災がれきでバイオマス」「バングラデシュの太陽光」「冷暖房にもバイオ」「持続可能な漁業とは?}「小笠原・伊豆諸島の12生物、絶滅」、など。

睡眠不足です。
寝落ちしないように頑張ります……


◆ ◆みんな大好き、地球温暖化の話題◆ ◆ 

06月16日 11:35 ロイター
グーグルなどがEUの温室効果ガス排出削減強化を支援 
 http://jp.reuters.com/article/jpnewEnv/idJPjiji2011061600314

先日に引き続き、グーグルが。

欧州連合(EU)で活動する企業72社が15日、域内の温室効果ガスの排出削減を強化する運動に支援を表明し、宣言書に調印した。これには米コカ・コーラやグーグルなど有名な企業も含まれている。 

>米2社のほかには、英国のエネルギー会社セントリカ、デンマークのドンク・エナジー、小売りの英ASDA、仏カルフールスウェーデンの家具販売会社イケアなどが参加した。 

>一方で、鉄鋼やセメント、アルミなどの業界は、排出削減の強化によって規制の弱い国との競争力が弱まるとして、強化に反対を表明している。 

メモ。



◆ ◆自然エネルギー系◆ ◆ 

06月15日 18:23 週プレNEWS(yahoo! 経由)
自転車発電で1時間テレビを見るには3時間半こぎ続けなければならない 
 http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20110615-00000302-playboyz-soci

改良が進んだら、欲しぅなるわ、絶対。PCの非常用発電源として。

>山見氏によると、大型テレビを1時間見るために3時間34分の発電が必要。一般家庭の一日分の電力消費を賄(まかな)うには525時間も自転車をこぎ続けなければいけない。たった一日のために22日間も自転車こぎか……。人力発電が実用化される日はまだ遠そうだ。 

関係ないが、写真で、自転車こぎにトライする記者さん(たぶん)が、室内であるにもかかわらずきちんと自転車ライダーの格好しとるのが、なんかほっこりした。室内なのにメットまで……


06月16日 03:01 朝日新聞
震災がれきでバイオマス発電 農林省、被災地に建設計画 
 http://www.asahi.com/special/10005/TKY201106150609.html

前にもちらちら話に出ていた件。
ダイオキシン大丈夫かな。炉の設計で何とかなるレベルなんやろか。

>被災地のがれきは阪神大震災に比べて膨大で、今回は木材が多いのが特徴だ。環境省の推計では、がれき全体で2500万トンに及び、うち7割が木質系の廃棄物とみられる。その中でも、津波に伴う塩分が少なく、柱の形が残っている木材が発電に適している。農水省は、約500万トンが利用でき、数年は発電できるとみている。 

がれき処理が終わったあとは、周辺の森林から切り出された間伐材などを燃料として発電を続ける。農水省は2009年末に公表した「森林・林業再生プラン」で、バイオマス資源として間伐材などを積極的に使う方針を打ち出した。この方針に沿って、製材工場から出る端材などを発電所に供給する体制も整え、エネルギーの地産地消を促す。  


06月16日 14:56 AFPBB
太陽光パネル導入、100万世帯に バングラデシュ 
 http://www.afpbb.com/article/economy/2806703/7353177

バングラデシュ太陽光パネルを導入した世帯数が100万世帯に達したと、同国のクリーンエネルギー関連プロジェクトを助成する国営企業インフラストラクチャー・デベロップメント・カンパニー」(Infrastructure Development Company、IDCOL)が15日発表した。 

>IDCOLによると、導入目標100万世帯の達成は、予定よりも1年6か月前倒しで完了した。 

自然エネルギーの広がりという点でも、また南北格差の是正という意味でも、意味がある。


06月16日 20:01 時事通信yahoo! 経由)
冷暖房に木質ペレットや太陽熱を利用=京大と大ガスが実証実験開始 
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110616-00000030-jijc-biz

大阪ガスは相変わらず前向きやな。大阪贔屓ということ抜きにしても、小規模コ・ジェネの開発を一足先にやっとったりと、何か応援したくなってくる。

>京都大と大阪ガス<9532>は16日、「木質ペレット」や「太陽熱」を利用した空調システムを設置し、経済性や二酸化炭素(CO2)排出量の削減効果などを検証する実証実験を5月末から開始したと発表した。ガスに加え、再生可能エネルギー木質ペレットと太陽熱を冷暖房のエネルギー源とするのは全国初としている。 



◆ ◆海は誰のものか・海洋資源とニッポン◆ ◆ 

06月15日 10:31 SYNODOS JOURNAL(yahoo! 経由)
儲かる漁業の方程式〜漁業はそもそもどうあるべきか?(1) 
 http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20110615-00000301-synodos-soci

勝川俊雄(三重大学生物資源学部准教授)の寄稿記事。参考になる。

>1989年にFAOは世界の漁獲能力は、現状の漁獲を維持するために必要な130%の水準であると推定しました。また、Garcia and Newton (1997)は、世界の漁船規模を現状の53%に削減すべきという試算をしています。日本では、東北大学の馬奈木准教授が、現状の漁獲量を維持するのに必要な漁船の規模は現在(被災前)の15%で十分という試算をしています。 

>こういった過剰な漁獲能力で、無規制に漁獲をすれば、あっという間に次世代を産む親まで獲り尽くしてしまいます。漁業が中長期的に成り立つためには、十分な親が取り残せるように、しっかりと漁獲規制をする必要があります。 

>十分な親を残そうとすれば、獲れる魚の量は自ずとかぎられてきます。漁業を経済的に発展させるには、かぎられた自然の生産力を、できるだけ高く売る以外の選択肢はないのです。 

連載寄稿で、2回目は↓。続きが待たれるところ。
06月16日 11:36
持続性を無視して、自滅をする日本漁業〜漁業はそもそもどうあるべきか?(2) 
 http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20110616-00000301-synodos-soci



◆ ◆希少種・絶滅危惧種◆ ◆ 

06月16日 07:55 産経新聞
12生物絶滅、世界遺産に試練…小笠原・伊豆諸島で都認定 
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110616-00000082-san-soci
または
 http://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/ecoscience/snk20110616082.html

産経は使えない記事が殆どだが、外来種関連と危惧種方面に関してはアンテナの感度がいいから厄介。

>絶滅の危機に瀕(ひん)している生物をまとめた東京都の平成23年版レッドリストで、小笠原諸島と伊豆諸島の12種類の生物について、都が絶滅したと認定していることが分かった。前回の10年版リストの改定にあたって判定した。 

あとでレッドリスト本体を探すとして。世界遺産云々は抜きにしても、小笠原や伊豆諸島の自然は希少性が高いことは確か。


◇ ◇ ◇

今日はこの辺で。
ああ、眠い……

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