今日のトピックス、「ハッカーが温暖化解決に力」「気候変動と作物」「CO2の排出ペース」「内モンゴル自治区の環境悪化」「希少カメ」「アサリのふしぎ」「解剖をやめよう」、など。

資料を読みつぶしていたら、あっという間に一日が終わっていました……
スクラップを。

(※PCの調子が一時的に悪化したため、途中でアップしました;修正済み21:58)


◆ ◆みんな大好き、地球温暖化の話題◆ ◆ 

06月06日 12:26 CNN
ハッカーの力で地球温暖化の解決を、世界各地でイベント 
 http://www.cnn.co.jp/tech/30002987.html

>これまでのイベントでは多くの実績を挙げてきた。09年のイベントで開発されたショートメッセージサービスの「I’mOK」は、大地震に見舞われたハイチやチリの被災者が家族などの安否確認に活用した。世界銀行は10年のRHoKで開発されたプログラムを使い、地滑りの危険の視覚化に乗り出している。 

ハッカーのイメージがあまりないだけに、こういう視点は新鮮。義士は、どの業界にでもいる、ということか。


06月06日 16:14 AFPBB
気候変動、作物が生育不能になる「ホットスポット」を特定 
 http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/environment/2804177/7306068

>報告書は、国連(UN)の「気候変動に関する政府間パネルIPCC)」が出した2050年までの予測通りに地球の平均気温が上昇すると、作物の栽培可能期間が短くなり、気候も変動しやすくなることから、零細農業で成り立っている多くの地域で主食となる作物の栽培ができなくなると指摘する。これらの地域が慢性的な食糧不足に陥っている場合は致命的となり、3億5000万人以上がこうした「最悪の事態」に直面していると警鐘を鳴らしている。 

あうあう。

>気候変動による影響は、フランスの畜産農家など先進国でも見られたが、農家が基本的なニーズさえ満たせないアジア・アフリカの大半地域では、農畜産業の生産が人間の生存を直接左右していた。 

あわあわ。

>科学者らは現在、主要作物について温暖化にも耐えうる品種の開発に取り組んでいる。だが報告書は、一部地域では必要な栄養量を確保するために栽培作物自体を切り替える必要があるだろうと述べている。 

メモメモ。


06月06日 17:27 AFPBB
現在のCO2排出ペース、「温暖化極大期」の10倍 
 http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/environment/2804242/7306400

さらに、メモメモ。

>現在、地球の大気に二酸化炭素(CO2)が放出されるペースは、5600万年前に地球の気温が5度以上上昇した「温暖化極大期」と比べて10倍に達しているとの米大学などの研究が、5日の英科学誌「ネイチャージオサイエンス(Nature Geoscience)」に発表された。 

>5600万年前に地球が突然温暖化した暁新世・始新世境界温暖化極大期(Paleocene-Eocene Thermal Maximum、PETM)は、少なくとも1万年続き、最新の研究では2万年ほど続いた可能性が高いとされている。これは地質学的には短いが、動植物にとっては適応が必要となる長い期間で、深海生物など絶滅する種も相次いだ。 



◆ ◆開発と環境破壊(in中国)◆ ◆ 

06月06日 13:37 Record China(yahoo! 経由)
環境破壊が深刻な草原地帯、地下水も飲めず!中国政府、抗議デモ発生で重い腰―内モンゴル自治区 
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110606-00000009-rcdc-cn

話題の、内モンゴル自治区にて。

環境保護団体「園林在線」によると、90年代中頃に金鉱が発見されて以来、全国各地から人が押し寄せ、無秩序な採掘によって草原は引き剥かれ、廃土によって干ばつに強く塩害を防ぐギョリュウ林を全滅させてしまったという。しかし最大の被害は水質汚染で、地下水がほとんど汚染され、飲めなくなってしまった。人民日報は、地下水資源の破壊によって、内モンゴル・フルンボイル地域の7大河川がすべて枯れてしまったと報じている。 

>これほどの調査や報道がなされていたにもかかわらず、当局はこの問題を無視し続け、追い詰められたモンゴル族による「暴動」が引き起こされて初めて重視されるようになったのは、非常に残念なことだと言わざるを得ないと記事は論評している。 



◆ ◆希少種・絶滅危惧種◆ ◆ 

06月06日 13:03 毎日新聞yahoo! 経由)
カメ:密輸・保護の希少種、展示 野毛山動物園で50匹飼育 /神奈川 
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110606-00000049-mailo-l14

ちょっと前にも別の報道で出たが、横浜市野毛山動物園のカメ保護の話題。

>同園の「は虫類館」で飼育するカメ約100匹のうち、密輸を摘発した警察から保護を依頼されたカメが半数を占める。保護しても、日本の寄生虫や細菌などが付着している可能性があり、生態系を乱す恐れから原産国へ戻すことは難しい。そのため、動物園や水族館で保護されることが多く、野毛山動物園もその一つ。 

横浜税関によると、国内で04〜09年の間、ワシントン条約違反で摘発したケースの動植物の数は計426件に上る。毎年50〜100件以上の摘発があり、密輸は減少せず高止まりしており、カメも同様の傾向とみられる。 

ううう、確かに、カメはかわいい。だが、野生種の飼育は基本的にすすめられない(爬虫類に限らず)。特に爬虫類、両生類の飼育はセンスもいるし難しいことを、案外多くの人が知らないような気がする。小学校のうちから、世界でどんな希少種がいて、みたいなことをもっときちんと学べば、また変わってくると思うんだが……



◆ ◆その他、動物系◆ ◆ 

06月05日 05:47 朝日新聞
震災、アサリにもストレス 東邦大調査、殻の模様に異変 
 http://www.asahi.com/national/update/0605/TKY201106040559.html

なんてことないアサリでも、こういう事実があるねんなー。

福島県の沿岸で、二枚貝のアサリの模様に東日本大震災の影響とみられる異変が起きていることが、東邦大学の大越健嗣教授らの調査で分かった。9割の個体で殻の途中に溝ができ、それを境に色や模様が変わっていた。津波で環境が激変したことによるストレスが主因とみられるという。 

>大越教授らは5月下旬、アサリの産地として知られる福島県相馬市の松川浦とその周辺の河口で生息密度などを調べた。この調査で採取したアサリ216個体のうち、約9割にあたる192個体で、貝殻の模様の一部が帯状に変わっていた。同じ松川浦で2009年6月に行った調査では、貝殻に帯状の変化がみられた個体は1割以下だった。 

完全に個人的興味。メモメモ。


06月06日 11:08 朝日新聞
生物の授業、解剖廃止へ 米の一部学校、動物福祉の観点  
 http://www.asahi.com/science/update/0605/TKY201106050270.html

まあ、無駄な殺傷は少ないに越したことは無いわけだし、リアルの解剖の体験とそこから学べることのプラマイを考えることは大事やね。

>ロサンゼルス近郊にあるランチョベルデ高校など7校で、本物のカエルの解剖に近い体験がマウスの操作でできるというソフトウエア「デジタル・フロッグ」を使う。ソフトの使用料を同研究所などが学校に寄付し、学校は今後5年間、本物の動物の解剖を行わないことを約束する。

◇ ◇ ◇

PCがちょっと調子を悪くして、
一時避難的に、途中でアップしました。(失礼)
今は訂正版に直しています。


と、言うわけで、今日はこの辺で。

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