今日のトピックス、「温暖化対策、理論重視は禁物」「海老名市も省エネ」「三峡ダム」「ボーヤン湖」「アスベスト」「琵琶湖の『浜かけ』」「種の絶滅率の数え方」「再発見されたカエルたち、コンゴ」「アイダホ、ハイイロオオカミの殺処分許可」、など。

お待たせしました、というか待っている人がいたのかどうかはよく分かりませんが、
「今日の原発さん」関連だけを独立させた、
分家ブログを開設しました。
 ⇒http://d.hatena.ne.jp/J-yamanekoya-2nd/
「カメのて」分室−原発さん関連の環境ニュースクリップー

というか、3つもブログを維持できるのかが問題なんですが。
まあ、スクラップですから。
そういうわけで、必要な方は、分家の方も覗いてみてください。


では、今日のスクラップを。


◆ ◆みんな大好き、地球温暖化の話題◆ ◆ 

05月18日 ナショナル ジオグラフィック
温暖化対策“くさび”理論、過信は禁物 
 http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20110518002&expand

>「冷静かつ現実的な議論が必要で、最悪のシナリオにも目を向けなくては」とソコロウ氏は語る。「平均気温が4.5度を超えて上昇すると、世界はひっくり返ってしまう。あまりに恐ろしい話で背筋が寒くなるが、想定外で済ます態度は科学的とは言えない」。 



◆ ◆やればできる省エネ◆ ◆ 

05月18日 12:54 朝日新聞
市役所閉めて節電、来客減る水曜の午後 神奈川・海老名 
 http://www.asahi.com/politics/update/0518/TKY201105180169.html

05月19日 16:54 読売新聞(goo経由)
海老名市役所、水曜午後休み土曜午前開庁…夏季
 http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/world/ecoscience/20110518-567-OYT1T01022.html

こりゃまた大胆な。

>水曜日は来庁者が比較的少ないため、午後の閉庁を決めた。代わりに、これまでは第1、第3土曜日の午前中に窓口業務だけ実施していたのを、この期間中は毎週土曜日にすべての業務にあたることにした。土曜午前中の開庁による電力使用量は約1300キロワット時ですむという。  (朝日)

>同市は、7〜9月の行政施設節電目標を、国の15%を上回る前年同期比20%に設定。屋内照明の50%消灯、空調の最低2時間停止、運動施設の平日夜間使用の中止――なども実施する。20%の削減を達成できれば、3か月間で約1300万円の電力使用料節減になるという。 (読売)



◆ ◆水の惑星の、水の話◆ ◆ 

05月19日 11:24 ロイター
三峡ダムに緊急対応すべき問題も=中国政府認める 
 http://jp.reuters.com/article/jpnewEnv/idJPjiji2011051900311

温家宝首相主宰の国務院常務会議がこの見解がまとめたもので、このほかに長江下流域の輸送、かんがい、水供給といった問題もあると明らかにした。 

ヨウスコウワニヨウスコウカワイルカがな……涙。


05月19日 18:14 サーチナyahoo! 経由)
中国最大の淡水湖のボーヤン湖、大干ばつで湖面8割縮小 
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110519-00000076-scn-cn

江西省にある中国最大の淡水湖、ボーヤン湖では、歴史的な干ばつの影響で水位が下がり続け、湖面の面積が平年に比べて8割縮小した。湖が干上がってできた干潟には、自動車教習所まで出現した。 

水資源大丈夫なのか……つか、絶対に良くない状況のような。



◆ ◆公害と環境汚染◆ ◆ 

05月19日 毎日新聞
アスベスト:工事現場で無害化 産総研など、溶融装置開発 
 http://mainichi.jp/life/ecology/news/20110519ddm002040076000c.html

うわー、これはマジで実用してほしい。

産業技術総合研究所茨城県つくば市)と大成建設は18日、有害な飛散性アスベストを工事現場で溶かして無害化する処理技術を開発したと発表した。建物の解体や改修工事で、耐火被覆や防音材に使われた飛散性アスベストをはがし、その場で溶融処理できる。



◆ ◆希少種・絶滅危惧種◆ ◆ 

05月18日 05:30 毎日新聞yahoo! 経由)
<琵琶湖岸>「浜かけ」進み、防風林の松に被害 滋賀・彦根 
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110518-00000006-mai-soci

>県のレッドデータブックに載るクマツヅラ科の低木「ハマゴウ」も被害を受けた。15カ所の生育地のうち自生地1カ所と、地元の人たちが植えた育成地3カ所が波に洗われ、根元が露出。ヨシやプラスチックごみが漂着し、砂浜は台無しだ。 

>県は砂浜再生工事や浜かけが起きた傾斜をならすなどの対策を取っているが、根本解決には至っていない。県湖東土木事務所は「ごみ処理と段差の危険防止に努めたい」としている。 

原因等の記載はないのが……


05月19日 ナショナル ジオグラフィック
種の絶滅率はそれほど高くない? 
 http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20110519002&expand

でも、油断は禁物。いずれにせよ、多くの場合においてジンルイがその加害者であることは事実。

>本当に問題となるのは”生態学的絶滅”(ecological extinction)なのだとディナースタイン氏は言う。「群れの個体がある一定数以下になり、もはや生態系の中で生態学的役割を果たしていない状態のことだ」。  

環境保護論者は、ある種の最後の1個体か2個体を確認することよりも、生態学的絶滅の方をはるかに気に掛けるものだし、そのような種は、まだ生き残っているとしても機能的には絶滅していると、ディナースタイン氏は説明する。  

確率の数字が大きかろうと小さかろうと、それに手をかけているのは自分の手なのだから。


05月19日 ナショナル ジオグラフィック
クサガエル、コンゴでカエル再発見 
 http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=2011051901&expand

05月19日 ナショナル ジオグラフィック
サエズリガエル、コンゴでカエル再発見 
 http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=2011051902&expand

05月19日 ナショナル ジオグラフィック
イワガエル、コンゴでカエル再発見 
 http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=2011051903&expand

美しいカエルたち。どうかこの姿が、生きて、ずっと保たれますように。



◆ ◆その他 動物系◆ ◆ 

05月19日 11:53 ロイター
アイダホ州、保安官代理によるオオカミの殺処分を許可 
 http://jp.reuters.com/article/jpnewEnv/idJPjiji2011051900329

連邦政府が、ロッキー山脈北部に生息する大部分のハイイロオオカミの保護を解除したことを受け、アイダホとモンタナを含む州政府はこのほどオオカミの管理を再開している。アイダホ州がオオカミの殺処分を認めたのは、これが2回目。 

>両州は主に許可に基づく狩猟によって数百匹を処分したいと考えている。モンタナ州は先週、生息する550匹のうち220匹を処分する目標を立てた。アイダホ州は700匹のうち220匹を処分する計画を検討している 

なんかまた張り切って殺しまくって数を減らしてしまうようなことが起きそうなんだが。
つか、人間の方が増えすぎなんだよ……


◇ ◇ ◇

今日はこれにて。
原発さん関連報道がまだまだ大量に残っているため、
明日もそちらへかかりきりの可能性があります。
その場合は、こちらはお休みということで。


それではまた、次回に。

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