今日のトピックス、「自然エネ投資大幅増」「泡瀬埋め立て問題、既成事実つくりに躍起」「がれき石綿問題」「震災ごみ受け入れ自治体」「尾瀬売却か否か」「琵琶湖の生きもの」「シベリアトラ」「紀の川でコクチバス」、など。
まだ完全復帰ではありませんが、
ためると恐ろしいことになるので。
「原発さん」関連以外を取り上げていきます。
◆ ◆自然エネルギー系◆ ◆
05月12日 09:58 ロイター
風力や太陽光など投資大幅増
http://jp.reuters.com/article/jp_quake/idJP2011051201000142
福島第一の事故が後押しというの大きくはあるだろうけれども。
>昨年1年間、風力や太陽光発電などの再生可能エネルギー開発への投資額は世界全体で2430億ドル(約20兆円)に達し、前年比1・3倍の大幅増を記録した。ダボス会議を主催するスイスの民間経済研究機関、世界経済フォーラムが12日までにまとめた。
今後もさらに増えそうだとのこと。
◆ ◆開発と環境破壊◆ ◆
05月12日 10:05 琉球新報(yahoo! 経由)
自然環境の専門家ゼロ 泡瀬埋め立て再開
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110512-00000003-ryu-oki
それなんていう既成事実づくり?
>2010年8月に内閣府が事業再開を決めた中城湾港泡瀬沖合埋め立て(東部海浜開発)事業で、内閣府が再開容認に際し参考にした9人の有識者の中に自然環境の専門家はおらず、現地を訪れた経験のある人がいないか、1人にとどまる可能性があることが11日分かった。同日の参院沖縄北方委員会で紙智子委員(共産)が明らかにした。
ひでえ。
>内閣府は、9人の有識者の氏名や肩書について「本人の許可が得られていない」として公表していないが、財政研究者、ホテル経営者、観光・スポーツ関係者などで構成される。
>自然環境の専門家を含んでいないことについて内閣府は「再開へ向け焦点となっていたのは経済合理性。その有無の判断をするためのヒアリングだったので、自然環境の専門家は必要ないと判断した」と説明。有識者の現地視察については「有識者の1人は沖縄でも事業をしている人だが、各人に『現地に行きましたか』と確認していないので、分からない」と述べた。
(開発を)やる気だけは満々。
◆ ◆震災の余波と環境破壊◆ ◆
05月11日 22:28 読売新聞(yahoo! 経由)
がれきの石綿、健康被害防止会議…厚労・環境省
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110511-00001057-yom-soci
>石綿を巡っては、環境省が13〜18日、宮城、福島、茨城3県の15地点で石綿の大気濃度を予備調査したが、大気1リットル中の石綿の繊維本数は1本以下で、通常の大気とほぼ同じだった。ただ、作業が本格化すれば飛散量が急増する恐れがあり、厚労省は防じんマスク着用の徹底などを呼びかけている。
ぜひともきっちり対策を。
05月12日 09:29 京都新聞(yahoo! 経由)
京都市、舞鶴市、亀岡市など 震災ごみ受け入れ意向
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110512-00000002-kyt-l26
ありがたや。
>環境省が京都府内の市町村に東日本大震災の災害ごみ処理を打診したところ、京都市、舞鶴市、亀岡市、伊根町、船井郡衛生管理組合(南丹市)が受け入れる意向を示していることが11日、分かった。年間計5万3500トンを地元焼却施設で処理する方針だ。ただ、放射能の風評被害を懸念し決めかねている自治体も目立つ。
>京都市は最大の年間5万トンの生ごみ、がれきを受け入れる意向で、市内の焼却施設で処理する。市は「被災地を積極支援する。地元住民にも理解を求めていく」という。舞鶴市は家具などを同120トン受け入れ、「台風23号被害のとき、ごみを他市で処分してもらった。恩返ししたい」。亀岡市は家具など同2100トン、伊根町は大型ごみなど同100トン、南丹市と京丹波町の船井郡衛生管理組合はがれきなど同1200トンを受け入れる方針。
◆ ◆ナショナルトラストに続く道◆ ◆
05月12日 毎日新聞
尾瀬:東電保有地の売却、群馬県が懸念 知事「絶対阻止」
http://mainichi.jp/life/ecology/news/20110512mog00m040004000c.html
まだ売却されると確実に決まったわけではない、という東電の弁も。
◆ ◆水環境と生きものたち・琵琶湖◆ ◆
05月12日 13:41 毎日新聞(yahoo! 経由)
琵琶湖:動物2倍に 90年論文と比較、1235種確認−−日露研究グループ /滋賀
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110512-00000170-mailo-l25
>ロシアのバイカル湖で生物を研究しているオレック・ティモーシュキン博士や同博物館の学芸員ら計45人が調査。生物の総数は1769種類を確認した。うち動物は90年の論文が592種だったのに比べ1235種と2倍以上になり、植物も同506種から534種に増えた。
>グライガー学芸員らによると、90年に京大で発表された動物のリストでは魚や貝などに見られる寄生虫などの分類が盛り込まれていなかった。さらに、日本では専門家が少ない分野のワムシやクマムシなどを確認した。
解明されていない事実も多い模様。研究が進むことを期待。
◆ ◆希少種・絶滅危惧種◆ ◆
05月12日 09:42 毎日中国経済(yahoo! 経由)
絶滅危惧のシベリアトラが出産ラッシュ=中国黒竜江省
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110512-00000001-xinhua-int
写真の可愛らしさに。
>中国黒竜江省にある横道河子猫科動物飼養繁育センターでは、絶滅が危惧されるシベリアトラ(アムールトラ)の赤ちゃんが次々と生まれている。
>10日ほど前に13頭が生まれたのに続き、今後数日以内に別の母トラも出産し、センターの赤ちゃんトラの数は30頭を超える見通しだ。同センターはシベリアトラの人工繁殖基地としては世界最大
増えてくれ……タノム。
◆ ◆侵入種・移入種・外来種◆ ◆
05月12日 13:01 毎日新聞(yahoo! 経由)
コクチバス:特定外来魚、紀の川水系で初捕獲 生態系への影響懸念−−橋本 /和歌山
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110512-00000156-mailo-l30
個人的に、結構ショックが大きい。
>捕獲できたのは水温が上がってきた4月28日。体長11〜25センチの雌雄9匹が釣れた。広い縄張りを持つコクチバスが同じ位置で釣れたことから、繁殖目的で集まっていた可能性が高いという。
>捕獲と同時に、同池などの生物調査も行った。特定外来生物の魚・ブルーギルはいたものの、小魚やエビ、カエルなどは見つからなかった。同池とつながる沢では、小魚などは生息していた。また、死んだコクチバスを数匹解剖し、胃を調べたところ、ユスリカやカゲロウの幼虫など小さな昆虫しかなかった。同館の平嶋健太郎学芸員は「強力な捕食者・コクチバスが池の生物を食べつくしたのではないか」と話す。
>同館によると、コクチバスが紀の川水系に拡散し、定着すると、アユをはじめ魚だけでなく、蛍などの幼虫やカエル、魚・昆虫を食べる鳥など生態系全体に影響が及ぶという
全ての釣人がこういうアホでないことは理屈では理解しているんだが、それにしてもその「一部」の愚か者の頭の悪さ加減は釣竿を取り上げていいレベル。
◇ ◇ ◇
ともあれ、「原発さん」関連以外は何とか拾い上げている……と思います。
空白期間中にリンク切れを起こしている分もあったとは思いますが。
それと、「原発さん」関連についての処遇も考慮中です。
たまっている記事数が半端無いのんで、そこはまあぼちぼちと。
何かとすみませんが、無理なく続けられたらと思います。
それではまた、次回に。
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