今日のトピックス、「エコポイントの試算、大外れ」「ナショジオ、クニマスの件でさかなクンに取材」「敦賀原発2号機ほか」「もんじゅ」、など。
だんだんとあたたかくなってきて、何より。
そして、花粉の気配が、密かに。
マスクなしで空気を吸える時間も、あと数日といったところでしょうか。
スクラップを。
明日から少し間が空きます。
◆ ◆ニンゲンの経済活動と、エコ◆ ◆
02月05日 朝日新聞
家電エコポイント、ＣＯ２削減試算ずさん 効果６分の１
http://www.asahi.com/national/update/0205/TKY201102050170.html
まあ、お金でぱぱっと解決とかいうことはだいたいこういう結果に収まるもんやねんなぁ〜……という見本のような情けなさ。しかも、試算段階で、ってのは、なんだかものすごい間抜けか、はたまたものすごい作為的なものを感じる。
基準にした1995年も謎だが、
＞さらに、すべて同じ大きさのものへの買い替えになると想定し、大型化という「増エネ」要因を考えなかった。テレビでは、３２型から３２型への買い替えが前提。しかし電子情報技術産業協会の統計では、算出に使われた９５年時点で「３０型以上」のカラーテレビは全体の４．６％。ほとんどは３０型未満だ。一方、エコポイント事務局の統計では、昨年１２月までにエコポイント制度で買われたテレビの３６％が３７型以上だった。
＞こうして算出された「４００万トン」が財務省との折衝や国会説明など各所で使われる一方、環境省の担当者はその削減量をどう試算したかを記した資料は廃棄していた。
この思考の甘さといい、資料を破棄する鈍さといい、頭の痛くなる話。まあ、減らなかったわけではない、ということで慰めることしかできないか。
◆ ◆希少種・絶滅危惧種◆ ◆
02月05日 ナショナル ジオグラフィック
“絶滅”した幻のクニマスを発見
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20110203003&expand
「さかなクン」が天下のナショジオに「さかなクン」として紹介されとる。ＴＶチャンピオンに出ていた濃ゅぅ〜い高校生が、まさかナショジオとは。あ、ツッコミすんのはそこじゃないか。
＞今では西湖に約1万匹のクニマスが生息していると考えられている。富士山の地下水が流れ込むこの湖は深部の水温が常に低く、クニマスに適した環境が整っているのだ。
問題は、西湖にとっては移入種（外来種）だってことなんだよなあ。そりゃ絶滅するのはもっとよくないのは確かにせよ。
◆ ◆今日の原発さんとそのおともだち◆ ◆
02月05日 産経新聞（yahoo! 経由）
敦賀２号機 高圧ガス施設点検工事 無許可で弁取り替え 福井
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110205-00000062-san-l18
02月05日 毎日新聞（yahoo! 経由）
原発：原電と関電、許可申請せず設備工事 ／福井
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110205-00000285-mailo-l18
敦賀原発2号機で、1998年（平成10年）以降、高圧ガスを扱う系統の点検で「高圧ガス保安法」に必須の工事許可の手続きが行われないまま工事が行われていたことが判明。産経と毎日で数字に差があるのが、ちょっと不安なんだが。
＞また関西電力も４日、高浜原発３、４号機と大飯原発３、４号機で高圧ガス保安法に基づく工事許可申請や変更届け出の手続きをせずに行った弁などの取り換え工事が平成１０年以降３１件あったと発表。 （産経）
もう常態化してたってこと？
02月05日 朝日新聞
もんじゅの装置落下 復旧に９億４千万円
http://www.asahi.com/national/update/0205/TKY201102040548.html
02月05日 読売新聞（goo経由）
もんじゅの核燃料交換用装置落下、復旧に９億円
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/nation/20110205-567-OYT1T00306.html
高速増殖原型炉「もんじゅ」で燃料交換装置が炉内に落下したトラブルで、落下した装置を引き抜くための追加工事や復旧作業に対して約9億4千万円の追加費用がかかることが判明。この費用は、炉のふたにひっかかった燃料交換装置を取り外すのに必要な機器を新たに設計・製作することや外した燃料交換装置を分解調査する費用の見積もり金額のことの模様。請負は東芝。
◇ ◇ ◇
では、2、3日休みます。
何かとすみませんが。それでは、また次回に。
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