今回のトピックス、「メキシコ湾の石油分散剤」「ブラジル巨大ダム開発go」「サメ保護」「国有林、広葉樹で自然復元へ」「もんじゅ」「柏崎刈羽原発3号機」、など。
今月は本当に更新がしんどかったのですが、
来月も結構大変になりそうです……
ちょっと仕事優先になります、ご了承を。
では、今日までのスクラップから。
◆ ◆石油文明と環境汚染◆ ◆
01月31日 ナショナル ジオグラフィック
メキシコ湾、石油分散剤が長期残留
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20110131002&expand
結構深刻っぽい。想像以上に。
＞研究を率いたカリフォルニア大学サンタバーバラ校（UCSB）で微生物地球化学を研究するデイビッド・バレンタイン氏は話す。「油井が封鎖されてから3カ月にわたって分散剤を観察してきたが、深海に投入された分散剤はすべてプルーム内に残留している。しかも、それだけではない。分散剤の生分解が予想されたほど早くは進んでいなかった」。
＞テキサス工科大学の生態毒性学者ロナルド・ケンドール氏によれば、分散剤の成分は公開されず、大量に使用されるまで科学者ですらわからなかったそうだ。「分散剤に関してどれほど無知だったか、環境への影響を予測する上でどれほど知識が限られていたかが今後続々とわかってくるだろう」と同氏は指摘する。「生態系への影響もまったくの未知数といえる。大規模な実験を先に行い、次々と判明する結果を待っているようなものだ」。
＞ケンドール氏は深海生物への影響を懸念する。独特の進化を遂げてきたため、多くの場合環境の急激な変化に対して影響を受けやすい。「深海生物は、高水圧、低酸素、太陽光の届かない環境で独自の能力を発達させて生き残ってきた。苛酷な環境ではあるが、変化はおそらく乏しい。そこに化学分散剤が突然押し寄せたら、どうなるだろうか。まったく予測がつかないが、深刻な事態を心配している」。
……
◆ ◆開発と環境破壊◆ ◆
01月31日 AFPBB
ブラジル政府、巨大ダム関連の道路建設着手を承認
http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/environment/2784017/6756691
ダムは無駄……
◆ ◆希少種・絶滅危惧種◆ ◆
01月28日 ロイター
サメ保護のための国際計画は失敗＝環境団体が批判
http://jp.reuters.com/article/jpnewEnv/idJPjiji2011012800243
サメも多くが絶滅危惧種。
＞サメは東南アジアでのフカヒレ・スープ向け需要のため過剰捕獲が続き、生息数は減少している。
とりあえず、フカヒレ・スープは頼まないでおくねん、っと。
◆ ◆ニッポンの森林◆ ◆
01月31日 読売新聞
国有林、スギ伐採し広葉樹を自然の力で復元へ
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/life/science/20110130-567-OYT1T00784.html
または
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110130-00000784-yom-sci
＞群馬県みなかみ町赤谷(あかや)地域の国有林１万ヘクタールのうち、約２０００ヘクタールの人工林をモデル地域に指定する。スギを根元から伐採し、植林はせずに自然の力に任せ、ブナやミズナラなど広葉樹の林に回復するのを待つ。
＞林野庁は２００４年から赤谷地域で、日本自然保護協会や東京農工大などと人工林２００地点を調べてきた。自然林から距離が近いほど本来の植生に戻りやすいことが分かってきた。
元に戻るまで、どのくらいの年月がかかるんやろか……
◆ ◆今月末の、原発さんとそのおともだち◆ ◆
01月28日 読売新聞（goo経由）
増殖炉「もんじゅ」、点検中に配管引きちぎれる
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/life/science/20110128-567-OYT1T00988.html
高速増殖炉もんじゅで、燃料貯蔵槽の点検用装置の分解点検中、装置内の配管3本を誤って切断。
01月29日 毎日新聞（yahoo! 経由）
柏崎刈羽原発：３号機、床に水漏れ４７０リットル ／新潟
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110129-00000077-mailo-l15
27日、系統機能試験中の柏崎刈羽原発3号機で、非常用ディーゼル発電機の付属機器の排水口から水約470リットルが床に漏れてあふれたとのこと。水には放射性物質は含まれていないとのアナウンス。
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今週も更新は不定期です。
何かとすんまへんが、今日は、これにて。
また、次回に。
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