今回のトピックス、「温暖化で大寒波」「代替フロン温室効果」「ソーラー駐輪場in徳島」「アフリカゾウのゲノム」「マナヅル」「バイオパイラシー取り締まり強化inブラジル」「新島のシカ」「チェルノブイリ観光」「島根原発2号機」「高浜原発3号機」、など。


今年があと1週間を切っただとは、どうにも信じられません。
やること山積みなのに……


ともあれ、スクラップを。


◆ ◆みんな大好き、地球温暖化の話題◆ ◆

12月23日 AFPBB
欧州で近年増加する大寒波、原因は「温暖化」 独研究 
 http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/environment/2780499/6596271

>研究者は、このような異常現象により、欧州と北アジアの冬の寒気が強まる可能性は3倍になったと指摘している。 

>なお研究者らは、欧州で頻発する寒波は温暖化傾向が弱まった証ではなく、(温暖化の)影響の偏りが反映されているに過ぎないと口をそろえる。 

要は、気候変動の幅の揺れが極端になってきている、ということか。


12月26日 毎日新聞
地球温暖化:エアコンの影響、電力よりも代替フロン 産総研が分析 政府、対策強化 
 http://mainichi.jp/life/ecology/archive/news/2010/12/20101226ddm003040129000c.html

省エネタイプのエアコンに買い替える云々よりも、問題は根深く。

>試算によると、製造から廃棄までの温室効果ガスの総排出量は約2・29トン(CO2換算)だった。このうち冷媒の漏えいや廃棄時の放出などに伴う排出量は約1・66トンで全体の72%を占めた。エアコン使用の冷媒の温室効果はCO2より1730倍大きいのが理由という。残りの約3割が、製造や電力消費に由来する排出量だった。 

代替フロンオゾン層を破壊しない物質で多くの種類がある。温室効果もCO2の百数十〜1万倍以上



◆ ◆自然エネルギー系◆ ◆

12月21日 毎日新聞yahoo! 経由)
ソーラー駐輪場:普及へ、県内3カ所でモデル事業 来春、システム設置 /徳島 
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101221-00000269-mailo-l36

徳島でもレンタル自転車やるってことかな。この記事だけだとソーラー充電の話しかないんだが。

>電気系統が独立しているため、システムは災害時には非常用電源としても活用できるという。 

大型発電所よりも、エネルギーもまた地産地消がいい理由(ワケ)。
 


◆ ◆希少種・絶滅危惧種◆ ◆

12月22日 ロイター
アフリカゾウは1種ではなく2種、遺伝子研究で判明 
 http://jp.reuters.com/article/oddlyEnoughNews/idJPJAPAN-18745820101222

12月23日 時事通信(goo経由)
アフリカゾウは大小2種=サバンナとマルミミ―細胞核DNAで確認・欧米チーム 
 http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-101223X667.html

12月26日 読売新聞
アフリカゾウは2つの種…ゲノム解析で判明 
 http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/life/science/20101226-567-OYT1T00395.html
または
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101226-00000395-yom-sci

完全に個人的興味でクリップ。ナショジオあたりに詳細が出るかと待っていたが出ないようなので。


12月23日 朝日新聞
絶滅危惧種マナヅルも鳥インフル感染疑い 鹿児島・出水 
 http://www.asahi.com/national/update/1223/SEB201012230015.html

被害が深刻にならないことを祈るのみ。


12月24日 ロイター
ブラジル、「生物資源の盗賊行為」取り締まり強化へ 
 http://jp.reuters.com/article/jpnewEnv/idJPjiji2010122400207

>これに対し、バイオパイラシー取り締まり強化に反対する人々は、ブラジル当局の態度は、がんの新治療薬や風土病の治療薬を提供できるかもしれない科学研究を遅らせることになりかねないと批判している。 

確かにそれは一理ある気もするんだが、けれどもまあこれまで先進国に本拠地を置く企業の多くが資源国へ利益還元をほとんどしていないことは、どないなるねん、と。

>ブラジル環境当局やアマゾン熱帯雨林保護者、地元社会は、先進国の多国籍企業などが同国の希少植物や毒蛇、色彩豊かなカエルなどから医薬品などの製品を製造して大きな利益を稼いでいるのに、ブラジルないし同国の地元社会に還元していないと主張している。しかし、企業側は、こうした取り締まりは科学的な研究を遅らせ、環境上持続可能なビジネスを展開できる事業者すら恣意的に罰則の標的としていると批判している。 

ブラジルもこれに乗じて欲の皮突っぱねる可能性はあるとは思うけれども。でも、それまでがあんまりにもあんまりなんだし……とこれはもにょるしかあらへんな。



◆ ◆侵入種・移入種・外来種◆ ◆

12月23日 朝日新聞
シカ食害、新島の攻防 無人島観光の目玉→泳ぎ着き繁殖 
 http://www.asahi.com/national/update/1219/TKY201012190290.html

うわぁ、酷ぇ。

>元々、新島でシカは確認されていなかった。新島から西へ約1.5キロにある地内島。村は1969年以降、この無人島に、観光目的でシカ計約20頭を放った。多摩動物公園などから持ち運び、離島ブームにわく新島周辺の観光の目玉になると考えていた。 

泳ぎ云々の前に、こういう導入をしたことがバカ。69年当時じゃあその辺りの感覚がなかったとしても……

>捕獲頭数は08年度に548、昨年度は446頭。村の担当者は「シカは山奥にいて、何頭いるか想定すらできない。根絶を目指すが、正直難しい。だが、捕獲しなくなれば増えてしまう。続けるしかない」



◆ ◆最近の原発さんとそのおともだち◆ ◆

12月21日 共同通信(goo経由)
チェルノブイリで観光事業 ウクライナ、年明けから 
 http://news.goo.ne.jp/article/kyodo/world/CO2010122101000987.html

12月23日 朝日新聞
チェルノブイリで観光ツアー解禁 原発周辺、1月から 
 http://www.asahi.com/international/update/1223/TKY201012230013.html

先週くらいだったかにも出ていた話題だが、どうやら本格的、かつかなり早期に動き出す模様。

>事故現場の4号炉を覆う巨大なコンクリートの「石棺」をのぞむ展望エリアや、ゴーストタウンとなった町プリピャチなど、放射能で汚染された立ち入り規制ゾーンで見学ルートを設定。ツアーには専門家が同行し、原発の歴史などを解説すると同時に、服装を含めた観光客の放射線対策など安全確保も担う。 

悪趣味というかなんというか、もう金になればなんでもええねんな、としか。


12月23日 毎日新聞yahoo! 経由)
短信:2号機の弁に異常−−島根原発 /島根 
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101223-00000288-mailo-l32

22日、島根原発2号機で海水を取り込む配管にある弁に異常が見つかったとのこと。23日から分解点検の予定。


12月25日 毎日新聞yahoo! 経由)
<高浜原発>3号機でトラブル プルサーマル発電遅れる 
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101225-00000095-mai-soci

25日、関西電力高浜原発3号機の液体廃棄物処理設備で、海へ廃棄する液体の放射線モニターの指示値が上昇、警報が鳴ったとのこと。

>関電は検出器を交換したが警報は鳴りやまず、同日夕に予定していた国内4例目のプルサーマル発電を遅らせて原因を調べた。 

検出器を交換しても鳴りやまなかったって、そりゃ検出されたからじゃあねーのか?


◇ ◇ ◇

とりあえず、今日はこの辺で。
明日の更新は未定です。


それでは、また次回に。

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