今日のトピックス、「森林の再生はどこまで可能か」「野性動物の密輸増加」「ウチダザリガニ」「外来種のタイムスパン」、など。
いろいろあって、時間がつくれません。
トンネルの中からなかなか抜けられない、といったところでしょうか。
先に、光は見えているのですが。
今日も縮小で更新です。
◆ ◆世界の森林◆ ◆
12月22日 CNN
再生可能な森林は「ロシアの面積に相当」研究者ら試算
http://www.cnn.co.jp/world/30001318.html
ネタ元はIUCN(国際自然保護連合)のデータから。
>再生の可能性が特に高かったのはアフリカとアジアで、計5億ヘクタールを占めた。
>IUCNで森林政策上級顧問を務めるキャロル・セントローレント氏は「各地に共通する進め方はなく、それぞれの地域のニーズがけん引力となる」としたうえで、「再生が可能なことは実証済み。すでに世界中で取り組んでいる人々がいる」と述べた。
>IUCNによると、世界の森林の4分の3が人間活動で破壊され、3分の1が完全に消滅してしまった。森林再生は地球環境の改善だけでなく、食料や燃料、木材の供給源として地域社会の利益にもつながる。
ただし、再生のスピードが間に合わなければ、トラもサイもゾウもオランウータンも間に合わないかもしれない。
◆ ◆希少種・絶滅危惧種◆ ◆
12月22日 Record China(yahoo! 経由)
野生動物の密貿易が増加、史上最悪の状態に=中国人の所得向上も原因?―米メディア
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101222-00000012-rcdc-cn
>ここ10年から20年の間に、アジアの一部地域では急速に経済が発展した。中国では、車や電化製品と同様にバイソン皮のバッグや、トラのペニス、クマの肝などの高価な漢方薬の材料が大量に消費されている。
>「野生動物取引に関する犯罪はより組織化され巧妙になってきており、法律執行能力がそれに追いついていない」と嘆いている
成金多そうだな。所得は向上しても民度や教養は向上せず、か……(涙。
◆ ◆侵入種・移入種・外来種◆ ◆
12月21日 毎日新聞(yahoo! 経由)
<ウチダザリガニ>捕獲10万匹超 北海道洞爺湖
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101221-00000127-mai-soci
>生息域の調査では、温泉街を挟んだ東西9キロの範囲内にとどまり、湖全域には拡大していないことが確認された。しかし生息範囲の西端では密度の増加がみられており、協議会メンバーの吉田剛司・酪農学園大准教授は「継続的な駆除の仕組み作りが早急に求められる」と指摘した。
……エントロピーの増大(涙。
12月22日 ロイター
当初無害な外来種、数十年後に「侵略的」と判明も=研究論文
http://jp.reuters.com/article/jpnewEnv/idJPjiji2010122200329
ロイターにしては珍しく長くて詳しい記事。経済的損失が大きいという観点を踏まえてのことかな。金絡みだと途端に詳しくなるのがロイターだし。
>今回の研究結果は、将来大きくなる問題の種が既にまかれてしまっていることを意味する。「原因」と「結果」の間に長期間のタイムラグがあるわけで、この研究結果は他の大陸にもあてはまるだろうという。
>つまり、2000年に持ち込まれた外来種を調べるよりも、1900年当時の外来種を調べた方が、現状の問題のより良い指針となるわけだ。
つか、外来種はそもそもそこに居るだけで「無害」だということはあり得ない。害が無いように見えても場所既に塞いでいるんだし。
◇ ◇ ◇
タイムアップというよりかはギブアップ、です。
明日は更新できるか、難しいところです。何とか、とは思いつつ。
今日はこれにて。それではまた、次回に。
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