今回のトピックス、「環境税関連、イロイロ」「地球の水環境」「GM承認中止署名100万人集まる」「インドのヒョウ」「中国のパンダ」「ツシマヤマネコ」「新種のエイは伝統食?」「カタツムリの進化」「砒素で生きる細菌に疑問」「玄海原発」「浜岡原発」「柏崎刈羽3号機」、ほか。

3日も間が空いてしまった分、
分量もかなり。
さっそく、いきます。


◆ ◆みんな大好き、地球温暖化の話題◆ ◆ 

12月09日 毎日新聞
環境税:来年10月導入 家庭負担、電気34円・ガス10円増 
 http://mainichi.jp/life/ecology/archive/news/2010/12/20101209ddm008010036000c.html

12月09日 フジサンケイビジネスアイyahoo! 経由)
環境税の家計負担、年1200円増 
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101208-00000018-fsi-bus_all

ぶーぶー文句言うほどの数字ちゃうやんか。
つか、もっとできることありそうな気ぃするな、これ。


12月09日 毎日新聞
環境税>導入しても温室ガス1%減…90年比、国環研試算 
 http://mainichi.jp/life/ecology/archive/news/2010/12/20101210ddm005010125000c.html
ありゃりゃりゃりゃ……



◆ ◆水の惑星・地球の水環境◆ ◆ 

12月09日 ナショナル ジオグラフィック
ダール湖の縮小、2010年ハイライト 
 http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=2010120709&expand

今年の振り返り記事。6月のときはスルーしてしまった模様。カシミールは訪問経験があるというのに。何というボンクラな自分。
詳しくは、下へ。
06月10日 ナショナル ジオグラフィック
“アジアのベニス”から運河が消える日 
 http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20100610091&expand



◆ ◆遺伝子組み換え技術(GM)とニンゲン◆ ◆ 

12月10日 ロイター
GM作物の承認中止求め、EUに署名提出=環境保護団体 
 http://jp.reuters.com/article/jpnewEnv/idJPjiji2010121000340

グリーンピースのEU代表は「欧州の100万人を超える人々がEUの民主主義を試している。GM作物や食物に対して人々が抱える本当の不安にEUが対応するのか、それともGM技術をコントロールする化学業界のロビイスト側に立つのかを見極めたい」 



◆ ◆希少種・絶滅危惧種◆ ◆ 

12月08日 AFPBB
生後7か月のヒョウ、インド 
 http://www.afpbb.com/article/life-culture/life/2778413/6551842

保護されたヒョウの写真が、あまりにもウチの猫を彷彿とさせるのが、涙。

>インド野生生物保護協会(Wildlife Protection Society of India、WPSI)の報告書によると、同国では1994年から今年5月までに、3189頭のヒョウが殺されたとみられる。 

滝涙。


12月09日 (Record China)
着ぐるみパンダの重要任務!子パンダの野生化活動、現場にも爆笑の渦―四川省 
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101209-00000026-rcdc-cn

この件、毎日等他のメディアで報道されていてもピンとこなかったというか、写真を面白おかしく取り上げていただけだったんで、状況がわからなかったんだが。

>今回、試みに挑戦したのは生後4カ月、体重8300gのパンダ。母親が夢中で朝食をむさぼっているかたわらで二度寝しているところをこっそり引き離され、蓋をした箱に入れられ、センターの裏山にいざ出陣。箱を抱えて山を登るスタッフは当然、全員が着ぐるみ着用である。それが効果を示したのかどうかは不明だが、生まれて初めて“ヒトから引き離された”子パンダは、センター中に響き渡るような大声で泣きわめいたという。その姿に、「この子は野生に還るだけの元気がある」と一同は大喜び。今後に大きな期待を残し、1時間にわたる試みを終えた。 

>子パンダはセンターに帰ると、ひどく疲れたのかあっという間に寝ついてしまったとか。なお、記事では「着ぐるみを着こんだおバカな姿に、職員一同が大爆笑した」というくだりがあり、現場スタッフも実はその滑稽さに気づいているようだ

ともあれ、荒唐無稽すぎるというわけではなさそう。


12月11日 毎日新聞yahoo! 経由)
ツシマヤマネコ:交通事故死多発、非常事態宣言発令 安全運転を呼び掛け /長崎 
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101211-00000261-mailo-l42

どうか安全運転で。ぜひ。

ツシマヤマネコの交通事故死は06年度の7件をピークに減少傾向にあったが、昨年12月からの1年では6件と多発。特に今年11月1日は2件発生した。 
 
環境省対馬野生生物保護センターは「秋から冬はヤマネコの親離れの時期などにあたり、交通事故が多発する傾向にある」と指摘。「年末年始にかけ、交通量が増加する。ヤマネコの飛び出しに十分注意してほしい」 



◆ ◆新種! ◆ ◆ 

12月09日 朝日新聞
おいしい煮付け…実は新種のエイ 九州沿岸に生息確認 
 http://www.asahi.com/science/update/1209/TKY201012090199.html

煮付け!!



◆ ◆進化の謎を探る話◆ ◆ 

12月9日 河北新報yahoo! 経由)
タツムリ左巻き存在の謎解明 天敵ヘビが進化手助け 
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101209-00000004-khk-l04

おお、スゴイ。

>調査結果に基づき、左巻きのカタツムリはセダカヘビに襲われても生き残る可能性が高く、進化が促されたと予測。ほぼすべての種のカタツムリの分布と大きさを調べ、左巻きの属の割合を検証した。 

>セダカヘビが生息する東南アジアなどでは、殻が2センチを超える57属のうち約20%が左巻きだった。一方、セダカヘビが生息しない北米などでは、殻が2センチ以上の141属のうち左巻きは約1%にとどまり、仮説が裏付けられた。 

>日本周辺でも沖縄県石垣島西表島、台湾など、左巻きが多い地域とセダカヘビの生息域はほぼ一致。系統を解析したところ、右巻きから何度も分化して進化していることも判明した。 
 


◆ ◆今週の、フランケンシュタインあらわる◆ ◆ 

12月09日 AFPBB
遺伝的に「2匹の父親」を持つ子マウスが誕生、米研究 
 http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/science-technology/2778469/6564942

まあ、フランケンシュタインは言い過ぎだけど。
つか、ニンゲンには応用して欲しくない技術だろーな、これ。んでもって、恐らく科学者たちがやりたいのはそこんとこなんだろうけれども。



◆ ◆続報◆ ◆ 

12月09日 WIRED VISION
「砒素で生きる細菌」に疑問の声 
 http://news.goo.ne.jp/article/wiredvision/world/2010news1-28590.html

ふむふむ、メモメモ。というか、結構イロイロな角度からツッコミが、多々。



◆ ◆今週後半の原発さん◆ ◆ 

12月09日 読売新聞(goo経由)
玄海原発、冷却水のヨウ素濃度2倍に…監視強化 
 http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/life/science/20101209-567-OYT1T00972.html

昨年11月に使用済み核燃料を使うプルサーマル運転を行った、佐賀県玄海原子力発電所3号機で、1次冷却水のヨウ素濃度がこれまでの平均値の2倍に上昇した。燃料棒に微小な穴が生じ放射性物質が漏れ出た可能性があるという。が、例のテンプレつき。


12月09日 産経新聞yahoo! 経由)
浜岡原発、蒸気乾燥器にひび割れ 静岡 
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101210-00000072-san-l22

浜岡原3号機(定期点検中)で、原子炉圧力容器内で発生する蒸気を取り除く装置(蒸気乾燥器)の溶接部付近に、長さ15センチのひび割れが見つかった。テンプレつき。


12月10日 共同通信(goo経由)
柏崎原発制御盤に焦げ跡公表せず 東電、火災ではないと 
 http://news.goo.ne.jp/article/kyodo/nation/CO2010121001000250.html

12月10日 毎日新聞yahoo! 経由)
柏崎刈羽原発:3号機、端子に焦げ跡 3週間後発表 /新潟 
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101210-00000141-mailo-l15

柏崎刈羽、この手の隠しごと、大杉。

柏崎刈羽原発3号機(新潟県柏崎市刈羽村)で11月、原子炉建屋の制御盤に焦げ跡が見つかっていたことを明らかにした。湿気などでショートしたとみられ、東電は原発の安全性に影響する不適合事象で重要度が最も高い「G1」に区分したが、「火災ではなかった」として約3週間、公表しなかった。 (共同)


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たぶん消化……のはずです。
積み残しがあれば、明日以降に、まとめて。


それでは、猫ヒゲ ブログもありますので、こちらはこの辺でお開きです。
また、次回に。

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