今日のトピックス、「氷河の融解」「ヒシクイ」「アマミノクロウサギとかオオトラツグミとか」「ハリモグラ」「ソレノドン」「サイ」「ウォンバット」、など。

今日は事情でいつもより時間を前倒します。


◆ ◆みんな大好き、地球温暖化の話題◆ ◆ 

12月08日 ロイター
氷河の融解で洪水の恐れも=国連環境計画 
 http://jp.reuters.com/article/jpnewEnv/idJPjiji2010120800158

>報告は、南米のチリ南部とアルゼンチン、それにアラスカの氷河は世界の他の地域よりも「速く、長期にわたって」量を減らしているとする調査結果を明らかにした。その上で、山岳部に住む人たちは温暖化の増大するリスクを背負って生きているとし、地形の変化に対応するためのこれまで以上の支援を必要としていると指摘した。  

>以前に出された国連の報告はヒマラヤの氷河の融解率を過度に高いものとし、2035年までにこの地方の氷河が消えるとの見通しを示して批判を受けた。今回の報告は、氷河への脅威は世界各地でばらつきがあり、より長期的に影響が出るとしている。 

>報告は「一部の地域では、氷河は今世紀末までに大方が消え、他の地域では何世紀も残るが、その規模は小さくなる公算が大きい」としている。また、逆説的ながら、中国、インド、パキスタンの国境付近にあるカラコルム山脈では氷河が大きくなっているという。報告によると、これは気候変動によって温度の高い、湿った大気が多くの降雪をもたらしているためだという。 



◆ ◆希少種・絶滅危惧種◆ ◆ 

12月08日 河北新報yahoo! 経由)
ヒシクイ減、環境省調査へ 大崎・化女沼 
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101208-00000014-khk-l04

ヒシクイは国の天然記念物で、環境省レッドデータブックでは絶滅危惧種に分類される。警戒心が強い半面、陸地寄りの湖面をねぐらにするため、人と接触しやすいという。 

化女沼は2008年、ヒシクイの国内有数の越冬地としてラムサール条約に登録されたが、専門家によると、昨冬の飛来数は最大2800羽で、ピークだった02年冬季(最大約6800羽)の半分以下に落ち込んだ。 


12月08日 毎日新聞yahoo! 経由)
アマミノクロウサギ奄美大島北部で生息域拡大 環境省が報告 /鹿児島 
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101208-00000299-mailo-l46

生息域が拡大。数も増えているといいのだが。

>検討委ら約30人が出席。奄美大島と徳之島でウサギのフンを調べた生息状況調査では、これまで生息が確認されていなかった龍郷町内の林道でフンや毛が確認された他、近くの道路上で死骸も確認された。生息可能な植生もあり「奄美大島北部の同地域でウサギが分布している」と推定された。  

オオトラツグミの生態調査では今年、7カ所で巣を確認、これまでの調査と合わせ確認された巣は33カ所となった。今年3月に294羽を確認したさえずり調査などを基にした個体数推定では「612羽と推定されるが、正確には294〜612羽」とした 


12月08日 ナショナル ジオグラフィック
ミユビハリモグラ、希少哺乳類リスト 
 http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=2010120801&expand

12月08日 ナショナル ジオグラフィック
ソレノドン、希少哺乳類リスト 
 http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=2010120802&expand

12月08日 ナショナル ジオグラフィック
サイ、希少哺乳類リスト 
 http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=2010120803&expand

12月08日 ナショナル ジオグラフィック
ウォンバット、希少哺乳類リスト 
 http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=2010120804&expand

ナショジオもそろそろ1年のまとめに入っている感じ。

>今年度のリストに掲載された100種のうち49種は前回の2007年版のリストに追加されたもので、既に絶滅した可能性がある種も含まれている。ヒガシミユビハリモグラに加えてニシミユビハリモグラとデビッドキョウミユビハリモグラも今年度のリストの筆頭に挙げられている。この3種すべてをはじめEDGEリストに掲載されている生物のほとんどは、国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストで絶滅危惧IA類に指定されている。  (ハリモグラ

ハリモグラは美味いらしい(涙)。数を減らしている遠因か。


イスパニョーラ島ソレノドンの生息地にイヌやネコやマングースなどの捕食動物が持ち込まれるまでは、“のろくて不器用な”この動物に天敵はいなかったという。 (ソレノドン
 
写真が可愛い、つか、不思議。


>サイ科の種はすべて国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストで絶滅危惧IA〜II類に指定されており、その原因のほとんどは密猟だという。サイの昨年の密猟件数はそれまでに比べ倍増した。  

>さらに事態を悪化させる要因として、サイがほかの哺乳類と異なる繁殖環境を好むことが挙げられる。(中略)「オスとメスを1頭ずつ引き合わせればよいというものではない。メスにはメスの仲間が必要だ。メスが強固な結び付きを持つ群れを作り、群れのトップのメスが子どもを産み、仲間のメスと一緒に育てる」。  (サイ)

写真の子どもサイがめっさかわええ! 飼育下(動物園)の個体のようだけど。


>最大種であるキタケバナウォンバットは、ディンゴなどの捕食動物がオーストラリアに持ち込まれたことで絶滅の危機にさらされている。今日では100頭に満たない個体数のコロニーが1つ、ディンゴよけのフェンスに囲まれた保護区に残っているだけだ。 (ウォンバット


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今日はこれまで。
明日の更新は未定です。
仕事優先のスケジュールになりますので。

ではまた、次回。

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