今回のトピックス、「CO2排出2年連続減」「知床100平方メートル運動完了」「メキシコ湾原油流出地のサンゴ」「温暖化とホッキョクグマの食性」「チンプ」「トラ10年で1000頭犠牲」「アオウミガメ」「ナベワリ新種」「トカゲ新種」「ヌートリアin滋賀」「外来種回収ボックス」「外来ナマズ」「六ヶ所村ウラン容器」「福島第一原発」「もんじゅ」「柏崎刈羽原発7号機」「柏崎刈羽原発１号機」「続々出てくる検査漏れ」、など。
放置したつもりはないのですが、
仕事等優先順位の関係で、こんなに間があいてしまいました……
今日は時間のある限り、リンクを貼り続ける予定で。
◆ ◆みんな大好き、地球温暖化の話題◆ ◆
11月09日 時事通信（yahoo! 経由）
CO2排出、2年連続減＝産業活動低迷で―昨年度
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101109-00000053-jij-pol
11月10日 時事通信（yahoo! 経由）
CO2、90年度比16．8％減＝景気低迷で下げ幅最大に―昨年度
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101110-00000096-jij-bus_all
正直、その理由が実に萎えるんだが。
でも、その前に、最近の温暖化関連の報道の減りっぷり、振り向いてもらえなさっぷりといったら！
◆ ◆ニッポンの、環境保全活動◆ ◆
11月09日 毎日新聞
知床１００平方メートル運動：３３年で完了 自然守った 最後の原野、斜里町が購入 http://mainichi.jp/life/ecology/news/20101109dde041040064000c.html
ナショトラ運動の、まさにさきがけだったもんな。なんか、感慨深いっつーか。
◆ ◆希少種・絶滅危惧種◆ ◆
11月08日 ナショナル ジオグラフィック
メキシコ湾でサンゴの群れが死滅
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20101108002&expand
前回紹介した原油流出による環境破壊の、その詳しい情報がナショジオに。
11月09日 ナショナル ジオグラフィック
温暖化でホッキョクグマの食生活に変化
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20101109003&expand
＞ホッキョクグマは、海に浮かぶいくつもの氷盤を移動しながらアザラシなどを捕獲し、春に気温が上昇して氷盤が解けると陸地へ戻る。だが気候変動の影響で氷盤の解ける時期が年々早まっているため、近年は海で狩りをする期間が短くなってきている。
＞カナダのハドソン湾に生息するホッキョクグマは、陸地へ戻る時期が早まったという。7月中旬から6月下旬へ2週間ほど繰り上がったのだ。
＞6月下旬は、ハドソン湾でハクガンが抱卵している時期と重なる。ハクガンの卵はトウゾクカモメやホッキョクギツネに襲われることも多いが、大食漢で知られるホッキョクグマが食べる量は比べものにならない。
ハクガンへの影響はまだ判断できない段階の模様。悪い方に傾かないことを祈るしかできない……
11月09日 産経新聞（yahoo! 経由）
“見せ物”の喫煙チンパンジーを救出 木にも登れず…
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101109-00000514-san-int
無事救出されて良かった、という気持ちと、それまでの酷い扱いへの胸の潰れるような思いと。
11月10日 AFPBB
トラ1000頭以上が違法取引の犠牲に、過去10年で NGOが報告
http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/environment/2774333/6434890
10年間で1000以上……は、多すぎる。いくらなんでも。絶滅危惧種だというのに、4桁とは、いくらなんでもむごい。
＞2000年1月から2010年4月までに、野生のトラが生息する13か国のうち11か国で、1069〜1220頭分に相当するトラの体の部位が押収された。押収件数が最も多かったのは野生トラの最大の生息地であるインドで、276件が摘発され533頭のトラから取られた部位が押収された。摘発件数では中国の40件、ネパールの39件がこれに続いた。
＞多くの文化圏でトラの身体の一部は装飾や縁起物、漢方薬などの原料として用いられ、一枚皮、骨、爪、頭蓋骨、ペニスなどさまざまな部位が押収されている。生きているトラや死んだトラが1頭丸ごと押収される場合もあるという。
11月10日 ナショナル ジオグラフィック
アオウミガメの腫瘍、原因は水質汚染か
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20101110002&expand
カメ……
胸が痛い。
◆ ◆新種！ ◆ ◆
11月10日 毎日新聞（yahoo! 経由）
＜掘り出しニュース＞世界でわずか３種の「ナベワリ」 宮崎で新種２種類発見
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101110-00000031-maiall-soci
＞暗い湿った林の中で生育する植物「ナベワリ」の新種が２種類、県内で見つかった。世界でも３種しかない希少種。県総合博物館の斉藤政美副館長（５７）が発見し、国立科学博物館も新種と確認
発見、即希少種認定。どうか、絶滅危惧種のラインナップに入りませんように……
11月10日 ナショナル ジオグラフィック
新種のトカゲ、ベトナムの料理店で発見
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20101110001&expand
11月11日 CNN
ベトナムの食堂で新種トカゲを発見
http://www.cnn.co.jp/fringe/30000859.html
トカゲ！！ しかも、食堂て。
＞ベトナム料理で人気のトカゲが実は新種（学名：Leiolepis ngovantrii）だったと判明した。しかもすべての個体がメスで、オスとの交尾を必要とせず単為生殖するという。 （ナショジオ）
＞ただしそれほど珍しい存在ではなく、トカゲ全種のうち約1％は単為生殖により繁殖できる。 （ナショジオ）
記事的にはナショジオの方が詳しいから、後は上のリンクへ飛ぶことを推奨。以下、CNNからはポイントだけを。
＞グリスマー氏は米国からハノイを経由してバイクで２日かけて現地を訪れたが、ここでちょっとした問題に見舞われた。食堂の経営者はグリスマー氏が来るまでトカゲを取っておいてくれる約束だった。ところが「酔っ払って全部グリルにして、なじみ客に出してしまった。私たちが着いたときには残っていなかったと」 （CNN）
＞そこで、周辺の食堂を探すとともに子供たちにトカゲ集めをたのんだところ、すぐに６０匹以上が集まった。調査の結果、新種のトカゲと判明。さらにＤＮＡを調べたところ、すべてがメスで、母トカゲのクローンだったことが分かった。この新種のほかにも、トカゲや魚類の中には単為生殖できる種がある。 （CNN）
生きてて良かった……
◆ ◆侵入種・移入種・外来種◆ ◆
11月09日 毎日新聞（yahoo! 経由）
ヌートリア：農作物被害防止へ県、捕獲に着手 目撃情報地点にわな ／滋賀
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101109-00000202-mailo-l25
11月10日 産経新聞（yahoo! 経由）
琵琶湖の釣り客、マナー最低 外来魚回収ボックスが「ごみ箱」に
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101110-00000572-san-soci
滋賀繋がりで。しかし。
＞一方で、回収量が大きく伸びた今年に入って回収ボックス周辺に、ごみなどの異物が捨てられるケースが急増。県によると、ボックスの中やそばの路上に、ルアーや折れた釣りざお、バーベキューの食べ残し、花火の燃えかすなど、雑多なごみが目立つようになった。中には生きたカメやネコなどのペットが捨てられる悪質な例も。
カメ……猫……（涙。
11月10日 読売新聞
用水路にアマゾン原産大ナマズ…ペットで飼育か
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20101110-OYT1T00244.htm
＞学芸員は「生態系を乱す可能性があるので、安易に放すことは絶対にやめて」と呼びかけている
いや、安易であろうとなかろうと、外来種の放流はあかんて。たぶん記者の筆が滑った感じなんだろうけれども。慣用句的な言い回しやし。
◆ ◆最近の原発さんとそのおともだち◆ ◆
11月08日 時事通信
溶接部の検査、未実施で使用＝ウラン回収容器―保安院発表
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/nation/jiji-101108X645.html
または
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101108-00000123-jij-soci
11月09日 河北新報（yahoo! 経由）
六ケ所のウラン容器で検査ミス 一部未試験でも「合格」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101109-00000014-khk-l02
11月09日 毎日新聞（yahoo! 経由）
日本原燃：工場のウラン容器６基、溶接検査せず 製造者ミス、安全機構見逃す ／青森
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101109-00000019-mailo-l02
＞検査の一部未実施となった容器６基は現在、ウラン濃縮工場で使用されているが、保安院の現地調査で安全上問題がないことが確認されたという。
こういうことが続くと、正直信用ならねぇな、これ。
11月08日 河北新報
相次ぐ人為ミス 緊急停止今年２度 東電・福島第１原発
http://news.goo.ne.jp/article/kahoku/nation/20101108t61016.html
または
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101108-00000001-khk-l07
＞炉内に冷却水を送る自動制御の給水ポンプに異常が発生したため、運転員はまず、手動に切り替えて炉内の水位を下げようとした。すると水位が下がりすぎ、今度はポンプの回転数を上げたところ一挙に約５０センチも上昇し、緊急停止の水位に達してしまった。
＞この間の約１０分に３度も警報が鳴っている。緊急停止までの経過をみると、中央制御室の運転員は警報のたびに、ポンプの回転数を変えたり、自動と手動を切り替えたりしているが、結局は水位を安定させることができなかった。
たとえシステムがどんなに完璧であったとしても、それを操作するのはヒトであるという事実からは逃れられへん。
11月09日 毎日新聞
もんじゅ：再開めど立たず 落下装置の取り出し困難
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20101110k0000m040087000c.html?inb=yt
11月09日 時事通信（goo経由）
落下の装置が変形、回収できず＝もんじゅ再開に遅れも―原子力機構
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/nation/jiji-101109X888.html
11月10日 毎日新聞（yahoo! 経由）
もんじゅ：装置落下 運転に再び暗雲 県や敦賀市、情報収集に奔走 ／福井
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101110-00000266-mailo-l18
＞高速増殖原型炉「もんじゅ」で原子炉内に落下した炉内中継装置が、通常の引き上げ作業では回収できないほど変形していることが判明し
……
11月10日 時事通信
新たに2本からひび＝使用済み制御棒、柏崎刈羽原発―東電
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101110-00000099-jij-soci
または
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/nation/jiji-101110X057.html
先日柏崎刈羽原発7号機の使用済み制御棒にひびが入っていた問題で、10日、新たに2本のひび入り制御棒が見つかったとのこと。
11月11日 毎日新聞（yahoo! 経由）
柏崎刈羽原発：１号機、放射性物質含む水漏れ １０月に続きまた ／新潟
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101111-00000138-mailo-l15
9日、柏崎刈羽原発1号機で、原子炉の冷却水を浄化するポンプ室で放射性物質を含む水約9リットルが漏れたとのこと。
例のテンプレつき。
11月12日 毎日新聞（yahoo! 経由）
関電：原発４基“検査漏れ” 弁１３機器の溶接探傷 ／福井
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101112-00000217-mailo-l18
11月12日 産経新聞（yahoo! 経由）
原発弁、溶接部検査対象漏れ 県内４基の１３台 福井
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101112-00000046-san-l18
＞検査漏れは高浜原発２号機の化学体積制御系弁１機器▽美浜原発２号機、大飯原発１、２号機の高圧安全注入系弁各４機器ずつ計１２機器。高浜原発では０１年、３機器ある弁のうち２機器は溶接個所のないタイプに交換したが、残りの弁１機器も取り換えたと勘違いしていた。美浜、大飯原発では、検査の対象や間隔などを定めた規格が０１年に改定され、新たに検査対象になったが、対象にし忘れていた。 （毎日）
◇ ◇ ◇
時間かかりました。
たぶん積み残しは無いと思うのですが。
遅いので、これにてアップします。
それではまた、次回に。
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