今日のトピックス、「自然災害の損失が3倍増」「黄河の凍土も後退」「霧島と屋久島の国立公園、を分割へ」、など。

森林認証FSCのシンポジウムに行きましたが、
米国環境団体スタッフの、森林保全は温暖化防止の手段として有効、みたいな部分を
強調し過ぎる論調が何とも気に入らず。
(温暖化が起ころうと起こるまいと、原生林自然林の保全は必要じゃねーか!)
あれだけの豪華メンバーによるシンポだというのに、えらく消化不良というか
物足りない時間を過ごしてしまいました。


僅かな休憩時間の友人たちとの語らいに、少しばかり潤いをもらって。
スクラップを。


◆ ◆みんな大好き、地球温暖化の話題◆ ◆ 

11月12日 ロイター
自然災害による損失、2100年までに3倍増も 
 http://jp.reuters.com/article/jpnewEnv/idJPjiji2010111200217

昨日のチェック漏れ。自然災害、とはいえ、温暖化の影響がその悪化に輪をかける。

>報告を中心になって作成したアパーバ・サンギ氏は推定年間損失額が3倍に増える理由として、経済成長のほか、より豊かな地域に人々と財産が集中することを挙げた。同氏は豊かになればなるほど、失う可能性のあるものも増えると指摘した。  

>また推定損失額は、地球温暖化が原因である公算の大きい熱帯性低気圧の強力化に伴い、さらに280億〜680億ドル増える可能性があるという。過去40年間の自然災害による死者数は約330万人で、年間平均にすると8万2500人。死者は貧困国に多い。  

貧乏人がさらに貧乏くじを引く、という構造か。


11月13日 Record China(yahoo! 経由)
黄河の凍土が急速に後退、地球温暖化の影響で―中国紙 
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101113-00000001-rcdc-cn

北極海、シベリア、ヒマラヤ、南極、パタゴニア、欧州アルプス……みんな、どこでもこの話題が。

>金研究員によると、黄河源流域の気温は毎年0.02度ずつ上昇、これに加え人類の経済活動が活発化している影響で、凍土の後退が加速。生態環境の悪化も深刻化している。 



◆ ◆本日の、本当に個人的興味に基づくメモ◆ ◆ 

11月13日 時事通信yahoo! 経由)
「霧島」「屋久島」を分割へ=国立公園、計30に―環境省 
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101113-00000067-jij-pol

いや、この情報自分にとっては貴重、重要。

環境省は13日、宮崎、鹿児島両県にまたがる霧島屋久国立公園を霧島・錦江湾地域と屋久島地域に分割し、それぞれ国立公園として指定することを決めた。(略)中央環境審議会への諮問などを経て2012年初めには実現する見通しで、これにより国立公園数は現在の29から30になる。 

霧島屋久国立公園は総面積約8万3994ヘクタール。1964年に従来の霧島国立公園に、桜島や指宿などがある錦江湾屋久島の2地域を追加指定してできた。同省が実施している国立・国定公園範囲指定の見直し作業などで、霧島屋久国立公園姶良カルデラ(鹿児島県)など約2万ヘクタールを加えることが決まった。 

実は以前、環境省の、外国向けの日本の国立公園のガイドブックの日本語原稿を担当したんで(出版は英語、なので自分の原稿は日の目を見るタイプのものではないんだが)、その改訂版が来たら、ということで。忘れないように。メモメモ。

 
◇ ◇ ◇

催しのために奔走されていた方には感謝、なんですが。
なかなか、難しいものです。


もう少し、イロイロと考えてみます。
それでは、また次回に。

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