今日のトピックス、「GMトウモロコシ栽培で罰金in伊」「辺野古の海洋生態系調査結果発表」「新種のウデムシinボルネオ」、など。
諸事情で、今日もちょっと省略バージョンの更新です。
◆ ◆遺伝子組み換え技術(GM)と環境汚染◆ ◆
09月29日 ロイター
GMトウモロコシ栽培で罰金刑=イタリア
http://jp.reuters.com/article/jpnewEnv/idJPjiji2010092900285
>イタリアではGM作物の栽培が禁止されており、GM作物と在来作物の共存を認める法律がまだ承認されていない。世論はGM作物に強く反対している。
>フィデナート氏はGM作物の栽培を推進する団体の会長で、イタリアでの承認時期を早めるために自らGMトウモロコシを栽培していた。
コイツがモンサントのトウモロコシを栽培して、地域の畑を汚染したとのこと。
◆ ◆開発と環境◆ ◆
09月29日 毎日新聞
沖縄・辺野古:海、やはり豊か 「生物多様性、破壊しないで」 「葉上性貝類」初調査
http://mainichi.jp/life/ecology/archive/news/2010/09/20100929ddm012040126000c.html
09月29日 琉球新報(yahoo! 経由)
辺野古沖、命育つ海草藻場 希少種 豊富に
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100929-00000008-ryu-oki
しばらく日本自然保護協会(NACS-J)のサイトを見にいっていなかったら、こういう大きな動きがあったとは。
NACS-Jの協力のもとに徹底した調査をした模様。
>他の海域では台風で海草が激減したところもあるが、辺野古は環境が安定し、絶滅危惧(きぐ)種ジュゴンの餌となる海草が豊富であることが改めて確認された。また、今回初めて海草類の葉の上に生息する貝類(葉上性貝類)の調査を行い、9種が見つかった。そのほか、魚類やサンゴなど約360種の生物も確認した。 (毎日)
>日本自然保護協会の保護プロジェクト部の大野正人部長は「普天間飛行場の移設先として滑走路が建設されれば、V字からI字になっても良好な海草藻場が消失することに変わりない。生物多様性へ多大な影響が懸念される」と話し調査結果を踏まえ移設計画の撤回を政府に求める考えだ。 (琉球)
上の2つの報道は、この記者会見から起こされたもの。発表側のプレスりリースがないんで、どこまで記者独自の文言か、あるいは引用か、といった匙加減はちょいと不明。
NACS-Jのレポートは、↓のページ中盤にあるリンク先からDL可能(PDFファイル、専門性高し)。
⇒辺野古緊急合同調査レポート(速報)を発表!(09月28日)
◆ ◆新種! ◆ ◆
09月29日 ナショナル ジオグラフィック
新種のウデムシ:洞窟に適応
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=2010092904&expand
09月29日 ナショナル ジオグラフィック
新種のウデムシ:ボルネオ島で発見
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=2010092901&expand
未発見の昆虫は、まだまだ多そう。地球。
>ウデムシは、クモやサソリの仲間ではあるが別種の節足動物である。第一脚はムチのように長くしなやかに進化し、触角の役割を果たすほか、扁平な体、左右に大きく張った捕食用の器官(触肢)など、奇抜な特徴をいくつも備えている。触肢には鋭いトゲが並び、まるで鎌のようだ。
>ウデムシはおよそ4億年前のデボン紀から世界中の熱帯に生息してきた。しかし存続している種は比較的少なく、今では小さな洞窟で生き延びているだけだという
またしても、発見、即、危惧種指定……の流れなのか。
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久々に肋間神経痛が出ています……運動不足と、あとはたぶん気候の変化。
ちょっと休みます。
そんなこんなですが、それではまた、次回に。
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