今日のトピックス、「太陽光のビジネスチャンスはやっぱでかい」「サイクルトレイン」「アカウミガメ」「米核実験による『死の灰』の汚染っぷりがパネェ件について」、など。

昨日はあの後、雨が降りました。
今朝はすっかり晴れ渡っていましたが。
ひと雨ごとに涼しさへ、そして寒さへと移り変わる……


◆ ◆自然エネルギー系◆ ◆

09月19日 レスポンス(yahoo! 経由)
太陽光発電システム、国内で2020年に1兆2941億円…矢野経済
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100919-00000001-rps-bus_all

先日は富士経済による予測が出たが、今度は矢野経済研究所による指摘。いずれにせよ、太陽光発電関連のビジネスは伸びるよ、というハナシ。数字もでかい。

>2010年度以降も支援制度拡充により市場は急拡大する見通し。余剰電力買取制度により住宅用太陽光発電システム市場は引き続き急拡大し、2010年度は6774億円と、2009年度比76%増を予想。さらに2015年度には1兆1068億円、2020年度には1兆2941億円まで拡大すると予測する。



◆ ◆人の移動とエネルギー消費◆ ◆

09月18日 朝日新聞
しまなみへ自転車ごと電車でGO サイクルトレイン開始
 http://www.asahi.com/national/update/0918/OSK201009180086.html

期間限定、しかも合計6回の運行とは、少ないといえば少ないかもしれない。やはりそこは需要と供給が、ということか。
それと、これはやっぱ都会だと難しいだろうなぁ……素直に羨ましい。輪行ですら大迷惑になる大都市圏に住む者としては、よだれが出るほどに。



◆ ◆希少種・絶滅危惧種◆ ◆

09月19日 毎日新聞yahoo! 経由)
アカウミガメ:ふ化率91%を確認 殻は役所や学校に−−四日市・楠 /三重
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100919-00000045-mailo-l24

地道な調査。地元NPOと地元国大のサークルによる。数値的にもいい結果で、嬉しい話。

>保存会代表の森一知さん(42)は「卵の殻は水槽に入れて市役所や学校、コンビナート企業で展示してもらい、四日市をウミガメの町にするため、協力をお願いしたい」と

なんと素敵な! 環境教育にもいいぞ、これ。
活動の意義の高さに頷くことしきり。



◆ ◆過去の、原発さんのおともだち、の話◆ ◆

09月19日 朝日新聞
ビキニの「死の灰」、世界122カ所に降った 米が観測
 http://www.asahi.com/national/update/0918/SEB201009180037.html

……当時、いかにこの数字を伏せておきたかったかが、よく分かる……

>かつて米国が公開した、最初の水爆「ブラボー」の爆発から2日後までの降灰の範囲を示した地図では、ビキニ環礁から風下の東に向けて1万8千平方キロに限られていた。その後、降灰が世界規模に広がったことも指摘されていたが、今回入手された報告書には4カ月間にわたる観測結果が数値で示されている。

ビキニ環礁から東西に長い楕円(だえん)状に降灰が広がり、日本や米国、アフリカ大陸など世界中に降灰があったことが示され、その総量は22.73メガキュリーと算出されていた。

実際の核実験は1954年の3月から5月。ちなみに朝日がこの公文書をもとに作成した図は7月1日時点での総量。ビジュアルで見ると、その影響力の大きさに、クラクラする。

>実験当時に近海を航行して被曝した漁船や貨物船は延べ1千隻を超えるともいわれ、がんなどの健康被害を訴える元乗組員も多い。だが、日米両政府は55年に7億2千万円の補償金で政治決着し、第五福竜丸以外の被害実態はその後調査されなかった。

健康被害もだが、環境被害はどのくらいのものなんだろう。人のように、声すら上げられない生きものたちが、どれだけ汚され、被害を受けたのか……(鬱。


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いつもより少し早いのですが、今日はこれでアップします。
明日の更新はたぶん無しの方向で。
それではまた、次回に。

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