今日のトピックス、「京都市の温室効果ガス削減目標がスゴイ」「富士山の永久凍土が激減」「生態系は保全すると銭を生む」「インダスカワイルカ」「オオセッカ」「環境危機時計」、など。
台風一過でかなり秋っぽくなったかな……という気がします。
空も秋色。
スクラップを。
◆ ◆みんな大好き、地球温暖化の話題◆ ◆
09月08日 朝日新聞
京都市、温室ガス4割減条例案 自治体で最も厳しい目標
http://www.asahi.com/national/update/0908/OSK201009080147.html
90年比で40%減……す……す、すげぇ、としか。
>新・増築する商業ビルやマンションなど床面積2千平方メートル以上の建築物には一定量以上の地元産木材の利用も義務化する。
↑この辺り、特に期待。
09月09日 朝日新聞
富士山の永久凍土激減 温暖化の影響か、生態系に変化も
http://www.asahi.com/science/update/0909/TKY201009090126.html
これは前からも言われてきたことだが、今年の最新の観測結果が出たとのこと。
>76年8月の調査では、永久凍土は標高3100メートル以上に広がっていた。98年8月には、3200メートル以上に上昇。さらに、2007年8月には、連続した広がりは消え、部分的に確認できた最も低い地点でも、標高3600メートルまで上がっていた。07年からは山頂付近の地中温度を通年で測っており、昨年まで6地点確認できた凍土が、この1年では北側3地点に減っていた。
>気象庁によると、富士山頂の8月の平均気温は76年で4.2度、09年は6.6度と上がる傾向にある。
予想以上のスピードで減少していること、また植生等への影響があるということが、心配。
◆ ◆生態系保全とその周辺◆ ◆
09月09日 毎日新聞
生態系保全:「経済活性化を」 国連環境計画、各地の事例紹介
http://mainichi.jp/life/ecology/archive/news/2010/09/20100909dde007040013000c.html
09月09日 読売新聞(yahoo! 経由)
自然守れば、地域経済活性化…国連機関が報告書
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100909-00000419-yom-soci
観光振興などの新たな経済効果があるという視点と、自然破壊に伴う損失を回避することによって(潜在的な)マイナス要因を食い止めている、という2つの方向性が言えそう。
各論は、毎日の記事のが、やや詳しい。
ウチで地道にコウノトリ米やトキ米やシナイモツゴ米等を食っているってのも、この一環につながっているということでいいのかな。うん。
◆ ◆希少種・絶滅危惧種◆ ◆
09月09日 ナショナル ジオグラフィック
カワイルカの危機:インダス川
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=2010090903&expand
詳しくは上のナショジオリンクへ飛んでくれ。
>主にパキスタンのインダス川に棲息するインダスカワイルカの個体数は、カワイルカ属の中で唯一増加傾向にある。2001年の推定約1200頭から、2006年には約1700頭まで持ち直した。
なんか、ものすごい、嬉しい。嬉しいねん。
>だが、ほかのカワイルカ種は個体数の減少に歯止めがかからず、絶滅寸前という状況にある。
けれども、悲しみの方が大きいねん……(涙。
09月09日 産経新聞(yahoo! 経由)
希少種オオセッカ 28年ぶり繁殖確認 秋田
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100909-00000043-san-l05
28年ぶり、ですか……
>同保護区では昭和57年以降、数羽の生息は確認していたが、営巣やひなの確認ができていなかった。ヨシ原の刈り取りなどの繁殖対策を8年続けたところ、今年6月から7月にかけ、3つの巣とひな7羽の巣立ちを確認したという。
元の環境を整えるのに8年かかった、というところ。しかも、まだこれから増やしていくには、地道な努力が必要。地元関係者諸氏の努力には頭が下がるばかり。
◆ ◆本日の、指標としてはむしろ各論が気になる件について◆ ◆
09月09日 朝日新聞
環境危機時計「3分」戻る 人類存続へ若干の改善
http://www.asahi.com/national/update/0909/TKY201009090402.html
上にお題に挙げた通り、こうした平均値よりもむしろその専門家たちがどのポイントに基づいてその数字を上げてきたかが気になる。これ、テーマによって相当内訳が変わるんやないのん? という気がするもんで。それともちろん、その専門家たちの人選も。
>回答した専門家の地域別に見ると、日本(9時9分)と日本以外のアジア(9時1分)は危機意識が低い。一方、中東(10時47分)、オセアニア(10時29分)、アフリカ(10時24分)、北米(10時13分)では危機意識が高かった。
世の中には、温暖化問題以外は環境問題と思ってへん輩もおれば、その逆に温暖化を過小評価したくてうずうずしている輩もおるし。
自分を振り返っても、動物がらみとか森林がらみには知らず知らず大きく票を投じてしまうだろうし。
まあいろいろと、だな。
◇ ◇ ◇
台風一過の涼しい一日でしたが、明日はまた暑さが戻ってくるとか。
明日も涼しいことを願いたいものですが。
そんなこんなですが、では、今日はこの辺で。
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