5月のトピックスの一部から、「高速無料化CO2試算」「国内CO2濃度、最大値」「オゾン」「8年前の重油流出事故」「ハクトウワシ」「種子バンク」「ルリカケス」「国連生物多様性白書」「温暖化とトカゲ」「アライグマ」「タンポポ」「もんじゅ」、など。


猫を亡くして体調を崩して仕事が忙しくて……と間があきました。
ひょっとしてはてなでは最長不在記録かもしれません。

スクラップがいっぱいあるので、今日中の消化は不可能と思います。
取り急ぎ、その一部を放出していきます。


◆ ◆みんな大好き、地球温暖化の話題◆ ◆

05月06日 共同通信(goo経由)
米国のCO2排出量7%減 09年過去最大、省エネ進む
 http://news.goo.ne.jp/article/kyodo/nation/CO2010050601000185.html

へぇ〜。


05月07日 共同通信(goo経由)
高速無料化CO2試算、食い違う 国交「微減」環境「微増」
 http://news.goo.ne.jp/article/kyodo/nation/CO2010050701000328.html

05月07日 朝日新聞
高速千円、CO2が300万トン増 環境省試算
 http://www.asahi.com/national/update/0507/TKY201005070264.html 

05月08日 毎日新聞
高速無料化:CO2は…減るの?増えるの? 国交省環境省の試算、正反対
 http://mainichi.jp/life/ecology/archive/news/2010/05/20100508ddm041020063000c.html

05月10日 朝日新聞
高速無料化でCO2は? 国交省「減る」環境省「増加」
 http://www.asahi.com/national/update/0510/TKY201005100339.html

とりあえず、集められる数字を集められるだけ集めとこーっと。
てか、それやっている内に正確な数字がわかればええねんけれども、たぶんまあ無理やろな、という気がする。


05月12日 朝日新聞
国内のCO2濃度、史上最高を更新 気象庁発表
 http://www.asahi.com/national/update/0512/TKY201005120284.html

05月12日 共同通信(goo経由)
CO2大気中濃度が過去最高 09年国内、上昇傾向続く
 http://news.goo.ne.jp/article/kyodo/nation/CO2010051201000568.html

05月13日 毎日新聞
CO2濃度:過去最高に
 http://mainichi.jp/life/ecology/archive/news/2010/05/20100513ddm012040153000c.html

……タメイキ……



◆ ◆オゾンのダンス◆ ◆

05月06日 ナショナル ジオグラフィック
オゾンホールに縮小の兆し
 http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20100506001&expand

ともかくこの記事の肝は、「人為的にオゾン層に穴を空けても何も解決しない」(英リーズ大学のケン・カースロー(Ken Carslaw)氏コメント)かと。



◆ ◆エネルギー系(モータリゼーションとか自然エネルギーとか)◆ ◆

05月06日 AFPBB
「自転車に乗りなさい」、伊市長が公用車利用を禁止 CO2削減で
 http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/environment/2723488/5716720

なんかオサレだな、これ。フツーにカッコええ。

05月14日 朝日新聞
ずらりクローバー、キラリ太陽光 集光装置の実験開始
 http://www.asahi.com/national/update/0514/TKY201005130558.html

写真の形が不思議だったんだが、

>反射鏡はセンサーで太陽を追尾して効率的に光を集めるので、一般的な太陽光発電よりも4〜5倍効率がよいという。また、反射鏡の間にすき間があるため、地面を覆いきってしまうソーラーパネルに比べ、地面に光が当たり、生態系への影響が少ないという。

特に後者。ナルホドー。メモメモ。



◆ ◆石油文明と環境破壊◆ ◆

05月10日 CNN
8年前のスペイン沖重油流出事故 今なお残る痕跡
 http://www.cnn.co.jp/world/AIC201005100014.html 

2002年の事故の教訓。しかし、まだその被害は解明しきれていない。

世界自然保護基金(WWF)によると、事故による環境汚染で推定25万羽に上る海鳥が被害を受けた。さらに、ガリシア地方沖沿岸の漁業は重油汚染のために操業停止に追い込まれた。地元住民らは事故から8年後の今もなお沿岸にタールの塊などが漂着すると言う。漁業はその後再開され、現在の水揚げ量は事故発生以前のレベルにまで回復しているが、地元で漁業を営むある男性は「問題は経済面だけではない。地域の生態系、とりわけ地元住民の健康への被害が深刻だ」と語る。

>スペインのラ・ラグーナ大学は、2006年に同事故の影響に関する調査結果を発表している。これによると、油膜の除去作業を行ったボランティアには、血液細胞に受けた遺伝子損傷のレベルが増加していることが判明した。また、タバコ喫煙者と同様の高レベルの重金属が検出されたという。



◆ ◆希少種・絶滅危惧種◆ ◆

05月04日 ナショナル ジオグラフィック
ハクトウワシのジレンマ:農薬と希少種
 http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20100504002&expand

生態系の複雑さをまざまざと見せつけるような複雑な構造。ジンルイがそれを100%把握することはたぶん無理。


05月05日 朝日新聞
軒下がお気に入り? 奄美大島絶滅危惧種が子育て中
 http://www.asahi.com/national/update/0504/SEB201005040002.html

写真のあまりの可愛らしさに、どうしてもスクラップ、っと。


05月10日 共同通信(goo経由)
「種子バンク」が50万種突破 運用2年、世界最大に
 http://news.goo.ne.jp/article/kyodo/life/science/CO2010051001000117.html

>同基金は「目標の450万種にはまだまだだが、数は順調に増えている」と

でもさ、ジンルイは必ずしもすべての種を把握しているわけでもなければ、その種子を確保できるわけでもないんだよな。試みとしては意義のあることなんだけれども、それでもこれで保護できるのは地球の全生物種の中の一部でしかない、という。


05月10日 毎日新聞
国連多様性白書:脊椎動物3割減少 70〜06年にかけ、熱帯では6割
 http://mainichi.jp/life/ecology/archive/news/2010/05/20100510ddm003040139000c.html

>生息地の改変、乱開発、汚染、外来種の侵入、気候変動などで生物多様性が損なわれた。脊椎動物(魚類・両生類・爬虫(はちゅう)類・鳥類・哺乳(ほにゅう)類)の個体数は70〜06年に平均で31%減少し、特に熱帯に生息する動物は59%減った。生息地が耕作地や牧草地に転換するため破壊されたことが大きい。両生類は42%の種で個体数が減少し、最も絶滅の危機に直面しているほか、植物の約4分の1は絶滅危惧(きぐ)種と考えられる。

どこからどう手をつけていいのだろう、と途方に暮れる。そんな場合じゃあねえ、、、ってのに。


05月14日 ナショナル ジオグラフィック
地球温暖化でトカゲ類2割が絶滅の恐れ
 http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20100514001&expand

05月14日 AFPBB
トカゲの5分の1、温暖化で2080年までに絶滅の恐れ
 http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/environment/2726318/5751633

05月14日 毎日新聞
トカゲ類:気温上昇続けば2割が絶滅 生態系に深刻な影響
 http://mainichi.jp/select/science/news/20100515k0000m040041000c.html

嫌だ!!!

>「6%はまず間違いない。私たち人間の責任で、いまさら防ぎようがない」と、今回の研究を率いたバリー・シネルヴォ(Barry Sinervo)氏は嘆く。同氏はアメリカのカリフォルニア大学サンタクルーズ校で爬虫類と両生類を研究している。

>同氏によると6%は控えめな数値で、元々の生存競争や温暖化の影響による水不足などの脅威は考慮していないため、実際はもっと大きくなり得るという。

涙。。。


◆ ◆侵入種・移入種・外来種◆ ◆

05月12日 朝日新聞
農産物や文化財の敵、アライグマを追え 発信機つけ調査
 http://www.asahi.com/science/update/0512/OSK201005120081.html

05月14日 読売新聞
文化財の敵」アライグマ、発信器で行動洗え!
 http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100513-OYT1T00228.htm

読売の方、記事内容はまともだが、そのせいか見出しがちょっと……というか、内容をきちんと表現していない……

>05年からアライグマを調べている関西野生生物研究所によると、アライグマは林や建物、畑などを移動して生活しているとみられる。捕獲したアライグマの首に発信機をつけ、1年間かけてねぐらやエサ場、わなへの対応能力を調べる。研究所の川道美枝子代表は「徹底的に捕獲しないと数は減らせない。よく立ち寄る拠点を見つけ、わなを仕掛ける必要がある」と話す。

>調査は亀岡市から始め、隣接する大阪府能勢町まで広げる。まず2匹に発信機をつけ、最終的に10匹程度の行動を追跡する予定。 (いずれも朝日)


05月19日 朝日新聞
お城の中は在来タンポポの天下 堀・壁…外来種をガード
 http://www.asahi.com/kansai/entertainment/news/OSK201005190063.html

お堀の中の話も興味深いけれども、↓の部分はもっと興味が。

>木村さんによると、乾燥に強い外来種は開発された場所には強いが、土が豊かにあり、草も生い茂る本来の環境が戻ると、むしろ在来種の方が強い。同じ60年代から開発が進んだ千里ニュータウンを抱える大阪府の吹田、豊中両市でもかつて8割を超えた外来種率が5割台に減った。府全体でも、昨年の外来種率は71.4%で、4年前の調査とほぼ同じ。75年の36.2%から伸び続けたが、頭打ちの状態に入ったとみている。

ただし。

>ただ、こうした状況は都市部に限られるようだ。福井から佐賀まで西日本2府17県の市民が参加している「タンポポ調査・西日本2010」の予備調査(09年)では、多くの場所で外来種が増え続ける状況が浮かぶ。



◆ ◆5月の原発さんとそのおともだち(その壱)◆ ◆

05月08日 朝日新聞
もんじゅの誤警報、検出器の不具合原因か 保安院が見解
 http://www.asahi.com/national/update/0508/OSK201005070180.html

05月06、07日の両日、もんじゅに原子炉内にある3台の放射能漏れ検出機のうちの1台で誤作動として警報が鳴った件。報告が遅れるなど、不手際が、またもや。
さらに。
05月09日 朝日新聞
もんじゅ放射能漏れ検出器、さらに1台停止
 http://www.asahi.com/national/update/0509/OSK201005090101.html

05月11日 共同通信(goo経由)
もんじゅの検出器2台は「故障」 残る1台で継続
 http://news.goo.ne.jp/article/kyodo/nation/CO2010051101000999.html

残り1台で稼働中。てか、元々3台あるのが然るべき状態の場合に対して、実際は1台。これって…… 


◇ ◇ ◇

まだスクラップは残っているのですが、続きは明日(たぶん)。

ではまた、次回。
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