01月22日のスクラップから

巡回はまだ縮小中ですが、今日は記事が多目です。


◆ ◆みんな大好き、地球温暖化の話題◆ ◆

01月21日 日経エコロミー(共同配信)
09年、過去2番目の暖かさ 世界の平均気温、NASA調査
 http://eco.nikkei.co.jp/news/nikkei/article.aspx?id=STXKF0141 22012010

昨日の今日で、今度はこういう調査報告。

NASAによると、09年の平均気温は07年と同様に1951〜80年の平均より0.57度高く、過去最高だった2005年に次ぐ記録となった。

>また、平均気温の上位10年は1998年以降に集中。2000〜09年までの10年間の平均気温は、ほかのどの10年間よりも高かった。

>日本の気象庁は昨年12月に「09年は3番目の暖かさ」とする速報値を発表しているが、NASAの調査は温暖化の著しい北極海も対象にしており2番目になったという。


01月22日 日経エコロミー(共同配信)
凍土減り新たな植物 気温上昇の富士山頂 静岡大調査で確認
 http://eco.nikkei.co.jp/news/today/article.aspx?id=SNXKE0802 21012010

上の記事と連動するかのような報告が。

>富士山南側斜面の凍土の下限は、76年調査では平均標高3100メートル、98年は3200メートルだったが、2009年はさらに上昇し、山頂付近でも部分的に消失しているとみられるという。

>今回、山頂で調べた結果、約20年前の別の調査ではみられなかった種子植物のタカネノガリヤス(イネ科)やイワツメクサナデシコ科)が確認された。通常は標高2500メートル付近に分布している植物という。

温暖化による侵入種の例、もとい生態系のかく乱の、わかりやすい事例となりそうな恐ろしさが、ここに。



◆ ◆希少種・絶滅危惧種◆ ◆

01月22日 時事通信(goo経由)
スマトラトラのペット制度検討=富裕層対象、絶滅回避目指す−インドネシア
 http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-100122X569.html

信じ難い、頭の悪さ。

インドネシア林業省はスマトラ島に生息する絶滅危惧(きぐ)種のスマトラトラを保護するため、富裕層を対象にペット飼育を認めることを検討している。同省当局者が21日、明らかにした。トラは販売するのではなく、10億ルピア(約980万円)を預けた飼い主にトラを貸与する仕組みにしたい考えだ。

>同省当局者は「富裕層の中には富の証しとしてトラに対する高い需要があり、それが闇市場の存在を助長している」と指摘。政府監視下のペット飼育を許可することで「闇取引を減らせると期待している」と述べた。一方で「動物保護の非政府組織(NGO)が計画に反対なのは分かるが、ほかに良い方法が思い付かない」とも語った。

ほかに良い方法が思いつかない、は≒ほかに良い(金儲けの)方法が思いつかない、の間違いではないのか、と。
欲望を肯定することでさらに絶滅に拍車がかかるというのがこの分野のセオリーなんだから、そういう欲望を煽らない手法を取るしかないというものなのに。その逆をやるというなんて、なんとまあ頭が悪いことか(←大事なことなので2回書いた)。



◆ ◆新種! ◆ ◆

01月22日 ナショナル ジオグラフィック
熱帯雨林の新種:ナメクジを食べるヘビ
 http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=2010012112&expand

昨日の続き。このヘビの近縁種は560キロ離れたペルーにいるという、そんな希少種でもある。
このほか、ナナフシや樹上生活アマガエルなどの写真も。新種の仲間たち、どうか長く長く、その命の営みが続きますように。
 ナナフシ http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=2010012109&expand
 アマガエル http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=2010012110&expand



◆ ◆今日の原発さんとそのおともだち◆ ◆

01月22日 時事通信(goo経由)
高速炉「常陽」でぼや=外部への影響なし−原子力機構
 http://news.goo.ne.jp/article/jiji/nation/jiji-100122X647.html

22日午前9時40分ごろ、茨城県大洗町の大洗研究開発センター実験炉「常陽」の原子炉付属建屋内でぼや発生。放射線管理区域の補機冷却系機器室で、作業員6人が点検作業をしていたところ、作業で使う火が洗浄用の溶剤に引火、すぐに消火器で消し止めたというもの。常陽は運転停止中。例のテンプレつき。


◇ ◇ ◇

明日には、巡回元通りに戻せると思います。
積み残し記事がどのくらいあるのか、ちょっとだけ不安ですが……
ともあれ。では、また。

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