12月15日のスクラップから

COPの時期なので温暖化にからめてのスクラップは結構多いのですが、
紹介するスクラップについては、時間がないので、その一部のみから。
(残りは明日以降に積み残します)


◆ ◆みんな大好き、地球温暖化の話題◆ ◆

12月14日 日経エコロミー
CO2「ニュートラル」実現 デンマーク・サムソ島
 http://eco.nikkei.co.jp/news/today/article.aspx?id=SNXKB0378 14122009

ほんまかいな、と思いつつも。

>サムソ島では、住民の総電力需要を超える規模の風力発電機の設置や、バイオマス燃料を利用した地域暖房導入で二酸化炭素(CO2)排出量を計算上ゼロにする「カーボンニュートラル」を実現した。

>現在は1メガワット級の風力発電機11基と2.3メガワット級の洋上風力発電機10基で島の電力需要を大きく上回る。洋上風力発電機の発電分ほぼすべてが島外で使われる計算になる。

自分の農地に風力発電風車をおっ立てたおっちゃんは、ビジネス、と言いきっている。何となく小気味よいぞ、これ。


12月15日 AFPBB
モンスター氷山、分裂し数百個の氷塊生む
 http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/environment/2674832/5041398

例の氷河、もう分裂。溶けるかもしれない、という話も。早っ!




◆ ◆希少種・絶滅危惧種◆ ◆

12月15日 神戸新聞(共同)
温暖化で鳥が小形に オーストラリアの研究
 http://www.kobe-np.co.jp/knews/0002583429.shtml

全てが温暖化のせいとは限らないとは思うものの。

>2000年まで約100年にわたって同国の博物館で収集されてきた8種類、約500羽の鳥の標本を調査。最近の鳥は100年前に比べ、羽の長さが2〜4%短くなり、小形になったことが確認された。

>鳥など恒温動物は、体が小さい方が熱を早く放出できるため、同じ種でも温暖地域に生息するものほど小形に、寒冷地域では大形になる傾向があるとされる。研究チームによると、過去100年の間にオーストラリアの平均気温は0・7度上昇。鳥はこれに対応するため、小形化したとみられている。

ほんまに、こういうことがあり得るんやろか。


12月15日 日経エコロミー
温暖化でサケがピンチに コアラやクマノミ
 http://eco.nikkei.co.jp/news/today/article.aspx?id=SNXKC0028 15122009

うわ。今年はサケで昆布巻きを作ろうと思ったのに……いや、作るけど(←問題の認識がかなりまちがっている。
それはさておき。

>IUCNによると、河川や海の水温上昇によって、回遊中にサケが消費するエネルギー量が増えて繁殖能力が低下するほか、産卵や成長に適した水域が減り、生息が脅かされる可能性が高い。水温の上昇は、クマノミやサンゴなど温かい海の生物にも悪影響を与える。

>オサガメは、漁網への混獲などによって既に数が減っているが、海面上昇で産卵に適した砂浜が減ることなどによって絶滅の危機がさらに高まりそう。アザラシは生息に不可欠な海氷の減少の影響を大きく受ける。

ニュースの情報源そのものは下とおそらく一緒、IUCNの最新レポート。


12月15日 ナショナル ジオグライック
気候変動の“象徴”生物10種
 http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=10613683&expand

12月15日 ナショナル ジオグライック
気候変動の象徴:ワモンアザラシ
 http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=2009121504&expand

12月15日 ナショナル ジオグライック
気候変動の象徴:コウテイペンギン
 http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=2009121505&expand

12月15日 ナショナル ジオグライック
気候変動の象徴:ホッキョクギツネ
 http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=2009121506&expand

今日も特集記事。どの写真も美しいが、とりわけホッキョクギツネの美しさといったら!

国際自然保護連合(IUCN)の発表によると、北方のツンドラ地帯で雪が溶けるとホッキョクギツネの生態に悪影響が及ぶ可能性があるという。ホッキョクギツネの伝統的な生息圏は、世界中に広く分布するアカギツネに侵害されつつあるが、温暖化が進めば競合する地域がさらに北へ広がることになる。

>また、ホッキョクギツネが捕食するレミングのような小型の齧歯類(げっしるい)も、冬期の拠り所を失いつつある。極地周辺に住む小動物は、厚く積もった軽い雪の層と永久凍土層の間に巣穴を作って越冬する習性があるが、冬が短くなり気温も上がると積雪層が薄くなって水分含有量も増え、巣穴は崩壊しやすくなる。齧歯類の個体数減少も起こりかねないという。

コウテイペンギンについても、

国際自然保護連合(IUCN)の報告書によると、南極の棚氷の崩壊が既にコウテイペンギンの繁殖コロニーに影響を及ぼしているという。

>ペンギンたちは棚氷の上で巣作りをするが、温暖なここ数年は棚氷が早い時期に分裂するため、ヒナが海に落ちて溺れ死んでしまう。


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日を跨いでしまったので、アップします。
積み残しなどは明日以降に。
ではまた、次回に。

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