ここ3、4日分くらいのスクラップ(の一部)から
多忙で巡回を減らしているのですが、にしても貯め過ぎで記事が多いです。
全部消化できないかも、ということで進めます。
◆ ◆みんな大好き、地球温暖化の話題◆ ◆
12月07日 毎日新聞
CO2排出量:京都議定書初年度、41業種4割で増加
http://mainichi.jp/life/ecology/archive/news/2009/12/20091207ddm016040022000c.html
>電力自由化で生まれた火力などの発電事業者は、01年度比で17倍の669万トンに激増したが、発電量1キロワット時当たりの排出量(排出原単位)は14%減で、「3%減」の業界目標を達成したと評価された。
>41業種のうち25業種が、同様の原単位目標のみに基づく削減計画を行っており、発電量など経済活動が増えれば、原単位目標は達成しても排出量自体は増える。
……
……
手術は成功した、しかし患者は死亡した、の寓話を思い出しながら。
12月07日 時事通信(goo経由)
気候変動、64%が「非常に深刻」=米中は意識低く−世界23カ国調査
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-091207X090.html
まあ、そうなんだろうなあ、と。
>英BBC放送は7日、日米中や欧州諸国など世界23カ国を対象に行った気候変動問題に関する意識調査結果を公表した。それによると、この問題が「非常に深刻だ」との回答は平均で64%に上り、世界的に関心が高まっていることが裏付けられた。
>一方で同じ回答は、中国で57%、米国では45%にとどまり、温室効果ガスの二大排出国である米中両国の意識の低さが浮き彫りになった。
12月08日 共同通信(goo経由)
米排出量05年比29%減も可能 温室ガスでシンクタンク
http://news.goo.ne.jp/article/kyodo/life/science/CO2009120801000146.html
すごいなあ、これ。技術的には可能でも、それを実行するか否かはまた別問題、とかってまあニホンもおんなじか。
12月07日 日経エコロミー
米、新法なしで規制可能に 温室効果ガス有害と結論
http://eco.nikkei.co.jp/news/today/article.aspx?id=SNXKC0090 08122009
12月08日 CNN
温暖化ガスは「脅威」と米当局認定 現行法での規制可能に
http://www.cnn.co.jp/usa/CNN200912080001.html
12月08日 ロイター(goo経由)
米当局が温室効果ガスを有害認定、現行法での排出規制に道
http://news.goo.ne.jp/article/reuters/world/JAPAN-128219.html
12月08日 朝日新聞
米、温室効果ガスを「脅威」と認定 現行法で規制可能に
http://www.asahi.com/international/update/1208/TKY200912080113.html
これでようやく米国も本気になるのかなあ。
12月09日 ナショナル ジオグラフィック
進む温暖化、観測史上最も暑い10年
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=61465979&expand
12月08日 日経エコロミー(共同)
平均気温が過去最高 2000年以降の10年間
http://eco.nikkei.co.jp/news/today/article.aspx?id=SNXKC0770 08122009
世界気象機関(WMO)の最新の報告から。
>WMOの速報値によると、2009年の年間平均温度が、系統的な観測記録が始まった1850年以降、5番目の高水準になることも明らかになった。 (ナショジオ)
>12月8日にCOP15で発表された気候調査によると、地球全体の大気温度と海面温度を合わせて2009年の平均温度を計算すると、現時点で摂氏14.44度に達しているという。比較対象期間として1961〜1990年の年間平均温度(14.00度)と比べると、今年は0.44度上回っている。 (ナショジオ)
詳細は、上記リンク先へ。
12月06日 CNN
英気象庁、温度観測記録を公表へ 温暖化懐疑派に対抗
http://www.cnn.co.jp/science/CNN200912060002.html
正直この件、あんまり騒ぎすぎるようなことじゃあないと思うんだが。まあ、懐疑派が勢いつけたいからって騒いでいるってところが大きいわけだし。
◆ ◆エネルギー系◆ ◆
12月10日 朝日新聞
帆が伸び縮み 燃料3分の1のエコ船、東大などが開発へ
http://www.asahi.com/science/update/1209/TKY200912090260.html
これは面白い。
>船上に「伸び縮みする帆」を設けることで、燃料消費を従来の3分の1に少なくする大型風力推進船
>全長約300メートルの船に、炭素繊維を含んだ複合材料製の高さ50メートル、幅20メートル、重さ約30トンの帆を9本設ける。コンピューター制御で動かし、風が弱いときは電動モーターでスクリューを動かす。入港時には小さく畳んで収納する。
5年後の実用化をめざすというから、それ相応に行けそうだと踏んだと見ていいのかな。
◆ ◆希少種・絶滅危惧種◆ ◆
12月09日 ロイター
ホッキョクグマが共食い始める、気候変動の影響で
http://jp.reuters.com/article/oddlyEnoughNews/idJPJAPAN-12847620091209
いやまあ、共食いはサルでもライオンでもあるけれども、これは少なくともニンゲンが背中を押しているわけで、と思うと胸が辛い。写真も。
以下、短いので全文コピペ。
>米国が率いる国際的な科学調査によると、気候変動の影響でホッキョクグマが狩りをする北極圏の氷原が溶け、共食いをするクマが現れたことなどにより、ホッキョクグマの生息数が減少している。
>11月20日には、カナダのマニトバ州チャーチルから300キロほど北で、オスのホッキョクグマが共食いした子グマの頭部を運ぶ写真も撮影されている。
その一方で。
12月09日 日経エコロミー(共同配信)
秋田から釧路に“婿入り” 雄のホッキョクグマ購入へ
http://eco.nikkei.co.jp/news/today/article.aspx?id=SNXKD0746 09122009
そこで遣う金、北極保全に遣った方がよっぽど為になるよな、とタメイキ。動物の「購入」は別にニホンの動物園だけのハナシじゃあないけれども。
12月07日 毎日新聞
南アフリカ・ペンギンと暮らす町から:/上 400万羽、150分の1に激減
http://mainichi.jp/life/ecology/archive/news/2009/12/20091207dde007030006000c.html
3回連続連載の1回目。よければ上記リンクから続きも読まれたし。
>20世紀初頭、ケープペンギンは推定400万羽いたとされる。しかし激減して08年には2万6000羽となり、絶滅の危機に直面している。卵が食用に乱獲され、営巣地も次々に開発された。海洋汚染も追い打ちをかけている。
◆ ◆その他 動物系◆ ◆
12月07日 神戸新聞
サル虐待のレスラーらに罰金の略式命令 神戸簡裁
http://www.kobe-np.co.jp/news/jiken/0002567133.shtml
安っ! 軽っ! 罰金略式って、ここまで軽いのかよ……(涙。
こういうときだけ、イスラムの「目には目を、歯には歯を」を実行したくなる。
12月08日 ナショナル ジオグラフィック
CO2濃度上昇でロブスターが大型化
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=63642238&expand
ロブスターだけではなく、カニ、エビといった甲殻類全般がそうかもしれない、という話。逆に、カキ、ホタテ、アサリなどは打撃を受けるとのこと。また肝心のサンゴ礁が温暖化で減少するから、生息地そのものが危うくなるので、結局はあまりいい結果は生み出さない、とも。
>甲殻だけが大きくなるのか、それとも肉付きもよくなり体重が増えるのかは不明である。
12月10日 朝日新聞
犬200匹を違法飼育、「売れ残り」は尼崎市が処分
http://www.asahi.com/national/update/1210/OSK200912090174.html
12月10日 読売新聞(goo経由)
違法に犬200匹飼育、老犬は尼崎市が処分
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/nation/20091210-567-OYT1T00744.html
今日一番、心が折れそうになった記事。
つか、折れた、たぶん。
◆ ◆今週の原発さん◆ ◆
12月07日 神戸新聞
燃料集合体から放射性物質漏れ 大飯原発2号機
http://www.kobe-np.co.jp/knews/0002569047.shtml
8月に1次冷却水の放射能濃度が上昇した大飯原発2号機で、その後の調査から燃料集合体2体で放射性物質の漏れが見つかった。
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積み残しがありますが、今日はここでタイムアップです。
巡回後回しの媒体もあるので、積み残しはさらに増えそうです。
いつ消化できるのか……不安ですが、なんとか続けたいと思います。
ではまた、次回。
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