12月04日のスクラップから

すみませんが、時間がないので、巡回縮小&クリッピング厳選でいきいます。


◆ ◆希少種・絶滅危惧種◆ ◆

12月04日 日経エコロミー(共同配信)
ガラパゴスで進む生物絶滅 24本脚のヒトデなど9種
 http://eco.nikkei.co.jp/news/today/article.aspx?id=SNXKF0041 04122009

>かつては同諸島周辺の海に多くみられたスズメダイの一種は、1982〜83年の大規模なエルニーニョ以降、25年以上確認されておらず、絶滅したとみられる。24本脚のヒトデはガラパゴスの固有種だが、同様に生息が確認できず、絶滅したらしい。また、比較的温度の低い海水を好む藻類など7種の植物も約20年間、見つからず、絶滅した可能性があるという。

>このほか、ダーウィンの進化論研究の題材とされた鳥、フィンチの一種やタイマイ、オサガメといった海亀など計9種も、数が極端に減るなど「近い将来に絶滅の危険が高い種」とされた。

>グループは「漁網による混獲や乱獲に加え、近年の温暖化で海水温が高い状態が続いていることが原因だ」としている。

ダーウィンが聞いたらなんといって嘆くことか。それはともあれ、あまりにも貴重なものがあまりにもあっけなく喪われていくさまに、ちょっと鬱々と。



◆ ◆新種! ◆ ◆

12月04日 ナショナルジオグラフィック
新種の骨食海洋虫:栄養摂取の仕組み
 http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=2009120404&expand

とにかくユニーク。てか、もう自分用のメモ。

>2009年の調査でクジラの骨から採取された学名未定の海洋虫。新種とみられるこうした海洋虫は、球根の形をした根状器官で骨から栄養分を摂取していると考えられている。

>海洋生物学者のロバート・フライエンフック(Robert Vrijenhoek)氏は、「肛門や口、消化管らしきものは持っていないようだ。そのため、栄養摂取はこの根状器官から行っているとしか考えられない」と話している。骨の奥深くまで埋め込んで生活しているため、通常この部分は隠れているという。

このユニークさ、他の追従を許さないというと大げさか。

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