10月23日のスクラップから

この時期だというのに、まだ蚊が飛んでいます。
一昨日も刺されたんですが、同じ奴でしょうか。
秋深き今日この頃だというのに……


◆ ◆環境汚染◆ ◆

10月23日 共同通信(goo経由)
「ナホトカ」少量重油、今も流出 沈没13年目、調査継続へ
 http://news.goo.ne.jp/article/kyodo/nation/CO2009102301000373.html

13年前の事故の重油がまだ流れ出ていることが今日判明。石油を使い続ける限り、ナホトカの問題は付いて回る……



◆ ◆世界の森林破壊◆ ◆

10月23日 AFPBB
毎分サッカー場36個の森林が消失、WWF報告
 http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/environment/2655692/4798913

肝心のWWFジャパンのサイトではまだこの件上がっていないということもあって、元のレポートがわからないから、本文についてはちょっとミスリード入っていそうな気がしなくもないが。以下、そんな報道に関してのツッコミ。

>このアピールは、「森林破壊を完全にストップする」のではなく「破壊された分を再生する取り組み」を求めるのが目的。

うーん、原生林なんかだと、一度破壊されてしまうと、それをきちんと「再生」なんてできるんだろうか、つか難しいということはよく言われているんだが。園芸の好きなニホンでは、こういう植林やら再生やらって受けがいいんだけれども。

WWFによると、現在の森林破壊のペースは、世界全体の約20%の温室効果ガスを排出しているという。

森林破壊の問題は、別に温室効果ガスの排出だけのことではない。生態系保全や世界の水環境のバランスや、いろいろ多重的な構造を抱えているんだがな、どうしてマスコミはこう温暖化と絡めないと気がすまないんだろう。

> アルゼンチンでも、利益の大きい大豆の生産のために中・北部で森林が大規模に消滅しつつある。グリーンピース(Greenpeace)など5つの観光保護団体が提出した資料によると、同国の原生林は30%にまで減少している

ならば、ニホンができることは、ニホンで大豆をつくればいい、ということ。農業をもっと見直そうぜ、と。
消失そのものは問題としても、そこで他者を責めてばかりいても問題は解決しない。それは巡りめぐって、実は自分も加害者として手を染めているのかも、ということも考えてみた方がいい。たぶん

森林問題についての、記事ブログでの過去のネタ。
 ⇒2007年12月28日 他人を責めるのは楽なのだ〜森林問題について
   http://www.actiblog.com/yamaneko/51046
  2008年02月24日 木さえ植えれば何でもエコか?
   http://www.actiblog.com/yamaneko/53449 

また、WWFジャパンでも、森林についてはこういうレポートがある。こっちの方が今後の森林問題を考えるための情報としては役立つかも。
 ⇒09月24日 APP社の森林破壊に世界が抗議
   http://www.wwf.or.jp/activities/2009/09/741224.html



◆ ◆希少種・絶滅危惧種◆ ◆

10月23日 朝日新聞
希少なチョウ、比から密輸容疑 ツアー企画者を逮捕
 http://www.asahi.com/national/update/1023/TKY200910230270.html

10月23日 時事通信(goo経由)
希少チョウ採集ツアー開催=比から40匹、容疑で無職男逮捕−警視庁
 http://news.goo.ne.jp/article/jiji/nation/jiji-091023X931.html

10月23日 日経新聞
絶滅危惧種のチョウ密輸容疑 警視庁、男を逮捕
 http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20091023AT1G2301023102009.html

10月23日 産経新聞(goo経由)
チョウの標本を密輸入 採集ツアーの参加者らを外為法違反で摘
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091023-00000539-san-soci

昨日と言い今日といい、こういう腕をへし折りたくなる輩がどうして湧いて出るのか。

>同課によると、板垣容疑者は容疑を認め、「高校生のころからチョウが好きだった。前に参加したツアーの料金が高く、主催すれば無料で行けると思った」と供述。ツアーは8泊9日(料金28万円)や14泊15日(同46万円)などで、昨年8月から3回開催したという。 (時事)

これって本当に「好き」なんだろうか。てか、こいつ相当の重罰を受けないと懲りずにまた同じようなことをやらかしそうだな。


10月23日 AFPBB
シロクマの保護区を指定へ、アラスカの50万平方キロ 米政府
http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/environment/2655669/4798484

ブッシュ時代に難航していた件がオバマになってようやく進展したらしい。やれやれ。



◆ ◆新種! ◆ ◆

10月23日 ナショナル オグラフィック
新種の地下生物:カニムシ
 http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=2009102303&expand

カニなのかムシなのか、はっきりしてくれ、と一瞬思ったか思ってないか。


10月23日 ナショナル オグラフィック
新種の地下生物:地下水生マキガイ
 http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=2009102301&expand

陽光のささない地下でくらす生きものらしいスケルトン感がなんとも。
このほか、ちょっとグロいタウナギなんかも新種が発見されている(写真が……珍しく気持ち悪いと思った……なのでリンクはなしで)。


◇ ◇ ◇

何とか更新できてほっとしています。明日はちょっと未定です。
ではまた、次回。

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