今週のスクラップ(の残り)から

読むべき本やら聴くべきアルバムやらがどんどん詰み上がっていきます……
どうしたら時間のやりくりがうまくなるんでしょうか。


とりあえずこの土日は仕事から離れて。スクラップを。


◆ ◆みんな大好き 地球温暖化の話題◆ ◆

08月29日 日経新聞(共同配信)
温暖化被害の抑制コスト、国連試算の2〜3倍 英研究所報告
 http://www.nikkei.co.jp/kaigai/eu/20090828D2M2800I28.html

かといって、金がないからできません、と言うわけにもいかないだろうに。


◆ ◆オゾンのダンス◆ ◆

08月27日 ナショナル ジオグラフィック
オゾン層破壊の新たな脅威、亜酸化窒素
 http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=94104430&expand

(単純ながらものっそい間違いをしていました、ので内容(と位置)を訂正します)

温室効果ガスが二酸化炭素だけではないのと一緒で、オゾン層破壊をもたらすものもフロンガスだけではない、という話。



◆ ◆なんとなく、エコ◆ ◆

08月28日 Record China(yahoo! 経由)
レジ袋の無料配布中止で石油最大300万トン節約―中国
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090828-00000006-rcdc-cn

ニホンだけではなく、中国でもマイバック運動、はじまる……で、いいのかな。

中国当局は今月26日、レジ袋の無料配布中止により毎年節約できる石油の量が240万−300万トンに達するとの試算を発表

温室効果ガスだけを考えれば、車止める方がそれ以上に楽かつ効率的に対応できるけれども。ごみ問題とそこから始まる環境汚染の抑止を考えると悪いことではないとは思う。



◆ ◆自然エネルギー系◆ ◆

08月28日 読売新聞(goo経由)
手鏡1000枚、タイで究極の“エコ焼き鳥”
 http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/world/20090828-567-OYT1T01277.html

>経営者はシラ・スタラットさん(53)。高さ約6メートルの反射板と、15羽を一度に焼ける台を使い、木炭や油を使わずに1羽を約8分で焼き上げる。

鏡、火力、すげぇー!


08月28日 レスポンス(yahoo! 経由)
太陽電池の市場、2020年に10兆円規模…富士経済
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090828-00000007-rps-ind

家計に何万負担、という、そのお金の行き先がこれではないかと。高速1000円にして景気回復、とかいうのなんかよりも、よっぽど健全な経済波及効果だと思われ。


08月29日 西日本新聞yahoo! 経由)
4校に太陽光発電装置 玖珠町3億5000万円補正へ
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090829-00000010-nnp-l44

素直に賛同。
賢明な税金の使い方、という報道がもっとあってもいいと思う。もちろん、それと同じくらいダメな金の使い道の話も明らかにされていかないといけないとは思うが。



◆ ◆侵入種・移入種・外来種◆ ◆

08月29日 時事通信yahoo! 経由)
九州本土でマングース確認=島では希少種捕食、生態系に影響−本州拡大も
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090829-00000056-jij-pol

マングース本土侵入の続報キタ。これはもう駆除の方向で動くしかないだろう。悲しいけれども、感傷に浸っている余裕はない。

>今のところ具体的な被害は確認されていない。しかし、捕獲した個体の消化管から昆虫が見つかり、昆虫や、昆虫を餌とするイタチなどへの影響が懸念されている。

判った頃にはもう遅い、の可能性も高いのだからして。



◆ ◆希少種・絶滅危惧種◆ ◆

08月27日 日経エコロミー(共同配信)
宝石サンゴ取引を規制 乱獲減少で米提案方針 ワシントン条約会議
 http://eco.nikkei.co.jp/news/today/article.aspx?id=NN000Y066 27082009

サンゴにしろ象牙にしろべっ甲にしろ、そろそろ「動物の死骸」を飾り物として使うことの野蛮さというか心の貧しさというものを世界標準として行ってもいいと思うんだが。


08月28日 Record China(yahoo! 経由)
<保護動物>セイザンコウが密猟により絶滅の危機、食用・漢方薬で大きな需要も―中国
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090828-00000005-rcdc-cn

>セイザンコウは熱帯地域や亜熱帯地域の山麓部、丘陵地、潅木林、砂利を含む湿地帯などに生息する哺乳類の動物で、現在は東南アジア、アフリカと中国の長江以南に分布している。セイザンコウは森林の敵・白アリを食料とすることから、「森林の保護者」とも呼ばれ、3キロのセイザンコウは1度に300〜400グラムの白アリを食べるという。

>現在中国国内にセイザンコウがどれだけ残っているか分からないが、その繁殖速度は遅く、1年に1匹しか産み育てないことから、密猟により絶滅の危機に瀕する恐れも

有史以来の動物絶滅の歴史は、だいたいがニンゲンの欲望がらみ……



◆ ◆今週の、動物さん(ちょっと哀しい)◆ ◆

08月29日 AFPBB
ベイルートのごみ捨て場で「捨てライオン」見つかる
 http://www.afpbb.com/article/life-culture/life/2635276/4504353

写真つきでも、ちょっと信じがたいという思いもあるのだが。

>まだ2歳になっていないとみられるこのライオンの子どもは、現在ベイルート郊外にある野生動物の保護施設で保護されている。ライオンの治療をしている獣医によると、数日間エサを与えられず檻の中で炎天下に放置されていたため、体が極度に衰弱しており命に危険がある状態だという。
涙。


◆ ◆今週の、努力はたぶん明後日の方向を向いている件について◆ ◆

08月23日 朝日新聞
オランウータン救え 竹馬乗って全国縦断、植樹寄付募る
 http://www.asahi.com/national/update/0822/TKY200908220186.html?ref=goo

努力の方向性がたぶん明後日の方向に行っちゃっている。本当にオランウータンの森を「守り」たいのであれば、植林よりもまずは環境負荷を与えないこと。つまりは、森(とくに原生林)を壊さないこと、の方がはるかに重要。それに、オランの棲む森は「植林」で再生できるとは限らない、つかその可能性は相当低い。熱帯林の植林による再生ってのは、夢物語だと思っておいてもそれほどまちがっちゃいねぇんだよ。
それと、善意だから「正しい」(それが政治的なのか科学的なのかはさておき)、と疑わない朝日のバカさ加減もなんとかしてほしい、と思ったり。

(参考)
2008年01月09日 カメから学ぶ オトナのための環境学
ニホンに来ている熱帯林
 http://www.actiblog.com/yamaneko/51440

2007年12月28日 カメから学ぶ オトナのための環境学
他人を責めるのは楽なのだ〜森林問題について
 http://www.actiblog.com/yamaneko/51046

2007年02月13日 カメから学ぶ オトナのための環境学
オランウータンが絶滅しても、わたしは二酸化炭素の排出量を減らしたいんです
 http://www.actiblog.com/yamaneko/29404  


◇ ◇ ◇

現在のBGMは『TWIN』。ダブルのBASSがベキベキベキベキと鳴り響く……
なんつーか、とってもとっても趣味性の強ぉーい音(←もちろんいい意味で)で
頭の中を洗っている感じです。


ではでは(おそらく)明日、また。

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