08月17日のスクラップから

いきなり忙しさが前倒しでやってきました。
今日は縮小版、明日以降は更新が滞る……かもしれません。
ともあれ、スクラップを。


◆ ◆遺伝子組み換え技術(GM)と遺伝子・環境汚染◆ ◆

08月17日 朝日新聞
遺伝子組み換えナタネ、在来種と交雑 環境省確認
 http://www.asahi.com/science/update/0813/TKY200908130245.html

あああ。

>遺伝子組み換えで作られ、特定の除草剤をまいても枯れなくした除草剤耐性ナタネは、年間200万トン程度輸入されるナタネの8割ほどを占める。これがこぼれて、港周辺などで自生していることは5年前から確認されてきた。

環境省が在来ナタネと思われる個体を分析したところ、組み換えナタネの特徴である除草剤耐性に関係するたんぱく質が検出された。その種子から育てた芽にも除草剤耐性を示すものがあり、染色体数が29本で、在来ナタネ(20本)と組み換えナタネ(38本)の中間だったことから、交雑によると考えられた。

記事後半にある日和見ってる環境省のコメントが酷い。これでは、環境破壊省と呼べそうな。



◆ ◆希少種・絶滅危惧種◆ ◆

08月17日 AFPBB
野生のジャイアントパンダ、2-3世代で絶滅の恐れ 中国
http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/environment/2631533/4464968

中国国営の英字紙、環球時報からとのこと。その元ネタはWWFだから、かなり信憑性は高い。

>開発によってジャイアントパンダの生息域は分断され、これまでになく狭い飛び地になりつつある。そのため縄張り内を自由に放浪してパートナーを探しにくく、種の存続が危機に瀕している。

世界自然保護基金(World Wide Fund for Nature、WWF)北京支部の范志勇(Fan Zhiyong)種保全プログラム・ディレクターの談話によると「パンダは、ほかの生息域のパンダと交尾できないと2、3世代のうちに系統が途絶える可能性がある」という。同じ生息域内のパンダ同士の交尾によって同系交配のリスクが増し、免疫力が下がったり、生殖能力が弱まる恐れがある。范ディレクターは今すぐ行動が必要と警告する。

深刻な問題だし心配ではあるけれども、パンダのような美形の哺乳類にだけこういう同情票みたいなのが集まるってのも、なんだかなあ、という気がしないでもない。



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今日はこんだけ。
巡回もちょっと減らしたが、基本的に報道もまだ夏休みモードのようで、
記事もあまりありませんでしたし。
と、いうことで、ではまた次回。

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