07月05日と先週のスクラップから

積み残しがものすごく多いので、とにかく更新。


猫ヒゲ ブログの方がもう少しマシ。なして?)


◆ ◆みんな大好き 地球温暖化の話題◆ ◆

06月30日 産経新聞YAHOO! 経由)
温暖化対策にも限界 小粒化する山田錦
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090630-00000516-san-soci

美味い酒を飲みたければ、今すぐ温暖化対策をガツンとやらないと!


07月01日 サーチナyahoo! 経由)
地球温暖化で祁連山の氷河が急速に縮小−甘粛省
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090701-00000131-scn-cn

温暖化と氷河の関係の報道が、中国からも。

>もう一人の専門家・陽勇さんは、祁連山の黒河源である西支野牛溝流域の氷河の変化について分析を行い、野牛溝流域の氷河面積は1956年から1973年で9.3%、1973年から2003年では18.2%減少し、氷河量は1956年から2000年で6億5000万立方メートル減り、20の氷河が消えたと明らかにした


07月02日 日経エコロミー(共同配信)
温暖化でヒツジが小型化? 英スコットランドの島で
 http://eco.nikkei.co.jp/news/today/article.aspx?id=NN000Y112%2003072009

07月03日 CNN
スコットランドの野生ヒツジ、温暖化の影響で小型化と
http://www.cnn.co.jp/science/CNN200907030018.html

このほか、朝日、日経など軒並み各社が報道している。

>子ヒツジの体重は通常、誕生直後から急激に増加する。厳しい冬に耐えるためには、太る必要があるためとみられる。だが近年、温暖化の影響で冬が年々短くなり、体重増加の必要がなくなっているというのが、カウルソン氏らの説だ (cnn)

何でもかんでも温暖化のせいにするってのはどうよ? という気もするが、とりあえず今回はこの欄にクリップ。



◆ ◆自然エネルギー系◆ ◆

06月30日 紀伊民報yahoo! 経由)
県立校に太陽光発電 田辺工業など17校
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090630-00000002-agara-l30

和歌山、すげえええぇぇぇーー!!!

>県は、田辺工業など県立10高校と特別支援学校7校に太陽光発電設備を設置する。高校への設置は県内で初めて。地球温暖化防止を図るとともに、環境教育の教材として活用するのが狙い。事業費5億9114万1000円。

文部科学省の試算によると、太陽光発電の導入で、1校当たり8〜10教室分の蛍光灯を点灯するための電力量を発電できる。年間21万〜26万円の電気代、約14〜17%のCO2(二酸化炭素)を削減できるという。


07月05日 ニューズウィーク(goo経由)
歩いて踊ってエコ発電しよう
 http://news.goo.ne.jp/article/newsweek/world/newsweek-200907036042.html

そういや東京駅で徒歩発電の実験をやっていたが、あれの結果分析はどうなってんのかな。



◆ ◆ごみとリサイクル◆ ◆

07月04日 琉球新報yahoo! 経由)
産学連携で新飼料実験 バイオ燃料残りかす利用
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090704-00000012-ryu-oki

バイオ燃料をつくったその残りかすを、さらに家畜の飼料として使えるかどうか、という実験。すげぇ。

バイオ燃料はデンプンを抜いてアルコールを造るため、残ったDDGSはタンパク質と脂肪分が高い。

>「離島は輸送費がかさみ、飼料代も余計に掛かる。技術の向上で活路を見いださないといけない」と実験に期待を込めた。
 


◆ ◆開発と環境◆ ◆

06月30日 Record China(yahoo! 経由)
三峡ダム>ついに建設最終段階に突入、立ちはだかる3つの壁―中国
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090630-00000009-rcdc-cn

>3つ目は生態系や環境の破壊。ダム本体完成後、水流速度が緩慢となり自浄能力が急激に低下した。長江支流では水の富栄養化現象が顕著になっている。

開発前からさんざん言われていたじゃあねーか。てか、予想よりもずっと酷いことになっていそう(鬱。
 


◆ ◆希少種・絶滅危惧種◆ ◆

07月03日 毎日新聞
シジュウカラガン:露の繁殖施設で卵全滅、救え 日本への「渡り」守りたい 募金開始
 http://mainichi.jp/life/ecology/archive/news/2009/07/20090703ddm012040006000c.html

シジュウカラガンは北千島から日本列島へ渡っていたが、1930年代に絶滅状態とされた。64年に宮城県・伊豆沼で再発見されたものの、渡り数は年1〜3羽。ゲラシモフ博士は89年の来日時、「残りの人生をガンの渡り回復に費やそう」と決意。92年に施設を開設した。日米が種鳥を施設に提供し、これまでに約500羽を放し、08〜09年は46羽が宮城県北部に渡って来るまでになった。

>募金の送り先は「日本雁を保護する会」郵便振替口座02240−9−24550。

今回の事故そのものはヒトの手によるものではないが、希少種が全滅していいわけじゃあない。絶滅の恐れがあるところにまで追い込んでしまったのはニンゲンの手によるのだし。
カンパ、余力のある方は、ぜひ。
 

06月29日 産経新聞yahoo! 経由)
鳥の王、雪氷減って鉛中毒 温暖化に翻弄
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090629-00000563-san-soci

オオワシについて、程よくまとまった記事。

>このうち1500〜2000羽が北海道で越冬するが、猛禽(もうきん)類医学研究所代表の獣医師、斉藤慶輔さんは「1990年代後半以降、オオワシの鉛中毒が深刻化している。分かっているだけで、これまでに100羽近くが死んでおり、ほかにも相当数が重度の中毒で苦しんでいるはずだ」と指摘

>野鳥愛好家などでつくる「オジロワシオオワシ合同調査グループ」(事務局・斜里町立知床博物館)の一斉調査によると、北海道や東北の一部で越冬するオオワシの数は、80年代半ばから減少が始まったが90年代から増加に転じ、2004(平成16)年以降は、不安定な状態が続いている。


記事のまとめが取り合えず温暖化が悪い、でまとまっているのが思考停止的でアホやけれども。それ以前に、鉛汚染を何とかせんと。


07月02日 ロイター(yahoo! 経由)
過去5世紀で絶滅した生物は800種以上=IUCN
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090702-00000359-reu-int

ジンルイに発見されることなく名も得ぬうちに絶滅していった種を加えると、この数じゃ効かないと思う。
IUCN日本委員会には、まだこのレポートは出ていない模様。


07月01日 Record China(yahoo! 経由)
フカヒレスープが原因?サメの3分の1の種に絶滅の危機―英紙
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090701-00000001-rcdc-cn

サメの危惧についてはこれまでいろいろと囁かれていたけれども、ここまでとは……

>英紙「ガーディアン」はこのほど、国際自然保護連合(IUCN)による統計から、サメの3分の1にのぼる種が絶滅の危機に瀕していることが判明したと伝えた

>絶滅が危惧されているサメとして、ウバザメ(Cetorhinus maximus)や、アカシュモクザメ(S.lewini)、シロシュモクザメ(S.zygaena)、クロトガリザメ(Carcharhinus falciformis)、ヨシキリザメ(Prionace glauca)、ヨゴレザメ(Carcharhinus longimanus)など、多くの種が挙げられている



◆ ◆侵入種・移入種・外来種◆ ◆

06月30日 西日本新聞yahoo! 経由)
マングース駆除へ 鹿児島市で初確認受け 環境省や県が予備調査 7月から
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090630-00000006-nnp-l46

07月02日 毎日新聞yahoo! 経由)
マングース:繁殖? 鹿児島喜入地区、捕獲ワナ設置し調査 /鹿児島
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090702-00000232-mailo-l46

駆除のための調査、ということで、見出しは上2つを足して割ると丁度いい感じ。

>県は今後、喜入地区の住民や関係団体などにも目撃情報などの聞き取りを行い、分布状況を把握したうえで、一斉にわなを仕掛けるなどして本格的な駆除に乗り出す。 (西日本新聞
 

07月03日 朝日新聞
オオサンショウウオ、川に戻すの待った! 外来種かも
 http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200907030090.html

これは素人にはムツカシイ……

>実は賀茂川では06年、ペット用などとして持ち込まれた外来種が繁殖しているのが確認されていた。松井教授によると、08年9月までに遺伝子を分析した111匹のうち、13%が外来種、44%が固有種との交雑種だった。特に幼生では71%が交雑種で、固有種が駆逐されつつある状況が明らかになった。

>松井教授は「放したのが外来種なら固有種を駆逐したり交雑したりするおそれがある。固有種だったとしても外来種の中へ放り出したことになる」と指摘する。交雑の実態が確認されたのは賀茂川だけだが、他県の河川でも外来種が見つかっており、同様の危険性は高まっているという。



◆ ◆新種! ◆ ◆

07月05日 琉球新報yahoo! 経由)
アオサ・アオノリの新種確認 淡水で生育、世界初
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090705-00000011-ryu-oki

貴重な新種、発見。
(で、それは食えるんかい? ←ヲイ!)



◆ ◆ニンゲン活動と環境破壊◆ ◆

06月29日 毎日新聞yahoo! 経由)
<環境破壊>無法車両がフェンス壊して侵入/赤土露出、湿原が危機に/北九州市平尾台
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090629-00000001-maiall-soci

>車両の侵入で露出した赤土が雨で流され、近くの湿原を埋めるなど、生態系にも被害が及んでいる。

>付近の広谷湿原には、環境省が準絶滅危惧(きぐ)種に指定しているサギソウやトキソウなど湿原性植物が自生している。水はけの良いカルスト台地の湿原は貴重で、佐々木さんは「踏み固められた赤土は植生がなかなか回復しない。湿原も危機に瀕(ひん)している」と

この手の記事を見るたびに思うんだが、こういう輩って知っててこういうことやるのか、それとも本当に何も知らないでやるのか。
いずれにせよ、ニンゲン多すぎだし、エコカー走らすよりも車減らすほうが環境負荷減るよな、などとチョットずれた連想をしながら。


07月03日 読売新聞
白神山地のブナ守れ!入山者からメールで情報収集
 http://www.yomiuri.co.jp/eco/news/20090703-OYT1T00977.htm

ブナ傷つけ問題は思った以上に悪化、深刻化しているということか。

>幹の傷やたき火跡などを発見した入山者に、写真や、全地球測位システム(GPS)機能を使って記録した位置情報などを電子メールで送信してもらう。悪質な場合には警察に通報する

厳罰化については賛成の立場なんだが、こういう密告もどきってのはどうなんだろう。まあ手法の一つではあるとも思うけれども。
本当は入山者全体の意識を向上させるような、何かそういう仕掛けがある方が望ましいっちゃー望ましいんだがな。手法としては結果が出るのが遅くなる可能性が高いので、そこまでシテ待ってられねぇ、という気持ちもあるのだが。



◆ ◆先週の、原発さんとそのおともだち◆ ◆

07月02日 共同通信(goo経由)
原子力大綱の改定先送り 政策の先行き不透明で
 http://news.goo.ne.jp/article/kyodo/nation/CO2009070201000740.html

>国の原子力委員会が、原子力利用の基本方針を示すためにほぼ5年ごとに改定してきた「原子力政策大綱」の2010年の改定を先送りすることが2日、分かった。核燃料サイクルの中核施設でトラブルが続いたことなどで政策の先行きが不透明となったことが理由。原子力委は「(10年に改定しても)現行の大綱と同じような内容になりかねない」としており、この間の原子力政策の停滞が浮き彫りになった形だ。

という報道があったのだが。

07月05日 読売新聞(goo経由)
原発技術供与で国際貢献原子力大綱改定へ
 http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/life/science/20090705-567-OYT1T00079.html

いったいどっちやねん? と。


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今週、更新がどれだけできるか、ちょっと未知数です。
3時間弱の睡眠で健康を害しない体があれば、別なのになあ……と思いつつ。

それでは、また。

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