03月はじめの辺りのスクラップから

3日ほど間があきましたが、あまりスクラップはありません……


【開発と環境(たぶん)】

02月28日 CNN
米スキー場、風力発電で経費削減 生態系に悪影響の懸念も
 http://www.cnn.co.jp/science/CNN200902280020.html

>しかし、この風車の影響で、付近のコウモリが危機にさらされているとする専門家の指摘が出始めた。

ボストン大学のトーマス・クンツ生物学教授によると、コウモリは風車の「羽根」にぶつかって死ぬよりも、風車が回る際に気圧が下がることで出血に至り、死んでいるという。クンツ教授によれば、約80%のコウモリがこういった状況で死んでいると懸念している。

>一方、フェアバンク氏は、近郊の人々からはあまり苦情はないと胸を張る。リゾートが電力を余り使わない夏には、地元の住宅や企業に送電しており、「環境にやさしい」とその有益性を主張している。

そろそろ「環境にやさしい」は禁止にしたほうがいいと思う。



【ごみは分ければ資源です】

02月28日 朝日新聞
漂着ペットボトル、半分以上は国内から 環境省調査
 http://www.asahi.com/national/update/0228/TKY200902270391.html

対馬市では、中国からと特定できたペットボトルが31%、韓国12%、日本19%、台湾12%。沖縄県石垣島でも海外からが多数を占めたが、日本海側の酒田市福井県坂井市、石川県羽咋市では、国内のごみが4〜5割で、太平洋側の三重県鳥羽市、内湾の熊本県上天草市では8割を占めた。

まあ、印象論で語るな、という話だな。



【涸れる水資源】

03月01日 朝日新聞
アフリカ・チャド、枯れる湖を草が覆う 地球異変
 http://www.asahi.com/international/update/0301/TKY200902280237.html

リンク先、写真の落差にショック。



【希少種・絶滅危惧種

03月01日 読売新聞(goo経由)
ツシマヤマネコ交通事故ゼロ1年…生息数減?防止策奏功?
 http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/life/science/20090228-567-OYT1T01098.html

リンク先、ツシマヤマネコの親子の写真は貴重かも。しかし、

>ただ生息数そのものの減少を懸念する声もある。現在の推定生息数は80〜110匹。1960年代は250〜300匹が生息していたとされる。交通事故のほか開発で生息域が狭まったり感染症にかかったりして減少傾向にある。野生動物は個体数が100を下回ると血縁が濃くなり、多様性が失われたり抵抗力が弱ったりして絶滅の危険性が極めて高くなるとされる

事故を減らそうという努力はそこそこ実っているのかもしれないが、しかしそれ以前に元々の数が少なすぎるのだから、どちらかというと生息数減少によるものと考える方が妥当なような気が。



【その他 動物たち】

03月03日 毎日新聞
食害:森林の1割 シカやクマ、樹皮を損傷 林野庁「共存へ対策必要」
 http://mainichi.jp/life/ecology/news/20090303dde041040026000c.html

本の森林について、どういう森林としていきたいかというビジョンがなく動物の被害ばかりを言うのは不公平な気が。取り上げられている動物にしても、シカは数が増えすぎ、逆にクマ(本州ならツキノワグマ、北海道ならヒグマ)は地域によっては絶滅の危機にある。シカが増えているのも、天敵のオオカミを絶滅させたことや狩猟人口の減少など複数の要因がある上、森林への手入れそのものが昔とは比べ物にならないほどお粗末化しているわけだし。
ちなみに、クマについては、『クマは眠れない』(東京新聞出版局/米田一彦 著 2008年)がものっそいためになる、つか泣けるクマがんばれ

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