10月23、24日のスクラップから

先回取り上げた「猫面魚」
(読みは「にゃんめんぎょ」でOK?)
の情報をいただきました。
ありがたや。
トラックバック先をぜひご参照ください。

よく考えると、発信もとの河北新報を当たればよかったんですね。
→10月22日 河北新報 「猫面魚」現る!? 大崎・緒絶川
  http://www.kahoku.co.jp/news/2008/10/20081022t15001.htm


では、その他のスクラップを。


【みんな大好き 地球温暖化の話題】

10月22日 朝日新聞
40年前と比べると…北アルプス、縮む雪渓
 http://www.asahi.com/science/update/1018/TKY200810180077.html

ヨーロッパではなくニッポン、氷河ではなく雪渓。写真による対比が、なんだか痛々しい。


10月23日 日経エコロミー(共同配信)
強力な温室効果ガス蓄積 三フッ化窒素、推定の3倍
 http://eco.nikkei.co.jp/news/today/article.aspx?id=NN000Y127%2024102008

>三フッ化窒素は二酸化炭素(CO2)の1万7000倍の温室効果があるが、排出量が少ないなどの理由で京都議定書の規制対象から除外された。

が。

>大気中の蓄積量は2006年で1200トン未満とみられていたが、測定値から換算すると実際には4200トンと3倍以上。08年には5400トンまで増加したことが判明

オゾンの代替品として使われている物質だけに、その代替品もまた……ということにならなければよいのだけれども。


10月24日 時事通信(AFP、goo経由)
大統領のCO2排出量は1000人分=仏誌
 http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-081024X618.html

gooだと少ないんで、全文コピペで紹介。

>仏誌テラ・エコノミカは23日、世界各国を大統領専用機で飛び回っているサルコジ大統領は、過去11カ月でフランス人1000人分の年間排出量に相当する7061トンの二酸化炭素(CO2)を排出したと報じた。

>同誌は、大統領は私的な旅行にも航空機を多用しており、実際の排出量はさらに多いはずだと指摘した。

(コメント訂正;08.10.25)昨日アップしたコメントは寝ぼけすぎていたな。
んで。考えたのだが、フランス以外の国の首相や大統領レベルの方々の、この手のデータを比較してみたら、何かと面白そうなことがわかりそうなんだけれども(同国内の大統領同士の比較でもいいかも。先代と現職との比較、みたいなん)、どこかでそういうのやってるところってないのかな。



【ケミカル、ケミカル、ケミストリー……化学物質 系】

10月23日 日経エコロミー(日経新聞
化学物質管理で新規制、製造・輸入量に報告義務 政府
 http://eco.nikkei.co.jp/news/nikkei/article.aspx?id=AS3S21017%2022102008

10月23日 毎日新聞
環境省:化学物質全2万種を監視 法改正へ
 http://mainichi.jp/select/science/news/20081023k0000m040122000c.html

むしろ、これまで放置しすぎたんじゃなかろーか、と。



【希少種・絶滅危惧種

10月24日 神戸新聞
明石生まれのウミガメ、神戸空港島でリハビリ
 http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0001537304.shtml

アカウミガメのドアップの写真。


10月23日 日経新聞
渡り鳥が太平洋を縦断 1万1000キロ、9日間無着陸
 http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20081023STXKE006823102008.html

学術的にもとても貴重なデータ。

>チームは米アラスカ州西部で繁殖するオオソリハシシギに小型の電波発信器を装着。昨年8月末に飛び立った1羽のメスが9日後にニュージーランドに到達するまで約1万1680キロを飛び続けたほか、別のメス4羽がニューカレドニアなどまで1万キロ以上、無着陸飛行した。メスに比べ体が小さいオスは最長約7390キロだった。

>この間、飲んだり食べたりした形跡は全くないという。太平洋縦断は、途中で休める東アジア沿いのルートに比べ、餌場での病気感染や外敵の危険が少ないのが利点とされるが、チームは「9日も休まずに飛び続けられるとは」と驚いている。

鳥、凄いよ鳥!


10月23日 ナショナル ジオグラフィック
新種の“肢のないトカゲ”、学名が決定
 http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=2008102401&ST=yahoo_headlines

命名「Bachia oxyrhina」。
トカゲかわいいよ、トカゲ。問題は、「短いヘビ」にしか見えないことだな(←ヲイ



【侵入種・移入種・外来種

10月24日 毎日新聞yahoo! 経由)
ニホンジカ:撮った 北ア南部で記者設置の赤外線自動カメラ 生息未確認地域 /長野
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081024-00000114-mailo-l20

見出しだけ見るとサクッと勘違いしそうだが、これは「本来居てはならない環境下にいる生物」の話。

>シカが多い南アルプスでは山ろくの森林被害の他、高山植物への食害が深刻化しており、野生鳥獣対策に取り組む関係者は北アへの進出を憂慮している。

>県も北アへの進出は阻止したい考えだ。県野生鳥獣対策室の担当者は「北アは本来、シカがいるべきではない場所だ。許可を受ければ、被害がなくても駆除はできる」

ライチョウなど、その地の生態系への影響が大きすぎるという部分。オオカミが絶滅さえしなかったら……と一瞬、連想してみたり(涙。


10月24日 神戸新聞
ケナフ刈り取り、はがき作り 黒井小
 http://www.kobe-np.co.jp/news/tanba/0001537019.shtml

外来種を使って「か ん き ょ う き ょ う い く」をするバカ。
紙漉きすんなら、三叉や楮にしろってんだ。



【最近の原発さんとそのおともだち(海外編)】

10月23日 毎日新聞
仏エレベーター:オーチス社ボタンから放射性物質、被ばく
 http://mainichi.jp/select/world/europe/news/20081023k0000e040024000c.html

問題は、放射性物質と化した汚染された金属がどうしてまたこんなに気軽に流通してしまっているのか、というあたり。フランスとインドだけの問題ではないはず。

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