10月11日のスクラップから - カメでも読めるのてのて環境ニュースクリップ

遅くなってしまったので、巡回縮小の上、厳選スクラップで。

【環境と経済】

10月11日神戸新聞（共同配信）
自然破壊の損失６兆円超　生態系の恩恵を試算
　http://www.kobe-np.co.jp/knews/0001516641.shtml

まあ、これでも小さめに見積もって、なんだろうけどな。

＞報告書によると、２０００年時点で残されている手付かずの草地や森林などの１１％が５０年までに農地造成や開発によって失われ、生態系破壊と生物多様性の減少が進むと予測

＞生態系破壊の結果生じるＣＯ２の吸収の減少や森林の水資源保全機能喪失、農業や林産物の収量減などの経済的損失を、排出量取引市場で売買されるＣＯ２の価格などを参考に推定すると、陸上の生態系だけで少なくとも年平均で５００億ユーロに達する

【環境保護とニッポン政府】

10月11日神戸新聞（共同配信）
ジュゴン保護の勧告案協議　普天間中止に政府難色
　http://www.kobe-np.co.jp/knews/0001515350.shtml

上と同じように、共同配信なんだけれども神戸新聞の方が詳しい。

＞勧告案は、ジュゴンが生息するすべての国に対し、ジュゴンへの有害な影響を最小化するため移動性野生動物種保全条約のジュゴン保護に関する覚書への参加を求めているほか、日本が実施しているジュゴン生息地での飛行場建設に関する環境影響評価を米国と共同で行い、建設中止も含めて計画案を作成することを求めている。

自然保護、環境保全といった問題が、実は政治問題と実に強くリンクしている件を如実に明示。てか、ニッポン政府は米国の言いなりになり過ぎなのを、ジュゴンを口実に突っぱねればいいのに。