09月22日のスクラップから
眠たいので、手短にピックアップ。
【越境する環境（テーマ）】
09月21日 共同通信（goo経由）
バイオ燃料開発に慎重な対応を ラムサール条約会議の決議案
http://news.goo.ne.jp/article/kyodo/nation/CO2008092101000410.html
09月21日 日経エコロミー（共同）
バイオ燃料開発で湿地破壊、各国に影響評価求める――ラムサール条約決議案
http://eco.nikkei.co.jp/news/today/article.aspx?id=NN000Y422%2021092008
バイオのネタというよりも、この記事内で使われているアブラヤシプランテーションの写真について。
一応、アブラヤシから出来るヤシ油からのバイオエタノールも、将来的には一部期待されているようだけれども、現実問題として、現在のこれらのプランテーションの産物はエタノールよりも「食用」などのほうがメイン。
ニホンの、ポテチの揚げ油やチョコレート、珈琲クリームのようなさまざまな日常の食品や、口紅等の化粧品、それから有名なところで洗剤やシャンプーなど。そういった使用がメインの状態で、そこの需要がだぶついてきたから、もうちょい消費を伸ばしたい、というのが生産側の資本の意向。ちなみにバイオエタノールの専門家の話では、ヤシ油由来のエタノールはそれほど主流にはならないとの見込みを聞いたことがある。
そしてこのプランテーションは、オランウータンなどの棲む、豊かな原生林を潰して造られている。
→2007年02月26日 バイオといってもピンきりだ
→2007年02月13日 オランウータンが絶滅しても、わたしは二酸化炭素の排出量を減らしたいんです
ナドナドをご参考に。
単純にバイオを非難して済む問題じゃあないってこと。
【種の絶滅】
09月22日 共同通信
３００年で鳥１３４種絶滅 保護団体が報告書
http://news.goo.ne.jp/article/kyodo/life/science/CO2008092201000128.html
09月22日 日経エコロミー（共同）
300年で鳥134種絶滅 英国の自然保護団体が発表
http://eco.nikkei.co.jp/news/today/article.aspx?id=SSXKA0508%2021092008
バードライフインターナショナルの発表記事。以前から言われていたことだけれども、深刻さの度合いは増しているという。
特に島嶼部に棲む鳥類の生存が厳しい。
＞オガサワラマシコやリュウキュウカラスバトなど日本の絶滅種4種はすべて小笠原諸島や南西諸島の鳥（日経エコロミー）
環境本などでもよく言われている通り、島嶼部はその島だけの種というのが多いし、それらは数も少なければ環境の変化に対応するのもかなり難しい。
＞報告書によると、18世紀には27種だった絶滅した鳥の数は、19世紀には51種、20世紀には56種と増加傾向にあり、今世紀に入っても既に3種が絶滅した可能性が高いという。（日経エコロミー）
今世紀、ってまだ丸7年と8ヶ月と22日ほどじゃああーりませんか！
＞絶滅の危険がある種は鳥類全体の12.4％に当たる1226種に達し、日本のシマフクロウやトキ、アマミヤマシギ、ノグチゲラ、ヤンバルクイナなどが含まれる。（日経エコロミー）
【侵入種・移入種・外来種 問題】
09月22日 紀伊民報（yahoo! 経由）
熱帯のチョウが大発生 太地町でソテツを食害（和歌山）
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080922-00000000-agara-l30
熱帯のチョウであるクロマダラソテツシジミが和歌山で大発生しており、どうやら人為的に放たれた可能性が高いとのこと。越冬し移入種として定着してしまう可能性もあるという。
既に九州などでも大発生していることなどから、心配の種がさらに増えているということか。
【動物のてのて系】
09月19日 時事通信
ミナミコアリクイ逃げ出す＝鍵掛け忘れ、サンシャイン水族館−東京
http://www.jiji.com/jc/zc?k=200809/2008091901073&rel=y&g=soc
09月22日 朝日新聞
好物のアボカドに誘われ…逃亡アリクイ「タエ」御用
http://www.asahi.com/national/update/0922/TKY200809220183.html
脱走癖のある（というか、引き戸を開けられるだけの知能のある、だったかな、確か）タエちゃん。2年前の子どもの出産について、昔読み物ブログの方で取り上げたことがある。
これ→2006年03月15日 アリクイの学習能力
いずれにせよ、相変わらずの美貌だな、と。好物はアボガドか。メモメモ。
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