08月11日のスクラップから

すみません、少し宣伝を。
普段は名前の出ない仕事ばかりやっているんですが、今回珍しく、
猫の雑誌『猫びより』(日本出版社)の08年9月・最新号で、
署名記事を書いてます。
 「知っておきたい 動物救急医療」
です。

この記事作成中に、ウチの猫は失明しました……


では、今日のスクラップを。


【みんな大好き 地球温暖化の話題】

08月08日 ナショナル ジオグラフィック
温暖化によって海洋生物が大移動する?
 http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=80442317

移動して、そこで暮らし続けられる場合はいいだろうが、それに失敗したり、あるいは移動そのものができない種もまたえらくたくさんいるだろうな。
記事のトーンが逆に妙に能天気なのが、ちょっと癪に障るというか、なんというか。


08月11日 日経エコロミー(日経新聞
南ア、CO2の地下貯蔵を新設発電所に義務付け
 http://eco.nikkei.co.jp/news/nikkei/article.aspx?id=AS2M0503Y%2011082008

地下貯蔵(もとい貯留)技術とは、またえらく大きな博打に出たもんだ。まだ技術的に確立されていないものを大抜擢するとは、ココの国家も妙に能天気なのか、それともものすごく大雑把な神経の持ち主なのか。



【動物系】

08月08日 ナショナル ジオグラフィック
動物の“渡り”行動にも消滅の危機――保護活動の必要性
 http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=29663128

>一生のある時期に“渡り”を経験する種は、全動物のうち3分の1〜半分に及ぶと推定されている。この中には微生物まで含まれている

>科学者らによると、こうした“渡り”の多くが人間の活動によって脅かされているという。生息環境の破壊、ダムやフェンスといった障害物の建設、天然資源の乱開発に気候の変動が相まって、多くの動物の“渡り”行動がしだいに困難になりつつあるというのだ。

>例えば地球の温暖化が進むと、植物の開花時期といった自然のサイクルも変化する。そうなると数多くの鳥や昆虫が、移動先とする場所を変えざるを得なくなる。あるいは、食糧源とする植物が出現する時期よりも前または後に到着してしまうことになる。

>既に、多くの“渡り”行動が地球上から消滅している。北アメリカ大陸のグレートプレーンズを駆ける膨大なバイソンの群れや、カナダからアメリカ南部にかけて空が暗くなるほど大群で移動するリョコウバトといった“渡り”現象は、もはや過去の話となってしまった。

引用が多くてスマン。
リョコウバトの絶滅の話は、学生の頃に、ロバート・シルヴァーバーグの『地上から消えた動物』(早川文庫)で読んで、えらく衝撃を受けた。と、いうことを思い出しながら。
ニホンだったら、さしずめツバメの渡りがなくなったら米づくりが大変なことになる(米の害虫を食べてくれる益鳥の代表)、というあたりを考えてみて、それが数十例、数百例も積み重なった場合のことを想像すると、いいかもしれない。


少し気になるモノゴトがあるので、ひょっとしたら後で更新追加するかもしれません。
まずは、ここで一度エントリアップします。


(↓本日の、追加エントリ)