08月05日のスクラップから

ウチのご近所の外猫の中でもとりわけ愛想よい白黒猫さんがいるんですが、
先日、その猫さん、いつものように自分に挨拶したばかりか、
その後、散歩中のミニチュア・ピンシャー(犬)にまでご挨拶の「にゃ〜」。
犬の方はガン無視でしたけれども。
猫よ、お前さん、愛想が良いにも程があるぞ、と。


では、今日のスクラップから。
過去のものも、多少混じっている、かも。


【食は環境にあり】

08月05日 朝日新聞
日本の食糧自給率、13年ぶり上昇し40%
 http://www.asahi.com/national/update/0805/TKY200808050073.html

カロリーベースの話。ともあれ、みんな、米食え、と。小麦も地粉を使え、と。



【動物系】

08月05日 毎日新聞
霊長類:半数、絶滅危機 303種、熱帯雨林破壊などで−−IUCN発表
 http://mainichi.jp/select/science/news/20080805dde007040026000c.html

または
 http://mainichi.jp/life/ecology/news/20080805k0000e040020000c.html

08月05日 日経新聞
霊長類の半数に絶滅の危機
 http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20080805STXKB084504082008.html
 
このニュースの元ネタを提供した、コンサベーション・インターナショナルさん(の日本支部)に、既にニュースリリースがアップされている。
 こちら⇒http://www.conservation.or.jp/Newsroom/Press_Release/2008_08/primates08.htm

ええと、IUCNさんはニュースリリースが凄まじく遅い(もといしない)ので、たぶん日本語で出ている元ネタはこのあたりに絞られると思うんだけれども。
一部の報道(上の日経もそう)には、なんかバイオエタノール用のプランテーション云々という話も報じられていたけれども、このCIさんのニュースにはただの森林破壊としかない。どこかで尾ひれがついたのか。まあ、一部は事実ではあるけれども、ここぞとばかりにバイオプランテーションを叩くのは、話が違う気がするんだが。建築用材や製紙用のプランテーションによる森林破壊(この内の何割かは、確実に日本に来ている)もあることだし。報道向けのリリース資料はもっと詳しかったのか?
それはともかく。
これだけ、ホモ・サピエンスに一番近い、霊長類たちがドカンと減ってしまう地球環境が、ホモ・サピエンスにとってもまともな環境なワケじゃなかろうに、と思うのだが。
もちろん、オランウータンを、絶滅のリストに加えることなんて真っ平ゴメンだということもあるけれども。



【このところの原発さんとそのおともだち】

08月04日 日経新聞
IAEA分析所でプルトニウム漏れ 建物外に影響なし
 http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20080804AT2M0400704082008.html

08月04日 毎日新聞
プルトニウム漏れ:IAEA研究所で 外部への汚染なし
 http://mainichi.jp/select/world/europe/news/20080805k0000m030052000c.html

3日、ウィーン郊外サイバースドルフにある国際原子力機関IAEA)の「保障措置分析研究所」で保管庫に貯蔵中の分析用サンプルの容器からプルトニウムが漏れたと発表。各報道では、施設の老朽化についての話も触れらている。
ここでも、例のコピペというかテンプレが。

IAEAは「外部への放射能汚染も人体への影響もない」としている(毎日)


08月05日 毎日新聞
青森・六ケ所村の核燃再処理工場:トラブル相次ぐ
 http://mainichi.jp/select/jiken/news/20080805ddm012040106000c.html

六ヶ所村でトラブルが頻発、と。
7月29日には、使用済み核燃料再処理工場の前処理建屋で、使用済み燃料集合体のごみを収納するドラム缶保管室の入り口扉が開かないトラブルが起きたと4日に報告。
8月1日には、ウランが入った容器をつり上げるクレーンに長さ5〜6センチの亀裂が見つかり、2系統あるうちの1系統でウランの回収作業を中断したとのこと。


08月03日 西日本新聞yahoo! 経由)
米軍、佐世保原子力防災訓練不参加 「放射能漏れありえない」 横須賀では昨年初参加
 http://news.goo.ne.jp/article/nishinippon/nation/20080803_evn_009-nnp.html

>「放射能漏れありえない」

え゛?

てか、米国人の放射能汚染に関する意識は、やっぱりものっそい低いということだけは確かだよなあ。


08月04日 神戸新聞
放射線も高いがん死亡率 非被爆者と比較調査
 http://www.kobe-np.co.jp/knews/0001302234.shtml

08月04日 読売新聞
少量被曝でも「がんリスク」高まる…広島の被爆者調査
 http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/life/science/20080804-567-OYT1T00801.html

08月04日 毎日新聞
被爆者:低放射線量、がん死高率…非被爆者の2.7倍も
 http://mainichi.jp/select/science/news/20080804k0000e040002000c.html

放射線量でも危険性はかなりあるよ、ということが疫学調査で判明。内部被ばくや残留放射能による汚染の問題なども、もうちょっと真剣にならないとまずいよ、ということで。



【8月のヒロシマナガサキ

08月05日 朝日新聞
デコトラに踊る「NO MORE HIROSHIMA」
 http://www.asahi.com/national/update/0805/OSK200808040160.html

しかも、40年も。デコトラに対する認識を新たに。


08月05日 中國新聞
原爆の日、草笛で平和の音
 http://news.goo.ne.jp/article/chugoku/nation/Tn200808050014.html

何ゆえ草笛? と、思ったら。草笛はなんと、「被爆ベンジャミン」が楽器に変身するとのこと。しかも、摘むことなく、鉢植えの状態のままっぽい(リンク先に写真アリ)。

>「動物に聴かせると、一斉にほえだした後に眠るんです」と岡内さん。ベンジャミンの葉をちぎらず、鉢植えを抱えたまま、唇を押し当てて吹く独特の演奏スタイルだ。

鉢植えのベンジャミンは、父親の遺品とか。

>戦前、広島県安芸郡坂町で暮らしていた武夫さんが、広島市内の友人に贈った鉢植え。1945年8月6日に被爆死した友人の遺品として、原爆投下の数日後、武夫さんが持ち帰り再び育て始めた。当時は、黒こげで茎だけの姿だったという。

鉢植えを持って演奏するという点だけを見るとビミョウだが、その背景には、こんなに深い話があったのだ、と思うと泣けてくる。
CDないのかな? 視聴とか。ご存じの方、情報宜しく。


放射能汚染つながりで一応「環境ニュース」に括ったけれども、
ヒロシマナガサキ関連は、猫ヒゲ ブログの方が、向いているのかな……
悩みながらも、今日のところはこっちへ置きます。

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