07月12日のスクラップから - カメでも読めるのてのて環境ニュースクリップ

病気猫の食べる高級缶ごはん（薬入り）が気になるのか、
他の猫がその餌を奪おうと虎視眈々と狙っています。
困った……

【国立公園の受難】

国立公園の樹木にペンキ（しかも赤）って、どこまで愚鈍なことやら。単純に見ても、趣味が悪すぎる。幹を削った痕などに至っては、言語道断。

外来種の進出、その脅威という話。

＞セイヨウタンポポはキク科の多年草。高地には少ないが平地では一般的で、繁殖力が強く、ミヤマタンポポなど在来の高山植物を駆逐してしまう。

＞乗鞍では２００３年のマイカー規制以前に観光客の車や靴などで運ばれた種子が、この数年で急速に広がったと見られ、同会は年に数回、根から取り除く作業を続けている。

高地・高山地帯の植生は特にデリケート、てかホント弱い。脆弱な生態系に対して、こうした脅威は大問題。除去作業をされている方々には、頭が下がるのみ。

【動物系】

＞上川南部森林管理署が６月下旬に下刈り作業をした大雪山国立公園内の国有林に、国の天然記念物・クマゲラの営巣木３本とねぐら木１本があるのを、自然保護団体「北方森林鳥類調査室」が確認

＞道森林管理局が作ったクマゲラ生息森林の取り扱い方針では、クマゲラの生息を把握していたが、管理署は「クマゲラがいることは知らなかった」と説明。現地の下見もしておらず、作業で営巣を放棄した可能性もあるという

とてもじゃないが、プロの仕事じゃないよね、環境省。

【最近の原発さん】

中国電力によると、11日、島根原子力発電所1号機で定期試験をしていた緊急炉心冷却装置（ECCS）の一つ、高圧注水ポンプが自動停止したと発表。原因は不明。10日間で復旧しなければ、中電の原子炉施設保安規定により運転を停止することに。

（追加）
【化学物質エトセトラ】

＞国の中央環境審議会は１１日、化学物質排出管理促進法（ＰＲＴＲ法）に基づいて国に報告義務がある有害化学物質を現行の３５４種類から４６３種類にすることを盛り込み、鴨下一郎環境相に答申

＞また、現在も対象物質のホルムアルデヒドを発がん性があるなどとして、特に報告基準などの管理を強化する「特定第一種指定化学物質」に分類

うーん、どこに行けばその一覧が見られるのかな。環境省かな。とにかく変更がなされたということで、メモメモ。