ここ3日程のスクラップから

7月に入り、急に暑さがしんどくなってきたような気がします。
ともあれ、3日分のスクラップを。結構多めです。


【みんな大好き 地球温暖化の話題】

07月02日 西日本新聞(goo経由)
チョウ北上 南方系が福岡土着 昔の珍種 普通種に 温暖化影響か 図鑑も大幅改定
 http://news.goo.ne.jp/article/nishinippon/life/science/20080702_news_009-nnp.html

>九州南部が北限だったタテハモドキは2000年に福岡県内で大発生し、九州全域で土着した。九州で生息するナガサキアゲハは関東にも定着。「珍チョウ」と言われた南方系のイシガケチョウは普通種になった。

>最近では、鹿児島県・奄美諸島以南に生息するカバマダラが福岡県内で毎年発見される。

>1950年代末、熱帯性のチョウが30種以上分布するのは鹿児島、宮崎両県以南だったが、90年代に西日本全域に拡大、現在はさらに広がったとみられる。また、日本のチョウは約30年前まで約250種だったが、分類が進んだ上、南方系のチョウが北上して約50種増えたという。

変化のスピードが恐ろしく早い。
それと、この変化が本来いたチョウにとって大変な圧力になっているのではないか、という心配も。



【企業活動と、エコ】

07月02日 日経エコロミー(共同)
9都府県市が前向きに検討――コンビニの24時間営業自粛
 http://eco.nikkei.co.jp/news/today/article.aspx?id=NN001Y840%2002072008

今、ネットのあちこちでもホットな話題となっている、コンビニの夜間営業を続けるか否かの件。

>ただ「コンビニだけが魔女狩りに遭う議論にしないで」(上田準二ファミリーマート社長)などと業界は猛反発。

コンビニ以外の業種(ファミレスとかサウナとか、モロモロ)にも広げていって、夜間は基本的に活動しない生活習慣を構築する、という手もあるけどな。
だいたい、コンビニで夜間働いている人、特にオーナーさんとか、労働環境や健康といった面でもだいぶ問題なんじゃないか。エコ云々抜きで。
それと、コンビニよりも先に、自販機減らす方が楽に省エネできると思う。



バイオマスエコロジー

07月01日 日経エコロミー(共同)
「バイオの島」計画に暗雲・業界抵抗、食料論議も影響
http://eco.nikkei.co.jp/news/today/article.aspx?id=NN001Y100%2001072008

石油業界の圧力に、食糧議論という筋違いの横槍と、逆境ナインのような宮古島
しかし、

小泉純一郎元首相も視察に訪れ「石油業界が協力しなくても、くじけちゃいけない。抵抗を押しのけてやらないと駄目だ」と市長を激励した。

この、役に立たない精神論は、ナンなんだ? 自分が激励した、というアリバイ作りでつか?


07月01日 西日本新聞(goo経由)
放送すべてグリーン電力 cross fm 全国初、協賛募る
 http://news.goo.ne.jp/article/nishinippon/nation/20080701_news_003-nnp.html

風力など全て自然エネルギーで電力を賄って放送する、という取り組み。実現したら、結構すげーー。


07月03日 毎日新聞
地球温暖化対策:東京駅の屋根にソーラーパネル−−JR東日本
 http://mainichi.jp/select/science/news/20080703ddm041040124000c.html

これもまた面白い。パフォーマンスだとしても、かなり。

>出力は一般家庭の90戸分に相当する390キロワットで、年間約90トンのCO2(東京駅の排出量の0・3%)を削減できるという。電気は構内の照明や空調に利用する。

0.3%だから、微妙っっちゃー微妙な路線なんだけれども。
実際の発電の開始は来年の秋。角度によっては、近所のビルから写真が撮れないかなあ。ちょっと探してみようかな、と。


07月03日 日経BPonline
10年後にエネルギー経済は一変する
http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20080702/164217/?P=1

レスター・ブラウンのインタビュー記事。てか、ブラウンは、なんか毎年ニホンに来ているよな。まあいいんだけど。
しかしレスター・ブラウンも、ニホンの自然エネルギーとしては地熱発電が一番条件がいいのではないか、といっているところが、同じ結論のニンゲンとしてはちょっと嬉しいぞ。



【森林系】

07月01日 時事通信社
世界の熱帯雨林、2.4%伐採=00年〜05年で−米大学など
 http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-080701X991.html
または
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080701-00000079-jij-int

>世界の熱帯雨林は、2000年から05年までに約2.4%に相当する約2720万ヘクタールが伐採
>国別では、伐採面積の47.8%をブラジルが占め、2番目に多かったインドネシアの12.8%の約4倍に上った。地域別では、中南米が6割強、アジアが3割強で、アフリカは5%強にとどまった。

言いたいことはいっぱいあるのだけれども。
記事にも上がっているインドネシアの木材は、その何割かはニホンにもやってきている。コトは、他人事なんかじゃあない。



【今週の原発さん】

07月02日 毎日新聞yahoo! 経由)
柏崎刈羽原発:乾燥機で火災 粘着テープ燃え煙 /新潟
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080702-00000060-mailo-l15

1日、定期点検中の柏崎刈羽原発1号機タービン建屋 地下2階の放射線管理区域で使っていた電気乾燥機から煙が上がり、中にあった粘着テープが焼ける火災が発生。テープの加熱が原因と見られている。



【動物系】

06月30日 産経新聞yahoo! 経由)
最高裁、クジラ保護の判決見直しへ 潜水艦のソナー使用に理解
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080630-00000903-san-int

しばし攻防が続いていたこの問題が、悪い方向へと傾いた。

>クジラやイルカに害を与える可能性があるとして、米海軍の潜水艦に音響探知機(ソナー)使用を規制する判決が相次いでいる問題で、米連邦最高裁はこのほど、使用規制の排除を求めるブッシュ政権の上告を受理する決定を下した。

>この問題は、カリフォルニア州南部沖の太平洋で、演習中の米潜水艦が索敵のため使用する中周波アクティブ・ソナーが、クジラ、イルカの器官異常を招き、浅瀬で座礁死する原因となっているとして、環境保護団体が使用差し止めを求めていた

国防に、というが、本当にどこまで国防に役立つというのやら。
軍需産業と軍関係の予算にしてみたら、必要なんだろうけどさ。
 

07月01日 CNN
人間の手で育てられて9年、自然の海に帰ったアカウミガメ
http://www.cnn.co.jp/science/CNN200807010012.html

1998年、砂浜に取り残されていたアカウミガメを保護、その後9年間、飼育していたものの、自然へと返すことに。6月30日、自然界の海に放たれた。
野生復帰のための準備期間は1年以上かかったということで、中でも餌を自分でとれるようにするというのが、相当大変だったという。

>世話してきた人々は、約20年後に産卵のため陸に上がってくるディランとの再会を楽しみにしている。

ものすごくロマンチックな話だな。
イキロ。20年後も、30年後も。


07月02日 ロイター
マゼランペンギンの最大コロニーで個体数が急減=研究
 http://news.goo.ne.jp/article/reuters/world/JAPAN-325374.html
または
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080702-00000374-reu-int

>ピークの1960年代後半―70年代半ばには約40万つがいがいたが、80年代初めから減少が始まり、現在はピーク時の半数。

>原因は、地球温暖化や石油の汚染、漁業によるエサ枯渇のほか、魚網に引っかかったり、沿岸の開発で繁殖地が減ったことなどが考えられるという。

こういう、じゃあ自分がそれに対して何ができるのだろう、という解決策がおいそれと見つからない件については、本当にアタマを抱えるか、ジンルイ(の欲望)に憤りを感じるしかない、というところがやりきれない。
自分がどういう感情に支配されるかとはともかくとして、それはマゼランペンギンのためには何の影響を及ぼさないのだから。
ともかく、情報収集。「できること」への道筋を探さなくては。

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