ここ2、3日のスクラップから

一度、半分近くまできていたエントリが手違いで消えてしまいました。

毎回ではないのですが、Fire foxとIEを同時進行すると、
途端にPCの調子が悪くなります。
PCがやや古めでもう既に重たすぎるのが原因だと思うのですが。
PCについては、恐らくもう
 ダメだコイツ、早く何とかしないと
……状態です。
(すみません、実は『デス・ノート』はどのメディアのものもノータッチです)


では、最近のスクラップから。


【今年の環境白書】

06月03日 毎日新聞
環境白書:環境ビジネス45兆円に拡大
 http://mainichi.jp/select/science/news/20080603k0000e040020000c.html

各メディアが取り上げていたけれども、それぞれに取り上げる部分が全く違っていて面白い。毎日は、こんな感じ。

>国内の環境ビジネス市場が、00年の30兆円から06年には45兆円に拡大したとの調査結果を報告、環境対策と経済発展の好循環が生まれ、「低炭素社会への転換期を迎えた」ことを強調

太陽光発電の導入伸び率(06年)について、スペインの198%増に対して日本は1%減、風力発電能力では日本は13位など、自然エネルギー分野での立ち遅れを指摘した。家庭1世帯当たりの給湯や料理に使うエネルギー消費量は米や英、独より多いなど、「省エネ大国」のイメージと異なる側面に注意を促し、取り組みを求めている。

言いやすい方にだけ言うってのも相変わらず。そんなこと言うんなら、太陽光のてこ入れでもすればいいのに。



【みんな大好き 地球温暖化の話題】

05月31日 日経エコロミー(共同)
航空機のCO2大幅増の予測・25年には日本1国分に
 http://eco.nikkei.co.jp/news/today/article.aspx?id=NN000Y788%2031052008

京都議定書にあった、幾つかの問題点の一つが、とんでもなく(悪い方に)大きく伸びそうだ、ということ。
要は移動のしすぎをどう制御するか、という視点も組み込んだ社会の仕組みづくりが必要。人だけじゃなくて、食糧輸入などの物質移動だとか、そういう諸々も含めて。



バイオマスとかエネルギーとかその周辺】

06月03日 毎日新聞
バイオ燃料:食糧高騰への影響、「2〜3%」と強調−−米農務長官
 http://mainichi.jp/select/world/america/archive/news/2008/06/03/20080603dde007030013000c.html

>米国で主にトウモロコシから生産しているバイオ燃料が食糧の価格を高騰させているとの指摘について、「数ある原因の一つに過ぎず、価格への影響は2〜3%に過ぎない」と強調

エンゲル係数が20%とか、その程度のヒトの言う2〜3%と、それが70%とかいう凄まじい経済環境にあるヒトの2〜3%では、じぇんじぇん意味が違う。
(この件について、どこかに、トウモロコシや大豆、小麦などの価格が1%上がると餓死者が何万人増える、と試算している数字があったんだけれども、見つけられない、畜生!)


06月02日 毎日新聞
食糧サミット:バイオ燃料への懸念に反論 ブラジル大統領
 http://mainichi.jp/select/world/america/news/20080602k0000e030008000c.html

反論自体はまあ、アレ気だけど。

>大統領は「アマゾンは我々のもの。我々が管理する」と述べた。

地球はニンゲンのものではないし、アマゾンはお前らのものでも(もちろん先進国と言われる国に住む自分たちのものでも)ないんだが。勘違いというか強欲というか、腹が立つぜ、この言い方は。

あと、この「管理する」の内訳は、森伐って畑にして金儲けする、のことだと思う。

 

【動物系】

05月31日 日経エコロミー(共同)
西表島にヤマネコ保護条例
 http://eco.nikkei.co.jp/news/today/article.aspx?id=NN000Y290%2031052008

写真もかわええ。
外来種問題(と、コインの裏表になる在来種の希少種化の問題)に対する先駆的な例となって欲しいと強く思うとともに、これはペットの飼育もといコンパニオン・アニマルと暮らすことに対しての本質的な問いかけともなっているような気がする。


06月01日 産経新聞yahoo! 経由)
外来魚3種の再放流、一部を除き禁止に 長野県
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080601-00000002-san-l20

と、いうよりも、今まで再放流なんてやってたの? とっくに禁止してたんじゃなかったんかいな? という驚き。


06月02日 毎日新聞
<アカボウクジラ>根室に2頭漂着 潜水艦音波で内耳損傷か
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080602-00000007-mai-soci

専門家からは、潜水艦のソナーによる原因が指摘されている。

>「同じ海域に複数のクジラが漂着した場合、潜水艦による出力の強いソナーの影響も検討しなければならない」と話す。米国では環境保護団体が、海軍に対して軍事演習でのソナー使用禁止を求める訴訟が起きている。

戦争の準備で殺されては、たまったもんじゃない(戦争そのもので殺されるのもイヤだけども)。戦争は最大の環境破壊、というよく言われる言い回しを補強しているような話だ。
米国本土でも、米軍というか米国政府は、ソナー訓練でクジラが死んでも一向に構わないというくらいだし、なんかコイツらこそ「ダメだこいつ、早く何とかしないと」状態かもしれん。



【最近の原発さんとそのおともだち】

05月31日 毎日新聞yahoo! 経由)
志賀原発:1号機、放射能水漏れる 外部へ影響なし /石川
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080531-00000294-mailo-l17

北陸電力によると、単純なヒューマンエラーで起こったとのこと。

>停止中の志賀原発1号機(志賀町)で、放射能を帯びた水約17・6リットルが漏れたと発表。放射能量は約15万ベクレルで、県と志賀町に連絡した。

んだが、

>作業員の被ばく、外部への放射能漏れはないという

どうやって食い止めたのかの説明がない限り、納得いかねぇ。


06月01日 時事通信社(goo経由)
【こぼれ話】放射能汚染のヘリをコーヒーショップに?=ウクライナ
 http://news.goo.ne.jp/article/jiji/nation/jiji-AFP017940.html

これはすげー。それも、悪い方の意味で。

>1986年に史上最悪の爆発事故を起こしたチェルノブイリ原子力発電所の周辺にある立ち入り禁止区域から放射能汚染されたMi8型ヘリコプターのスクラップを運び出し、コーヒーショップに改造しようとした

>スクラップの放射線量は法規制値の20―30倍

どうしたらそんな考えを思いつくんだ? 
てかコイツら、運び出すときの無防備さ加減といい、「被曝」について相当無知だったんだろうな、としか……


さて。
読み物ブログの方(カメから学ぶ オトナのための環境術)でも
記事を更新したりしていますので、
よろしければたまにでも覗いてやってください。

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