04月20日のスクラップから

1日お休みしただけのつもりでしたが、ニュースが結構たまっていてびっくりです。


【みんな大好き 温暖化の話題】

04月18日 産経新聞yahoo! 経由)
日本は今世紀中に漁獲量7割減少 温暖化で英国大使館
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080418-00000955-san-soci

イギリス大使館が、温暖化による環境影響の啓発冊子を配布する、とのこと。見出しは、ニホンへの影響を取り上げた部分。ウェブでも今月25日からダウンロードできるっぽい(→http://www.impacts.jp)。


04月19日 日経エコロミー
地球温暖化と食料難の相関、サミットで議論へ
 http://eco.nikkei.co.jp/news/article.aspx?id=2008041903024n1

今度の洞爺湖サミットにて。てか、温暖化と食糧生産との関係、その密接さは、あまりにも明快なことんだけれども。まあ、改めてスポットを当てることで、いい方向に転がるといいな、ということで。


04月20日 毎日新聞
南極:メタン濃度、再び上昇傾向に 第48・49次観測隊調査で判明
 http://mainichi.jp/select/science/news/20080420ddm016040005000c.html

温室効果ガスのひとつであるメタンの濃度が悪化している、という報告。メタンの動向については理由がはっきりしていない部分も大きいとのことで、その意味では不安要素が高いかも。


04月20日 産経新聞yahoo! 経由)
危うい?排出枠購入 削減失敗なら× 国連未登録事業も
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080420-00000048-san-soci

とりあえず買えるものは金で解決してしまえ! と思ったら、こんな落とし穴が。

以下、重要部分のコピペ
>政府が購入契約をしている排出枠が、いずれも海外でのプロジェクトが成功して枠が発行された際に受け取るという「先物取引」であることが19日までにわかった。なかには、排出枠発行の大前提となるプロジェクトの国連登録すらしていないものもあり

>プロジェクトが頓挫したり、計画通りの削減効果が得られなければ、予定した排出枠は発行されない。(改行) 「取引」が成立していても、プロジェクトがうまくいかなければ、予定した排出枠が確保できくなる。

汗水流して、と地に足のついた取り組みをスルーしたがった、そのために起こった皮肉なのか、これは。



【遺伝子組み換え、情報】

04月19日 毎日新聞
食糧:遺伝子組み換え作物、日本でも導入「安定供給のため」 先進国、影響じわり
 http://mainichi.jp/select/world/america/archive/news/2008/04/19/20080419ddm007030155000c.html

先日のエントリの、更に詳しい情報。コーンスターチ以外にも、どんどんと波及しそうな悪寒。
GM(遺伝子組み換え技術)種の利用は結局、その種子を扱っているグローバル企業(モンサントとか)やそこの関連会社に農業資材全般を依存する体質を作り上げていくことにほかならないし。食糧増産は、口実だからな、所詮。
んで、もしもそこで遺伝子汚染が起こった場合、その落とし前はどうやってつけるというのか。ニンゲンの技術力では責任の取りようが無いことなのだが。



【ごみを資源へ】

04月19日 日経エコロミー
外食各社に再利用拡大
 http://eco.nikkei.co.jp/news/article.aspx?id=2008041903644n1

すかいらーくの廃油の燃料化や、ドトールのコーヒーかすの肥料化など。エコによるイメージアップというよりも経費削減という視点が大きい方が、逆に推進力になっていいと思う。



バイオマスとエネルギー】

04月19日 日経新聞
EU、バイオ燃料に慎重論・目標設定に再検討要求
 http://www.nikkei.co.jp/news/past/honbun.cfm?i=AT2M15005%2018042008&g=G1&d=20080419

このところのバイオ燃料へのバッシングを受けて、トーンダウン、の図。


04月19日 神戸新聞
「菜の花エコプロジェクト」設備整う 淡路
 http://www.kobe-np.co.jp/news/awaji/0000958464.shtml

こちらは地域密着型のバイオプロジェクトとも言うべき、菜の花プロジェクトの淡路島バージョン。休耕田の有効利用や、菜の花の観光利用、さらに搾油によるバイオディーゼル化という、グローバルな流れとは対照的なプラスの仕組みが地道に進んでいる、の図。



【動物系】

04月19日 時事通信
動物園のトラ、半数が純粋亜種=世界の105頭調査−絶滅防止に貢献・国際チーム
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080419-00000064-jij-soci
 または
 http://news.goo.ne.jp/article/jiji/nation/jiji-080419X507.html

現在のその志は買うけれども、だがしかし、かつてはその動物園に買い入れるためにハンティングがなされていた(トラに限らず、だが)という事実は忘れずにおきたいもの。

>世界の野生のトラは、1900年代の10万頭強から3000頭程度に激減し、ジャワ、バリ、カスピの3亜種が絶滅。

死亡率99.97%ですか。その理由は、ほとんどがニンゲンがらみ。遠因含め。

>一方、動物園やサーカス団、個人に飼育されているトラは、5〜7倍の1万5000〜2万頭に上っている

野生下の3000頭に対してこの数字。世の中、なんか間違っとる。



【このところの原発さんとそのおともだち】

04月20日 時事通信
ビキニ環礁のサンゴ、ほぼ回復=原水爆実験で28種絶滅も−国際チーム調査
 http://news.goo.ne.jp/article/jiji/life/science/jiji-080420X584.html

今日、一番ショックだったかもしれないニュース。ほぼ回復、とあるが、それはあくまでも面積上のことで(しかも、ほぼといっても8割程度だ)、実際はサンゴの種類のうち28種が絶滅してしまったなど、生態系としては単調なものに変化させられてしまったことは間違いの無い事実。
むしろ、ここで安心するのではなしに、60年近くをかけてようやくここまで回復してきたサンゴの生命力の逞しさをこそ賞賛すべきではないのか、これは。


04月18日 読売新聞(goo経由)
もんじゅ検出器の不具合、新たに8本
 http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/nation/20080418-567-OYT1T00809.html

福井県敦賀市高速増殖炉もんじゅで、施工不良の検出器が新たに8本見つかったと発表。これで、施工不良が合計17箇所に。


04月18日 毎日新聞yahoo! 経由)
川内原発>1号機の充てんポンプ、主軸が折れる 九州電力
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080418-00000146-mai-soci

鹿児島県薩摩川内市川内原発で、蒸気発生器から原子炉に水を戻す充てん・高圧注入ポンプの軸が折れていると発表。原因は不明。「放射能漏れはなし」のテンプレつき。1号機は通常運転を続けている。
充てんポンプの主軸折れは、1979年に関西電力高浜1号機、2004年に四国電力伊方3号機でも発生している、とのこと。

(同類)
04月18日 時事通信
川内原発のポンプ軸折れる=1号機、外部への影響なし−鹿児島
 http://news.goo.ne.jp/article/jiji/nation/jiji-080418X423.html
 または
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080418-00000200-jij-soci


04月19日 毎日新聞yahoo! 経由)
島根原発放射線量測定警報が誤作動 /島根
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080419-00000181-mailo-l32

島根県松江市の島根原発1号機(定期点検中)で、放射線量が高まったとき(100ミリシーベルト)に警報を発する「格納容器放射線高」が誤作動したと発表。予備品と取り換えて復旧。原因は調査中。

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