今回のトピックス、「ソーラー飛行機写真」「バングラ太陽光発電」「洋上風力は大成長見込み」「ヤンバルクイナを追いやるマングース」「トンボサミット」「琵琶湖外来魚過去最多」「ウミガメ卵食害減るin和歌山」「千葉の地域猫」、など

昨日は夕方から体調を崩してしまいました。
どうも、体が気候についていっていない模様です。
花粉が去ってやれやれ、と思うとったところやったんですが。


ともあれ、スクラップを。
例によって、原発さん関連以外になります。


◆ ◆自然エネルギー系◆ ◆ 

05月16日 16:47 AFPBB
スイスのソーラー飛行機、初の国際飛行に成功 
 http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/science-technology/2800070/7214306

先日のソーラー・イパルスの雄姿。AFPの写真は履歴がたどれるので、開発・実験の歴史を知りたい方は、上のリンクから、ソーラー・インパルスの単語をクリック。


05月17日 09:54 ロイター
バングラ農村部に簡易太陽光発電装置=世銀などの協力で 
 http://jp.reuters.com/article/jpnewEnv/idJPjiji2011051700153

世界銀行が16日、発表したところによると、電力不足に悩むバングラデシュの農村部では、87万以上の住宅と店舗に簡易の太陽光発電装置が設置されている。電力不足に対処しようとするバングラ政府に世銀などが支援して設けられたもので、世銀は2009年に1億3000万ドルの追加資金を提供した。 

バングラの1億5000万人の国民のうち電力の恩恵に浴せるのは45%にすぎない。しかも、これらの人々も頻繁な停電に悩まされており、停電を契機に抗議行動が勃発することもしばしばだ。 

とはいえ、電気足りな過ぎで、原発に手を出す可能性もあるとのこと。


05月17日 13:10 マイコミジャーナルyahoo! 経由)
洋上風力発電量は2017年には現在の約17倍に - 欧州・中国が市場を牽引 

ネタ元は米国の市場調査会社パイクリサーチ社の調査報告とのこと。にしても、随分と大きな数字を出してきたもんやな、と。

>同調査によれば、2011年から2017年にかけての洋上風力発電の発電量は4.1GW(ギガワット)から70.1GWと約17倍に拡大するとされており、欧州に加え、今後は中国がこの市場を牽引することになるという。 

>現在、欧州における風力発電市場を牽引しているのはイギリスとドイツで、そのほかにデンマークでは発電量に占める風力発電の割合がすでに25%を上回っているとされる。 



◆ ◆希少種・絶滅危惧種◆ ◆ 

05月16日 10:30 琉球新報yahoo! 経由)
マングースの脅威拡大 ヤンバルクイナに影響 
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110516-00000011-ryu-oki

日本生態学学会での報告。

森林総合研究所九州支所の小高信彦主任研究員が、やんばるの固有鳥類であるノグチゲラヤンバルクイナホントウアカヒゲについて、外来種マングースが同3種に与える影響などを説明。このうち、ヤンバルクイナが最も影響を受け、その範囲も拡大していると報告された。 

ヤンバルクイナは最もマングースの影響が大きく、07年と比べて10年はほかの2種がマングースによる影響が回復しているのに対し東村を中心に影響を受ける範囲が広がっていると分析 

……涙……


05月16日 15:03 毎日新聞yahoo! 経由)
全国トンボ市民サミット:水質維持や外来魚駆除を−−薩摩川内 /鹿児島 
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110516-00000202-mailo-l46

ベッコウトンボは体長約5センチで、環境省レッドデータブックで絶滅危惧1類に指定されている。藺牟田池は、ベッコウトンボをはぐくむ貴重な湿地としてラムサール条約に登録された。ベッコウトンボは年々減少し、大会に参加した日本蜻蛉(とんぼ)学会の松木和雄会長によると、2けた以上の個体数が10年以上、継続的に確認できる安定産地は、昨年の調査では藺牟田池を含め全国6カ所にとどまるという。 

来年は静岡磐田市でサミット実施とのことだが、磐田市のトンボへの力の入れ方も半端ない。磐田の図書館には、トンボの標本をガラスに封じた仕切り(一面トンボ!)があって、トンボが多種生息している地元の湿地(桶ケ谷沼)を誇りにしている。この図書館(のトンボコーナー)を見たときは、かなり感動した。



◆ ◆侵入種・移入種・外来種◆ ◆ 

05月16日 07:57 産経新聞yahoo! 経由)
琵琶湖の外来魚 22年度の回収量、過去最高 滋賀 
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110516-00000071-san-l25

内容は決して悪くは無いんだが、見出しをつけるとしたら、最高ではなく「最多」やろうに。

>県は琵琶湖の生態系を保全しようと平成15年、釣り上げた外来魚の再放流を禁止する条例を施行した。県内各地の湖岸近くに回収ボックスを設置し、湖の中にもいけすを作って、釣り客に回収を呼びかけてきた。回収ボックスは今年3月末現在66カ所、いけすは29カ所設置されている。 

>回収量は15年度は9・6トンだったが、19年度が15・1トン、20年度が17・4トン、21年度が18・2トンとなるなど年々増加を続け、22年度に過去最高を記録した。回収される外来魚はブルーギルが約8割を占めているという。


05月17日 17:02 紀伊民報yahoo! 経由)
アカウミガメの卵、食害減る みなべ町千里の浜 
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110517-00000004-agara-l30

おお、以前報道されていた仕掛けが、どうやら効果が高かったっぽい。

アカウミガメの産卵地として知られる和歌山県みなべ町山内の千里の浜で、大手企業が昨年度、タヌキやアライグマの食害から卵を守ろうと防護柵などを設置したところ、食害に遭った割合が2009年度の3割強から、昨年度には1割弱と大きく低下したことが分かった。 

>16日は、大阪工場の上谷学さんと大和恒雄さんが来町し、石橋教育長に昨年度の活動内容などを報告。日本ウミガメ協議会のまとめによると、09年度は千里の浜で172回の産卵があり、30・8%に当たる53巣が食害に遭ったが、昨年度は272回の産卵のうち、8・5%の23巣にとどまったという。 

某「合成洗剤」メーカーさんなんで、製品は買わへんけれども、感謝はしとくで。そや、歯ブラシくらいは買うてあげてもええで。感謝!



◆ ◆その他 動物系◆ ◆ 

05月15日 13:00 読売新聞
猫嫌いな人も受け入れる?「地域猫」とは… 
 http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110515-OYT1T00202.htm

地域猫」の分かりやすい紹介例。テンプレのような記事。ウチの地域でもこう上手く行って欲しいものなんだが。


◇ ◇ ◇

原発さん関連の報道については、明日、明後日くらいで何とかメドをつけたいと思っています。
とはいえ、リンク切れも多そうなので、ちょっとナーバスになりそうですが。


そんなこんなですが、それではまた次回に。

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