今日のトピックス、「宮古のサンゴを殺すな」「リサイクル紙の椅子」「ビルマ新種のサル、すでに絶滅の危機」「アマゾンの新種」「マチュピチュの新種のラン」「マダガスカルの違法伐採」「浜岡原発3号機」「東海村研究開発センター汚染水漏れ」、など。

今日中に消化できるかちょっと不安なんですが、
とりあえず進めてみます。
千里の道も一歩から。スクラップを。


◆ ◆ジンルイの経済活動と環境破壊のかんけい◆ ◆ 

10月29日 毎日新聞
沖縄・海中公園工事:「宮古のサンゴを守って」 地元エコガイドら要請 
 http://mainichi.jp/life/ecology/archive/news/2010/10/20101029dde041040021000c.html

>市の計画によると、海中公園は島北部のサンゴ礁が広がる海岸に来年4月に開園予定。市はこれまでに工事予定海域で一定の大きさに達し、移植可能なサンゴ約700群体を採捕。週明けにも海底の掘削工事を始める予定だ。猪澤さんらが現地で調査した結果、まだ移植可能なサンゴが約1500群体残されていたが、市は「工事期間や移植場所の確保を考えると、すべて採捕することは難しい」と 

つか、その海中公園そのものがどの程度必要なもんなんか、というのが疑問だったり。



◆ ◆本日の、ちょっと気になるリサイクル◆ ◆ 

10月29日 朝日新聞
リサイクル紙で折りたたみいす 三重のメーカー開発 
 http://www.asahi.com/national/update/1026/NGY201010260005.html

リサイクル素材で商品開発というのもだが、子ども用も普通に同時に開発した、というのがこの会社の姿勢をあらわしていてよろしい。



◆ ◆ 新種! ◆ ◆ 

10月28日 ナショナル ジオグラフィック
新種のサル、食用捕獲で絶滅の危機 
 http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20101028001&expand

10月28日 ロイター
ミャンマー北部で新種のサル発見=ダム建設で絶滅の危機に 
 http://jp.reuters.com/article/jpnewEnv/idJPjiji2010102800304

10月28日 AFPBB
鼻が上を向いた新種のサルを発見、ミャンマー 
 http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/environment/2770048/6377226

以下、引用。多くてスマン。

>現地では食用として捕獲されているほか、木材の伐採により生息環境も破壊されつつある。このため、新種と確認されたばかりにも関わらず、絶滅が危ぶまれている。 (ナショジオ

FFIによると、中国の複数の木材会社が生息域の樹木を伐採し、環境破壊が進んでいるという。樹木の根が張る山の土壌は急斜面でもしっかりと固定されているが、伐採され根が失われれば土砂崩れの危険性が高まることになる。しかも伐採量が増えて作業員が多数動員されると、銃や捕獲用のわな、野生動物の肉の取引も増加する。 (ナショジオ

>地元に住むリス族の猟師たちの話を聞いて専門家が試算してみたところ、現在の生息数はわずか300程度だという。これは、国際自然保護連合(IUCN)がまとめた絶滅危惧種に関するレッドリストの中で、絶滅する危険性が最も高い「絶滅危惧IA類(絶滅寸前)」に分類されるレベルだとFFIは話す。  (ナショジオ

>同チームによれば、270平方キロの地域で推定260〜330匹しか生息しておらず、絶滅の危機に瀕していると考えられるという。  (ロイター)

>研究者チームは論文で「新たなダムと木材搬出の道路が生息地で建設されるにつれて、向こう数年間このサルの狩猟が盛んになるだろう」と警告している。サルは現地では食用ないし毛皮採取用として狩猟され、中国では内臓を漢方薬として利用されている。 (ロイター)

各紙で、取り上げる角度がてんでバラバラ。ナショジオとロイターがややシリアス系。AFPの論調はちと、まぬけ。でも、

>このサルが学術的に確認されたのは今回が初めてだが、地元の人たちの間では「上向き鼻のサル」としてよく知られていた。 (AFPBB

新種といわれながらも地元では既知、という例は結構多いモノと思われ。


10月28日 ナショナル ジオグラフィック
アマゾンの新種:ナイフフィッシュ 
 http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=2010102802&expand

10月28日 ナショナル ジオグラフィック
アマゾンの新種:ハゲインコ 
 http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=2010102803&expand

先日のWWFの新種関連の続報、でええのかな。ナショジオなんで、当然、写真つき。
ナイフフィッシュかわええ。んでもって、ハゲインコって! 自然、すげぇ。

>このインコはブラジルのアマゾン熱帯雨林の中でも、マデイラ川下流域とタパジョース川上流域の2カ所でしか確認されていない。どちらの生息地も森林伐採によって脅かされていると (ハゲインコ)

このほかに、ヤドクガエルの写真なんかも。
 ⇒http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=2010102801&expand


10月29日 AFPBB
マチュピチュで新種のラン発見 
 http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/science-technology/2770484/6383234

こちらは植物の新種。AFPだからこちらも写真つき。

>標高3000〜3200メートルの渓谷の頂上で見つかった。高さ25センチ、花弁の直径1.5センチ。 

なんという標高での生息。これだと、温暖化などで当該標高の温度が変わろうもんならひとたまりもない……



◆ ◆世界の森林◆ ◆ 

10月29日 Record China(yahoo! 経由)
政治的混乱続くマダガスカルで違法伐採が横行=98%が中国向けに輸出―COP10 
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101029-00000003-rcdc-cn

>報告書によると、従来はひそかに実施されていた違法伐採が大規模化し、今や国家森林公園まで大規模な伐採が実施されるようになった。切り出されたマホガニーなどの木材のうち98%は中国向けに輸出されるという。 

>違法伐採は単に環境破壊をもたらすのみではない。最終的にマダガスカルが得る富は木材最終価格の1%以下にとどまっている。 

ちょっと前の成金ニッポン的買いあさりというか、教養のない小金持ちのような。でもこれ、中国叩いて済む問題やあらへんで。



◆ ◆今日の原発さんとそのおともだち◆ ◆
 
10月29日 毎日新聞yahoo! 経由)
浜岡原発:3号機、タービンで警報作動 異常なく運転続行 /静岡 
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101029-00000095-mailo-l22

28日、浜岡原発3号機のタービン監視計器で故障を知らせる警報が作動。タービン軸の振動数値を測定する13の機器のうち、1つの振動数値がゼロを示していたほか、機器回路の断線を示すランプも点灯。残る12の機器には異常がなかった。タービンの回転状況に異常は見つからず、駆動軸振動の測定機器の故障と判断、通常運転を継続中。


10月29日 時事通信(goo経由)
放射性物質含む水漏れ=作業員、環境への被害なし―原子力機構 
 http://news.goo.ne.jp/article/jiji/nation/jiji-101029X943.html

29日、東海村原子力科学研究所で、放射性物質を含む水漏れ。廃棄物処理棟前の地中に埋められた廃液輸送管を切断、撤去する作業中に、約10ミリリットル漏水し、微量の汚染を確認した。例のテンプレつき。


◇ ◇ ◇

諸事情で、これにてアップします。
若干積み残しもありますが、扱うかどうかのボーダーなのでちょっと検討、ということで。
明日の更新は未定です。
何かとすみませんが、今回はこの辺で。
それではまた、次回に。

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