今日のトピックス、「温暖化で北極海に近道ができる?」「モーダルシフト」「アカウミガメの孵化in大阪りんくうタウン内の人工浜にて」「広東省のウミガメ産卵激減」、など。
1日間を跨ぎましたが、報道はやや少なめ。
なので、今日は簡素に更新です。
◆ ◆みんな大好き、地球温暖化の話題◆ ◆
09月05日 CNN
地球温暖化で北極海に「近道」 タンカー輸送に恩恵
http://www.cnn.co.jp/business/30000101.html
いや、単純に恩恵とだけは言い切れない気も。ここで言えば、その輸送業者はコスト削減でほくほくだけれども、北極海の氷が減ったことによるマイナスの要素(たとえばホッキョクグマなど極北に暮らす生物種の絶滅の危機など)などは取り返しがつかないわけだし。
>好むと好まざるにかかわらず、北極海が石油ガスの天然資源輸送の新たなフロンティアとなりつつあることは事実だ。ソフコムフロートは今回の歴史的航海からデータを集め、将来はより大型のタンカーによる北極海横断航路の運行を実現したい考えだという。
09月05日 毎日新聞(yahoo! 経由)
<モーダルシフト>正念場…鉄道や船による物流への転換
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100903-00000089-mai-bus_all
毎日の解説記事。イロイロと考えることが出てくるよなぁ、という。
>モーダルシフトは二酸化炭素(CO2)排出量を大幅に削減でき、国土交通省の試算では、1トンの貨物を鉄道コンテナで1キロ輸送した場合に生じるCO2はトラック輸送の7分の1。輸送距離が500キロを超えるとコスト面でも優位で、日通総合研究所の試算によると東京−下関間(約1000キロ)では、荷物1トン当たりの運賃はトラック約1万9000円に対し、鉄道は約1万4000円ですむ。
この辺りはよく知られた数字かと。とはいえ、実際問題としては、それを実行に移すのは難しい、とも。
>最大のネックは列車のダイヤ設定。多くの荷主が夕方出発して翌朝到着する列車を希望する。新鮮な食材などを開店時に店頭に並べたい小売業界などはその典型で、運行本数が限られる中、すべての荷主のニーズに応えるのは難しい。
大げさなものでないにせよ、人の欲望の在り方、というのが、これまた実にやっかいなネックになっているというかなんというか。
◆ ◆希少種・絶滅危惧種◆ ◆
09月05日 朝日新聞
海水浴場でウミガメ赤ちゃん90匹誕生 関西空港の対岸
http://www.asahi.com/national/update/0904/OSK201009040067.html
09月05日 毎日新聞(yahoo! 経由)
ウミガメ ふ化した90匹海へ 大阪・関空対岸の人工海岸
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100904-00000029-maip-soci
09月04日 共同通信(goo経由)
関空対岸でウミガメふ化 大阪・泉南市、11年ぶり
http://news.goo.ne.jp/article/kyodo/nation/CO2010090401000699.html
上記3社とも写真つき。さらに朝日は動画つき。
動画はやっぱ感動。でも、周りの(見学の)子どもがうるさい。と同時に、見学を管理しているっぽい大人の人の関西弁が、懐かしい。
>猛暑の影響が懸念されたが、現地で調査したNPO法人日本ウミガメ協議会の松沢慶将主任研究員は「砂の温度が34度以上になるとふ化率が落ちる。今回はそこまで上昇しなかったのではないか。ほっとしている」 (毎日)
いや、本当に、これはほっとすると同時に、これから温暖化進んだらどうなるんやろ……とまた、心配も。
09月05日 Record China(yahoo! 経由)
海洋汚染でウミガメ生息数が激減、自然保護区設置も効果なし―広東省
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100905-00000001-rcdc-cn
中国の事例、なんだが。あまりよくない方面の話。
>同保護区は、中国で唯一の国家級ウミガメ保護区でもある。しかしその指定後25年間、ウミガメの排卵数は一向に増加していないという。進む観光開発などによる環境汚染を前に同保護区幹部は、「われわれはウミガメの減少する速度を緩めることしかできない。改善は不可能だ」と嘆く。そこで働くスタッフたちは、人類の活動の海洋の生態環境への不可逆的な作用をまざまざと見せつけられている。
もちろん、ここで指摘されている海洋汚染の問題は、別に中国だけの問題ではなく。むしろ、自分の問題として捉え直さないと。
◇ ◇ ◇
後半は、カメ スペシャル。
そして、りんくうタウンという懐かしい地名に、心が躍りました。
「カメ、増えてくれ」と、心底思います。
それではまた、次回に。
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