今日のトピックス、「人口さらに増えるよ」「原油流出事故、化学分散剤使用に懸念」「大連港の原油流出、続報」「核燃料再処理工場で作業員2人被曝、報告遅れ」「北米先住民族の被曝者、来日へ」、など。

暑さにやられて、ダメダメちゃん状態です。
いつになったら体調が持ち直してくれるのやら……

間あきましたので、ともかくスクラップを。


◆ ◆人口増加と環境、地球はジンルイのものなのか? ◆ ◆

08月02日 Record China
2050年の世界人口は94億人と予想=アジア、アフリカの人口増続く―米国勢調査
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100802-00000002-rcdc-cn

>インド紙・エコノミックタイムズはこのほど、米国勢調査局発表の世界人口未来予測を報じた。2025年に80億人を突破、2050年には94億人に達するという。国際在線が伝えた。

>2010年現在の世界人口は68億人。国別ではトップが中国(13億人)、以下、インド(12億人)、米国(3億1000万人)、インドネシア(2億3500万人)、ブラジル(1億9300万人)、パキスタン(1億8500万人)、バングラディシュ(1億6400万人)、ナイジェリア(1億5800万人)、ロシア(1億4200万人)、日本(1億2700万人)と続く。

たぶん今後、一番環境負荷のでかい問題となっていくであろうと思しき分野の話……



◆ ◆石油文明と環境◆ ◆

08月02日 ウォール・ストリート・ジャーナル(yahoo! 経由)
原油事故で大量の化学分散剤使用に懸念=米議会が調査
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100802-00000001-wsj-int

これはナホトカ号の流出事故の時にも同じように問題になっていたケース、だよな。

>化学分散剤をまくと原油は粒子化され、バクテリアがそれを吸収する。大洋では自然に起きている現象だが、BPの深海油井事故に伴う原油流出では約720万リットルと過去に例のないほどの分散剤がまかれた。しかも分散剤は、海面だけでなく深海でもまかれた。

じゃあ撒かなければいいのか、というとそういうわけにもいかず。もちろん、安易に頼ることは避けられればとは思うものの。


08月02日 サーチナyahoo! 経由)
大連港の原油流出、米国専門家「6万トン」…中国報道は1500t
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100802-00000033-scn-cn

中国の原油流出事故の方も、なんか想像以上に大変なことになっている。
しかし、この数字の違いって。

>スタイナー教授は、人のいる海域、特に養殖漁業をしている海域で、石油中和剤を大量に使用していることも批判。「中和剤には毒性があり、原油と混合すれば、毒性は何倍にも高まる。国際的には、深海域に限定して使うようになった」と主張した。ただし、大連で使用されているのは生物由来の中和剤という。

記事のトーンが微妙にヌルイのは、サーチナらしいというか。



◆ ◆最近の原発さんとそのおともだち◆ ◆

08月02日 共同通信(goo経由)
放射性廃液漏れで作業員被ばく 原燃の核燃料再処理工場
 http://news.goo.ne.jp/article/kyodo/nation/CO2010080201000699.html

08月02日 読売新聞(goo経由)
原燃の再処理工場で微量被曝、報告3日遅れ
 http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/nation/20100802-567-OYT1T01080.html

巡回を終えようとしていたところに飛び込んできた、えらいこっちゃな話。

日本原燃の核燃料再処理工場(青森県六ヶ所村)で7月30日、微量の高レベル放射性物質の廃液が建物内に漏れ、作業員2人が 被曝 ( ひばく ) した。

>原燃によると、被曝した作業員は、高レベル廃液を濃縮する容器に差し込まれた温度計の交換作業をしていた。温度計を引き出した際、作業区域の放射線量が上昇し、廃液が漏れたことを確認した。

原因は調査中とのこと。温度計を収納する管に小さな穴が開いていた可能性も。


07月31日 毎日新聞yahoo! 経由)
米先住民被ばく 「反核の心」訴え…ゆかりの舞踏家来日へ
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100731-00000010-maip-soci

被曝はなにも、「現場」でだけ起こっているわけではない。その「背景」の中にもまた、隠された被曝がある、ということを意識しなければいけないということ。

ナバホ族は同州北東部で東西冷戦期、危険性を知らされずにウラン採掘に従事し被ばく。米政府の補償は、鉱山労働者を対象に92年に始まったが、地下水汚染などによる「2次被ばく」とみられる被害は対象外という。

>村上さんは現地で、鉱山労働者の夫をがんで失った先住民女性(81)と会った。女性は夫の作業着を洗濯していたため自身の被ばくを心配していたが「何も分からない」と語る姿に胸を打たれた。「核兵器を造る過程で被ばくした人もいることを、若い世代と一緒に考えたい」と話す。

広島、長崎でそれぞれ催しが開かれるとのこと。詳しくは上記リンク先にて確認を。


◇ ◇ ◇

タイムアップ、実は途中というか積み残しがあるのですが、
今日はこれで上げます。
残りは余裕があれば明日、だめなら近いうちに。

何かとすみませんが、今日はこれにて。それではまた、次回に。

.