今日のトピックス、「原油流出関連続報」「スレンダーロリス撮影に成功、スリランカ」「島根で新種昆虫」「多摩川外来魚問題」「オナガミズナギドリの保護、小笠原母島で」、など。

相変わらず暑さで体調メタメタなので、ちょっと手抜きしていいでしょうか。
すみません……


◆ ◆原油流出続報関連◆ ◆

07月20日 ナショナル ジオグラフィック
原油、鳥の営巣地に打撃:ペリカン
 http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=2010072004&expand

07月20日 ナショナル ジオグラフィック
原油、鳥の営巣地に打撃:アジサシ
 http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=2010072005&expand

鬱。
蓋の件などはまだ、微妙に情報がぶれている模様。
(関連)
07月20日 ロイター(yahoo! 経由)
英BPがふたの試験を延長、原油漏出は油井と無関係
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100720-00000462-reu-int



◆ ◆希少種・絶滅危惧種◆ ◆

07月20日 ナショナルジオグラフィック
絶滅したはずの希少なサルの撮影に成功
 http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20100720001&expand

07月20日 AFPBB
スレンダーロリスの撮影に成功、スリランカ
 http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/environment/2741864/5988512

何とも嬉しく、また希望の出る話。とはいえ、現状は厳しいのだが。

>協会の保全生物学者クレイグ・ターナー氏は、「全部で100匹を上回ることはないだろう」と未確定の個体数を語った。彼らの生息地は、名前の由来にもなったスリランカ中央部ホートンプレインズ地域にある高地雲霧林(高湿度地域に発達する常緑樹林)に限定されているという。

>「わずかに残っている森林地域は孤立し、ホソロリスたちは分断されてしまった。子孫を増やすどころか繁殖相手を探すことが非常に難しくなっている」とターナー氏は話す。「数を増やすにはバラバラに残った森林を拡張し保護する必要がある。まずは点と点を結びつけることから始めるべきだ」。



◆ ◆新種! ◆ ◆

07月20日 産経新聞yahoo! 経由)
新種昆虫「クロゲンセイ」 島根県立自然館の研究員が発見
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100720-00000522-san-soci

写真つき。

>調査を依頼された森本桂・九州大名誉教授(甲虫分類学)がコウチュウ目・ツチハンミョウ科ゲンセイの新種と認定し、昨年11月に日本昆虫分類学会で報告したという。

>新種の分布や生態についてはよくわかっておらず、同じ場所で採取、継続調査している大畑研究員は「新種発見はうれしい。ハチの巣に寄生する習性があるらしいので、今後もよく調べたい」と話している。

昆虫のサイズの生物だと、まだ知られていない種は多いとのことだから、これは楽しみ。
 


◆ ◆侵入種・移入種・外来種◆ ◆

07月20日 カナロコyahoo! 経由)
外来魚「コクチバス」が多摩川で急増、在来種への影響に危機感
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100720-00000005-kana-l14

川崎市多摩区在住で、約30年前から多摩川の環境調査などを続けている淡水魚研究家(51)は2007年9月、コクチバスを初めて確認。「ブラックバスは釣り人に人気があり、上流で何者かが放流したのでは」と推測する。コクチバスは今年に入って急増。投網を使った7月5日の調査では、直径約6メートルの網に約100匹の稚魚を確認した。稚魚の胃の内容物を確かめたところ、ハゼやモツゴが見つかった。

川での駆除は難しいだろうに。多摩川くらいの大きな川となると、尚。

>湖沼や池で外来魚の一斉駆除が行われることが多いが、河川では効果的な駆除は難しいという。今のところ、人手をかけて釣り上げるしかない。研究家が総代を務める川崎河川漁業協同組合は、8月にもコクチバス駆除のための釣り大会を実施する計画だ。



◆ ◆その他 動物系◆ ◆

07月20日 朝日新聞
渡り鳥の灯火衝突防止へ「ライトダウン」 小笠原・母島
 http://www.asahi.com/national/update/0710/TKY201007100178.html

こういうところで油断をしているとあっという間にレッドリストの仲間入りになるから、ここで踏ん張って取り組みをするというのはとても大事。地元の人たちの努力に頭が下がる思い。


◇ ◇ ◇

暑さに体が慣れるまで、しばらくはこの不調モード全開でのたうちまわるしかないようです。
毎夏のことなのですが、しんどいです……
明日はもうちょっと夏に、体がついていけますように、と。


それではまた、次回に。

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