今回のトピックス、「琵琶湖の生態系と温暖化」「鏡で省エネ」「マイボトル」「ノグチゲラ」「ヘビ」「奈良のコマドリ」「富山の外来植物」「浜岡原発」「伊方原発」「敦賀原発」「もっかい浜岡原発」「核燃交付金」、他。

仕事の準備やら仕事やら何やらですっかり忙しくしていました。
と、いうことで、スクラップを。数が多いので、サクッと。


◆ ◆みんな大好き、地球温暖化の話題◆ ◆

06月12日 毎日新聞yahoo! 経由)
<琵琶湖>生態系に変化 過去100年分、生物の遺骸を分析
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100612-00000014-maiall-soci

これは貴重な記録というか分析というか。

>60年以前は琵琶湖にほとんどいなかったミジンコ類が、富栄養化が問題になった60〜70年代に急増、富栄養化が収まった80年代以降もその数を維持していることが判明。特に80年代以降は、生存条件の厳しい時期を越すための休眠卵をほとんど産まなくなったことも分かった。冬場も餌が増えて活発に繁殖できるようになったため、休眠卵を作る必要がなくなった可能性が高いという。

>また餌となる植物プランクトンでは、80年代以降、琵琶湖固有種で遊泳能力を持たない大型珪藻(けいそう)が激減した一方、泳いで日光の届く浅い水深にとどまれる別の種類の植物プランクトンが急増。温暖化で冬季の上下層の水の循環が弱まった影響とみられ、遊泳能力を持つ種は小さくて餌にしやすいため、ミジンコにとって冬も餌が多い状態になったという。

湖の生態系においても、影響がでかいねんな……さらにこれから温度変化が大きくなると、どうなるんだろう。



◆ ◆自然エネルギー省エネルギー◆ ◆

06月09日 朝日新聞
太陽光を鏡でリレー、照明代節約 横浜の超高層ビル
 http://www.asahi.com/national/update/0608/TKY201006080005.html?ref=goo

これはなかなか上手いというか、冴えたやりかた。これは超高層ビルだけでなしに、他のごくごく標準的な建物でも上手く活用されていくような、そういう方向性を希望。


06月09日 西日本新聞(goo経由)
「竹でバイオ燃料」断念 国の委託金 想定の6割 発表後2ヵ月で頓挫 水俣市
 http://news.goo.ne.jp/article/nishinippon/nation/20100609_news_003-nnp.html

技術的にどうこうということではなく、予算の関係というのが、なんか悲しい。

(竹つながりで、↓)

06月12日 中國新聞(goo経由)
放置竹林対策で梱包材販売
 http://news.goo.ne.jp/article/chugoku/nation/Tn201006120067.html

竹は、使った方がええ。うん。


06月12日 時事通信yahoo! 経由)
お出掛けには「マイボトル」=飲料容器再使用を促進―環境省
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100612-00000068-jij-pol

今度はマイボトルでつか。また、大掛かりなキャンペーンとかバンバンありそう。ま、悪いことじゃあないんだけれども、どうして「水筒」じゃあダメなんだろ(カッコ悪いから?)。

 

◆ ◆希少種・絶滅危惧種◆ ◆

06月10日 共同通信yahoo! 経由)
沖縄・東村がノグチゲラ保護条例 推定500羽、絶滅危惧種
 http://news.goo.ne.jp/article/kyodo/life/science/CO2010061001000043.html

これだけの希少種だというのに、罰金安いなあ(タメイキ)。防止策として大丈夫なんだろうか。なんか、抑止効果がもっと欲しいよなあ。


06月10日 AFPBB
世界の広い地域でヘビが激減、気候変動が原因か
 http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/environment/2734780/5859227

ヘビ!! (泣

>英国王立協会(British Royal Society)の専門誌「バイオロジー・レターズ(Biology Letters)」に掲載された同報告によると、英国、フランス、イタリア、ナイジェリア、オーストラリアの17種類のヘビのうち11種類の生息数が、1990年代後半からの4年間で3分の1に激減し、それ以後10年近くが経過した後もいっこうに生息数が回復する兆しがないという。

>は虫類の中でもヘビは生態系の上位に位置する生物であるため、ヘビの激減は生態系のさまざまな部分に深刻な影響を及ぼしかねない。

ヘビ自身への心配もさることながら、そこから引き起こされる影響の大きさも心配。


06月11日 読売新聞
奈良のコマドリ、30年で9割減…繁殖環境破壊
 http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20100610-OYT1T00471.htm

軽くショック。30年で10分の9を失ったって、どういうこと?

>営巣するスズタケが鹿に食い荒らされて繁殖環境が破壊されたことが大きな要因とみられ、県は「スズタケの群生地を守るため、防鹿柵(ぼうろくさく)の設置などの対策を講じたい」としている。

奈良のコマドリって既に奈良県のレッドデータに仲間入りしてしまっている、ということも鬱に拍車をかけている。



◆ ◆侵入種・移入種・外来種◆ ◆

06月11日 毎日新聞yahoo! 経由)
外来植物:県内でも増える 強い繁殖力、在来種駆逐も /富山
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100611-00000197-mailo-l16

見た目とか花もちとか、そういう単純な理由でどんどんと植えられている、と。

>日本植物園協会の植物多様性保全委員でもある神戸(ごうど)敏成・同植物園主任研究員によると、県内ではオオキンケイギクオオハンゴンソウ、オオカワヂシャの3種の野生繁殖が、既に調査で判明している。ちょうど今の時期から開花するオオキンケイギクは、見た目が美しく、開花時期も秋口までと長く丈夫なため、指定前から園芸種として人気が高い。県内でも花壇などで植栽されているほか、野生でも各地で確認できる。しかし静岡県内では野生化したオオキンケイギクが絶滅危惧(きぐ)種の在来種を駆逐する被害も出ているという。



◆ ◆ここ最近の原発さん◆ ◆

06月09日 毎日新聞yahoo! 経由)
浜岡原発:1号機で電源盤から煙 再発防止発表するも−−中部電 /静岡
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100609-00000012-mailo-l22

8日午前、浜岡原発1号機で、タービン建屋内の電源切り替え盤から煙が出て、消防が出動。
に、しても浜岡原発の事故・故障が多過ぎっての。


06月10日 毎日新聞yahoo! 経由)
伊方原発:非常換気システム、一時停止 マニュアル不備で /愛媛
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100610-00000238-mailo-l38

8日、定期点検で停止中の四国電力伊方原発1、2号機共通の非常用換気システムを制御する電源が一時的に停止したとの報告。マニュアルの不備とのことで、まあ要するにヒューマンエラーというワケだ。


06月10日 朝日新聞
敦賀1号機で放射能漏れ、手動停止へ 外部への影響なし
 http://www.asahi.com/national/update/0610/OSK201006100089.html

06月10日 神戸新聞
敦賀1号機で蒸気漏れ 手動停止、外部に影響なし
 http://www.kobe-np.co.jp/knews/0003077355.shtml

06月10日 毎日新聞yahoo! 経由)
敦賀原発>1号機原子炉停止へ 冷却水漏れで
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100610-00000091-mai-soci

06月10日 読売新聞(yahoo! 経由)
敦賀原発1号機、微量放射能含む水漏れ発生
 http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/life/science/20100610-567-OYT1T00897.html

10日、営業運転40年となる敦賀原発1号機のタービン建屋1階で、微量の放射性物質を含む冷却水約1リットルが漏れているのを巡回していた運転員が発見。タンク横のマンホールとの継ぎ目から漏れたとのこと。


06月12日 毎日新聞yahoo! 経由)
伊方原発:1号機、配管から海水漏れ /愛媛
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100612-00000307-mailo-l38

11日、定期検査で停止中の伊方原発1号機補助建屋内にある配管に穴が開き、約80リットルの海水漏れが発生。配管は、1号機の使用済み燃料ピット内の水やポンプなどの冷却水を海水で冷やす冷却器のもの。


06月12日 河北新報yahoo! 経由)
核燃交付金22事業に最大180億円 経産省、振興計画承認
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100612-00000003-khk-l02

ああ、この金の僅かでも、竹バイオマスに回してやれれば……


◇ ◇ ◇

と、いうわけで、今日はこの辺で。
それではまた、次回。

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