06月15日くらいまでのスクラップから

猫のヒゲ ブログと比べると、こちらはクリップの紹介漏れが多いです。
後追いばかりですが、記録に意義があるということで紹介します。


◆ ◆21世紀の公害(たぶん)◆ ◆

06月12日 日経新聞
化学物質過敏症」、健保の適用対象に 10月、厚労省方針
 http://www.nikkei.co.jp/news/past/honbun.cfm?i=AT1G12014%2012062009&g=K1&d=20090612

科学の進歩、のはずなのに、新しい病気がどんどん増えているような気がする……科学による病気の根絶や寿命の延長はもちろん嬉しいのだけれども、ニンゲン生活はそれだけでは済まないとでも言うかなんと言うか。



◆ ◆食べものと環境◆ ◆

06月15日 時事通信yahoo! 経由)
週1度は「肉なしデー」を=温暖化防止でマッカートニーさん
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090615-00000152-jij-int

ポール・マッカートニーよりもクリス・マーティン(コールド・プレイ)についつい反応。
まあ、過度の肉食の持つ環境面での問題点は、何も温暖化だけではないし。と、いうことでとりあえず支持の方向で。



◆ ◆希少種・絶滅危惧種◆ ◆

06月11日 カナロコyahoo! 経由)
「藤沢メダカ」のDNA解析へ/藤沢
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090611-00000020-kana-l14

メダカが水系によって遺伝子が違うということはどの程度浸透しているんだろう?

>メダカは水系ごとに多少異なり、藤沢メダカも県内のほかの水系のメダカに比べて、尻びれの筋の数が平均18・33本と多い。そこで科学的な裏付けをと、DNA鑑定に乗り出すことにした。

>メダカは環境省が指定する絶滅危惧(きぐ)種。藤沢メダカは絶滅したものとみられていたが、1995年に民家の池で発見された。 

保護活動で5万匹まで増えたという。ありがたや。
でもまだ数的には不安この上ないのだけれども。


06月12日 西日本新聞(goo経由)
輪禍のツシマヤマネコ 1年4ヵ月ぶり山へ 対馬野生生物保護センター
 http://news.goo.ne.jp/article/nishinippon/nation/20090612_local_N_003-nnp.html

環境相対馬野生生物保護センターの尽力による。

>このツシマヤマネコは、近くの県道上で倒れているところを発見された。頭を強打したとみられ、3日間昏睡(こんすい)状態だったが、同センターの治療によって回復。生きたヘビやネズミなどのエサを捕る訓練をした上で、約1年4カ月ぶりに野生に返した。ツシマヤマネコの交通事故は1992年以降で48件発生し、41匹が死んだ。

回復、復帰はなにより。でもこの死亡率の高さは悲し過ぎる。どうか、対馬で運転をされる方は、くれぐれもていねいな運転を心がけていただければ、と。



◆ ◆侵入種・移入種・外来種◆ ◆

06月12日 神戸新聞(goo経由)
兵庫県内でアライグマ激増 15年後に100倍も
 http://news.goo.ne.jp/article/kobe/nation/T20090612MS03664A.html

阪神地区というか兵庫のアライグマ被害の話は、報道の度にどんどん深刻さを増している。

>現状では約15年で現在の100倍に増える恐れもあるとの研究結果を、県森林動物研究センター(丹波市)がまとめた。頭数の抑制には毎年、全体の33%を捕獲する必要があるとし「現在の捕獲頭数は不十分」と指摘


06月12日 毎日新聞yahoo! 経由)
肉食魚オオクチバス:貪欲な捕食性、ため池で実証 短期間で水生生物激減 /宮城
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090612-00000044-mailo-l04

>「水生生物全体の1%に満たない数のバスでも侵入すればとどまることを知らない捕食性を示し、水生生物がたちまち減ると分かった」

調査は専門家による信頼度の高いもの。詳しくは上記リンクへ。


06月12日 毎日新聞yahoo! 経由)
琵琶湖:外来魚回収、最多に ノーリリースが浸透 昨年度17トン /滋賀
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090612-00000295-mailo-l25

>釣り人に、琵琶湖の生態系を脅かす外来魚のブラックバスブルーギルの駆除に協力してもらおうと、琵琶湖岸に県が設置した外来魚回収ボックスや回収いけすでの昨年度の回収量が、03年度の設置以来最多の17・4トンに

どの程度減っているのかまでは記事では定かではないのだが、とりあえず歓迎の方向で。


06月13日 時事通信(goo経由)
日本のネズミ、229年ぶり駆除=江戸時代の難破船から移住−米アラスカ州
 http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-090613X239.html

どの国でも、どの地であっても、外来種(この場合は侵入種)の根絶は困難を極めるということがよくわかる。

>昨秋に約10日間、250万ドル(約2億4500万円)の巨費を投じてヘリから駆除剤を空中散布するなど、大々的な作戦を展開。約26平方キロの島ではその後、ネズミの生息は確認されず、その代わりにライチョウハヤブサの巣作りが確認されるなど、生存を脅かされた鳥類が戻ってきたという。

>ただ地元当局者は「逃げ延びて再び子孫を増やすつがいがいないとは限らない」と指摘。ネズミ根絶の確認には、少なくとも2年間の継続観察が必要だと慎重な見方を示した


06月14日 河北新報(yahoo! 経由)
尾瀬でシカ捕獲本格化 食害や踏み荒らし深刻
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090614-00000034-khk-l07

こちらはもっと困難……な話。
尤も、アラスカとは予算の桁が違うけど。



◆ ◆ねえ、それなんていう原発利権? ◆ ◆

06月10日 日経エコロミー
二階経産相原発建設「推進が重要」 温暖化ガス削減中期目標で
 http://eco.nikkei.co.jp/news/nikkei/article.aspx?id=AT3S1001O%2010062009

06月12日 毎日新聞
温室効果ガス削減:「原子力発電40%以上に」−−自民電源調査会
 http://mainichi.jp/life/ecology/archive/news/2009/06/20090612ddm008040039000c.html

温暖化はもはや口実以外の何ものでもない件について。


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たぶん積み残しはこれで消化できたかと。
できれば明日はもう少し早い時間にエントリーアップしたいものです。
では、また。

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