11月08日のスクラップから

病気猫の病状に、あれこれ考えてしまいます。
天気が悪いと、考え方がナーバスになるようです。


スクラップを。


【ニッポンのエネルギー】

11月08日 日経エコロミー
都内の大手企業広告、深夜の照明自粛へ 09年春めど
 http://eco.nikkei.co.jp/news/nikkei/article.aspx?id=AS3B0604W%2008112008

きわめて賢明な判断。


11月08日 日経新聞
下水処理場太陽光発電 CO2削減、地震にも強く
 http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20081108AT1G0501V08112008.html

無駄なスペースの有効活用。それと、自然エネルギーの多くが地震などの災害時に比較的強いことは阪神淡路大震災の頃からさんざん指摘されているんだが、どうしてこの件がたまにしか出てこないのだろう。


11月08日 読売新聞(yahoo! 経由)
学校の太陽光発電導入を促進、企業が一部負担…政府方針
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081107-00000073-yom-soci

実用面はもとより、環境教育としても使えそう。企業も、下手な環境広告打つよりもよっぽど宣伝効果が大きいだろうし。

経産省の推計では、全国約3万2000校の公立小中学校の8割が太陽光発電を導入すれば、年間発電量は一般家庭15万世帯が太陽光発電を設置した場合の発電量に相当する5・1億キロ・ワット・アワー程度となる。これによって、二酸化炭素の排出量は、大手鉄鋼メーカーの年平均削減量に相当する年間約23万トンを減らすことができるという。

>政府は太陽光発電の導入を、発電量ベースで2020年に05年の10倍、30年に40倍に増やす方針で、公共施設での普及に弾みをつけたい考えだ。経産省は、文部科学省国土交通省環境省厚生労働省と連携し、道路、鉄道などにも同様の仕組みを作る考えだ。

ここまで薔薇色の予想を描くのは、揺り戻しもあるだろうからそうは問屋が……という気もするが、でもまあこのくらい大風呂敷広げた方が夢があっていいのかも。


11月08日 西日本新聞yahoo! 経由)
ヤシ油かすからエタノール 九工大が共同研究協定 マレーシアの大学と事業化へ
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081108-00000020-nnp-soci

ヤシ油を生産するためには貴重な熱帯の森林を潰さないと生産が叶わない、ということを、この九州工業大学のヒトタチは知って、こういうことをやり始めたんだろうか。



【開発とエコロジー

11月08日 毎日新聞yahoo! 経由)
揺らぐダム:「荒瀬ダム撤去」訴え噴出 知事が現地入り /熊本
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081108-00000198-mailo-l43

なんか、いくつか引用したいくだりがあったので、リンクをペタリと。

>住民は「約50年前にダムを造る時は、ばら色の未来があるかのような説明ばかりだったが、地元にはまったく利益がなかった」「ダムによって洪水が起きたことを知事は知っていたのか」「ダム湖にたまったヘドロなどで環境は破壊された。球磨川が宝ならば、ダムを撤去すべきだ」などと問い質した。

>また「たくさんの『ハコモノ』を建設し続けてきたことが県財政を悪化させたのに、そのツケを坂本町の住民に押し付けるな」という意見も

儲けるのはその工事を請け負う会社やダムの管理会社くらいというのは、今も昔も変わらない構造なんだな。



【希少種・絶滅危惧種

11月04日 AFPBB
ジンバブエ象牙3.7トン競売に、売上額に落胆の声も
http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/environment/2535138/3494190

落胆て。てか、もうそんだけの需要がない、ということだよ。

ジンバブエ政府関係者は今回の売上げについて、「もっと値がつくと思っていた。バイヤーが限られているとこういうことになる」と述べ、象牙の価格が思うように伸びなかったことに落胆をあらわに

ああ、こういう欲の皮の突っ張った輩の、性根の腐った台詞には、心底腹が立つ。



【本日の、新種】

11月07日 AFPBB
バヌアツで採取した卵からかえったヤモリは新種、仏自然史博物館
http://www.afpbb.com/article/life-culture/life/2536088/3501844

上のリンク先、新種のヤモリの写真がかわええ。すこぶるかわええ。



【今日の原発さん】

11月08日 毎日新聞
福島第二3号機:制御棒1本が誤作動 東京電力
 http://mainichi.jp/select/jiken/news/20081108k0000e040038000c.html

11月08日 共同通信
制御棒が誤作動、過挿入に=定期検査中の福島第2原発−東電
 http://news.goo.ne.jp/article/jiji/nation/jiji-081108X549.html
または
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081108-00000011-jij-soci

東京電力福島第2原発3号機(定期検査中)で、制御棒の動作試験中に、操作していない制御棒1本が誤作動し、定位置より約4センチ深く挿入されるトラブル。制御棒とは、原子炉が緊急時に燃料棒の間に挿入して核分裂を止める、停止用のシステム。原因は調査中。

>制御棒をめぐるトラブルでは、78年11月、福島第1原発3号機で制御棒5本が抜け落ちて臨界事故が起きたほか、福島第2原発3号機で93年6月、制御棒2本が抜け落ちた。過挿入は05年4月、柏崎刈羽原発3号機(新潟県)で17本同時に起きた。

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