07月07、08日のスクラップから
多忙なので、さっさとスクラップを紹介。
【みんな大好き 地球温暖化の話題】
07月 ダイヤモンド・オンライン
「地球温暖化で蝶の6割が北へ移動」 米国の生物学者が衝撃の警告
http://diamond.jp/series/worldvoice/10014/
国内でもボツボツ言われている昆虫の北上について、これは結構インパクトのある数字。
【バイオマスとエネルギー】
07月08日 ロイター
英国、バイオ燃料の導入ペースを抑制へ
http://news.goo.ne.jp/article/reuters/world/JAPAN-326269.html
または
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080708-00000269-reu-int
まあ、こんだけ騒がれていれば当然だわな、とも思うが。に、しても、たとえばニホンには、宮古島のバガスや大阪の廃木材プラントによるバイオマスのエネルギー化の例もあるように、ヨーロッパにはヨーロッパの土地にあった、それ相応のバイオのエネルギー源とその利用法があるんでね? という気もしなくはないんだが。詳しい人、そこんとこツッコミよろしく。
【化学物質 エトセトラ】
07月08日 時事通信(yahoo! 経由)
プラスチック原料の安全評価へ=ビスフェノールA、食品安全委に諮問−厚労省
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080708-00000119-jij-pol
業界の宣伝のためもあるんだろうが、たとえばこのビスフェノールAの場合であれば、安全性というよりもその危険性が「明確ではない」「よくわからない」ということが判明しているだけであって、けっして「危険性がない」ことが判明したわけではないにもかかわらず、そこんところを勘違いしているヒトがまだまだ結構いるようなので、こうした判断は妥当かと思われ。ぜひとも業界の圧力に屈しませんように。
【森林系】
07月07日 神戸新聞(共同)
先住民保護区で違法伐採 アマゾンの熱帯雨林
http://www.kobe-np.co.jp/knews/0001210619.shtml
こういう場合、よく地元の政府のふがいなさだけを責める類のハナシが出るのだけれども、その違法伐採の材はどこへと流れたのか、誰が買ったのか、誰が使っているのか、というところもまたその責任は大きいわけで。そこんところ無視してはいかんよな、という。
以下、基本的なデータ類に関するコピペ。
>ブラジルの有力紙グロボは6日、アマゾンの熱帯雨林の違法伐採について、昨年は全体の22%が先住民保護区など政府管轄地で起きたと警告する政府の内部文書を報じた。
>衛星画像の分析で判明した。アマゾン地域全体の違法伐採は前年比で20%減少したが、政府管轄地では逆に6・4%増
>アマゾン川流域は約620万平方キロで、その約60%がブラジル領内にある。原生林の約20%は違法伐採や開発などで失われた
【動物系】
07月08日 ロイター
米国領のサンゴ礁の半数、温暖化などで危機に直面=政府報告
http://news.goo.ne.jp/article/reuters/world/JAPAN-326277.html
または
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080708-00000277-reu-int
07月08日 神戸新聞(共同)
サンゴ礁の半数「不健全」 米海洋大気局の報告書
http://www.kobe-np.co.jp/knews/0001213500.shtml
>米海洋大気局(NOAA)は7日、米国が関係するカリブ海や太平洋などの15のサンゴ礁のうち、ほぼ半数が地球温暖化による海水温の上昇や沿岸の開発、漁業などにより「不健全」な状態にあるとの報告書を発表(共同)
>国立海洋大気庁NOAAのサンゴ礁保護プログラムの責任者、カッキー・アンドリューズ氏は「これらの兆候はわれわれの社会に直ちに行動するよう警告している」と(ロイター)
これは別に米国だけのハナシではない。コトは、対岸の火事にあらず、ということを意識しないと。
07月06日 朝日新聞
そっくりだけど、どっちも新種 トカラ列島のヤモリ
http://www.asahi.com/science/update/0706/OSK200807050141.html
地球という星の持つ「種の多様性」を、改めて強く認識させられるような発見。
07月07日 時事通信(goo経由)
14歳を初等少年院送致=公園の白鳥撲殺−水戸家裁
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/nation/jiji-080707X062.html
前の報道の続報が来たので、貼り付け。
【最近の原発さんとそのおともだち】
07月07日 日経新聞
制御棒を動かす装置に異常 女川原発2号機
http://www.nikkei.co.jp/news/past/honbun.cfm?i=STXKB0247%2007072008&g=K1&d=20080707
07月08日 毎日新聞(yahoo! 経由)
女川原発:2号機、制御棒の緊急動作に不具合 /宮城
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080708-00000123-mailo-l04
6日午前11時過ぎ、宮城県の女川原発2号機(運転中)で、制御棒1本に緊急時の動作ができなくなる不具合が発生したと発表。137本ある制御棒のうち1本を動かす装置で異常を確認し、部品の交換により約7時間後に制限内へ復帰したとのこと。
07月07日 産経新聞(yahoo! 経由)
原子力で覇権狙うロシア 「核のごみ箱」の懸念
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080707-00000901-san-int
>しかし、原子力が地下資源採掘と異なるのは、絶対の安全が求められることに加え、高レベルの放射性廃棄物である「使用済み核燃料」がつきまとうことだ。環境専門家の間では、ロシアが「核のごみ箱」になるとの懸念が強まっている。
ことはロシアだけの問題、とは限らない気が。
>一部原発では貯蔵容量の限界に近づき、大型核施設も数十年間の貯蔵しか想定していない。使用済み核燃料の放射能が安全な水準に達するには少なくとも1万年かかるとされるものの、将来の具体的な貯蔵計画はない。
計画はない、って。コイツら、一体どーするつもりなんだ?
>ノルウェーの環境団体「ベロナ」のニキチン氏は「ロシアには使用済み核燃料を安全に長期貯蔵する施設や技術も、それを再処理する能力もない。つまり『核のごみ箱』への道をたどることにほかならない」と話す。
見出しはここからとったわけだ。と、言っているような場合ではないんだが。
>「ベロナ」のコベツ氏は「マヤークの爆発(1957年)やチェルノブイリ事故(86年)を経験している国にあって、最も重要な情報公開と透明性を欠いていることが背景にある」と指摘
情報公開と透明性を欠いているのは、どこの国の原子力施設も一緒。
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