10月12日のスクラップから

いまだにはてなの仕組みのあれこれがわからずに困っています。
(間違えてつけたはてな☆を取り消したいけれどもやり方がわからない、など)
なんかもう自分のトロ臭さに萎えます。


スクラップを。


◆ ◆みんな大好き、地球温暖化の話題◆ ◆

10月12日 朝日新聞
温暖化進めば…真夏日2倍、熱帯夜3倍に 今世紀末予測
 http://www.asahi.com/science/update/1009/TKY200910090403.html

ニホンでの影響を、気象庁環境省とでまとめたレポートが9日に発表されていた。

>今世紀末に気温が3.2度上昇した場合、洪水や土砂災害、ブナ林や砂浜の喪失、熱中症などによる日本の被害額は年間約17兆円増えると試算した。

今家庭で毎年○○万円の支出増、とかっていう試算をしているけれども、そこをケチるとこういうツケが回ってくるよ、と。

>気候関係の試算は、最新の観測データをもとに、国連の「気候変動に関する政府間パネルIPCC)」の第4次評価報告書(07年)が想定する温室効果ガスの排出見通しに応じて3パターンで計算した。IPCCが想定する最悪パターンは計算しておらず、真夏日や熱帯夜がさらに増える可能性もある

と、いうことは、「最悪」のパターンの場合だともっと悪い影響が出る……と想像力を働かせないといけないわけだ。



◆ ◆希少種・絶滅危惧種◆ ◆

10月11日 読売新聞(goo経由)
名護の絶滅危惧アオサンゴ、6〜7割が白化
 http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/life/science/20091011-567-OYT1T00592.html

原因としては、海水温の上昇の影響が取りざたされている模様。

>水深の浅いところでは全体の6〜7割が白化していた。11日、日本自然保護協会などが現地調査を行って確認した。

>群落は、米軍普天間飛行場の移転予定地に近く、2007年9月に発見された。長さ約50メートル、幅約30メートル、高さ約12メートルで、世界最大級の規模という。

>アオサンゴは国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストで「絶滅 危惧 ( きぐ ) 2類」にも掲載されている。サンゴに詳しい国士舘大学の中井達郎講師は「大浦湾は大規模な群落が成長できる貴重な環境。弱った状態に、さらに人為的なかく乱を与えないようにすべきだ」と話している。


10月12日 朝日新聞
生物多様性の損失「減速目標の達成困難」 科学者ら声明
 http://www.asahi.com/science/update/1012/TKY200910110305.html

>人類の出現以降、生物絶滅のペースが100倍以上になっているとした上で、「生態系の変化や生物多様性の損失は加速し続けている」とした。

どんなに科学が発達したとしても、一度絶滅させてしまった生きものを蘇らせることは、まずできないのだから。



◆ ◆侵入種・移入種・外来種◆ ◆

10月12日 毎日新聞
生きもの危機:COP10を前に/2 尾瀬のシカ問題 後手後手の対応、捕獲作戦不発
 http://mainichi.jp/life/ecology/archive/news/2009/10/20091012ddm016040002000c.html

尾瀬にとっては侵入種となるシカ。その駆除をどうするか、という具体的手法の手詰まり感がなんとも。

>シカは2歳で妊娠可能となり、年に1頭ずつ子を産む。雌は生涯10頭産む計算になり、繁殖力が強い。一方でこれまでシカを襲っていたニホンオオカミは明治時代に絶滅し、ハンターも高齢化した。全国で銃を取り扱う第1種狩猟免許取得者は75年に約49万人だったが、04年には15万人に減った。

環境省がシカの捕獲を始めたのは00年。しかも、特別保護地区の外に限った。当時は尾瀬でシカを殺すことに否定的な世論が強かったためだ。栃木県・奥日光では尾瀬よりひと足早くシカの増加が問題化。94年に県は独自の管理計画を策定し、特別保護地区以外でシカの捕獲を始めた。これに対し、環境省は昨年、群馬県片品村奥鬼怒林道沿いにシカが尾瀬に進入しないよう、全長3・7キロのさくを設置したばかりだ。

一瞬、素で狩猟技術を覚えようかと思ってしまったり。というか、なかなかいい方策が思い浮かばない……

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